これで、パリ~ロンドンの旅行記の最後です。続けて読んでくれた皆さん、どうも有難うございます。それでは、どうぞ!
ロンドンにて!
私たち一行は、ヒースロー空港に着きました。私たち親子は、帰りの荷作りの時に、口喧嘩になり、私は、
「二度と母ちゃんと旅行にはいかん。」
母は、
「良かよ、行かんでっちゃー。」
もう、帰るものだから妙な開き直り。
私は、あきれて途端に無口になりました。私は、離婚して軽い人間不信になっていたのですが、この旅行で完全な人間不信になっちゃいました(笑)
ただ、何事もなく母を日本に連れて帰れるのが、充実感であったのは確かです。が、母はそんな事知った事じゃなくなりふり構わぬ行動を最後までするのです。
ヒースロー空港の中で、
「何も御見上げば買うとらん、何か買わなーいかん。」
私は、
(その、御見上げを買う使命感って何?)
と思いながら、
「そうね、なら一人で買ってこんね。」
「今、空港内は厳戒態勢やけん、一人でも大丈夫やけん。」
その時のヒースロー空港は、凄い数の警官が警備にあたっていました。
母は、
「あんたは、何かいらんとな?」
私、
「俺は、何もいらんって、ちょっと疲れたけん、ここのベンチで休んどくけん、一時間後にここで会おう。」
というと、母は広いヒースロー空港の中で買い物をしに行きました。
私は、今度旅行に行く時は、ツアーではなくて一人で旅に行こうと決心しました。
わずらわしくなくて、自由に自分の時間で旅行ができるし、他人に関わらなくて良いと思いました。
その後、険悪な関係のまま、福岡に着きました。無事に福岡に着いたのですが、空港で帰りの駐車場までの送迎バスで、また、あの長崎からのご一行と一緒にならなければいけなかったのです。乗れる人数は5人で、私達は、後ろの荷物を乗せる席に座る事になりました。本当にずうずうしい人達でした。子供や障害がある老人がいたので仕方なかったのですが。車で40分くらいで家に着き母を降ろす時、
「もう、母ちゃんとは絶対に旅行にはいかんけん、これが、最後やけん。」
と、はっきりと言い、
「おやすみ。」
母は、
「そうな、おやすみ。」
と言いました。これで、この旅は終わりました。
ロンドンにて!
私たち一行は、ヒースロー空港に着きました。私たち親子は、帰りの荷作りの時に、口喧嘩になり、私は、
「二度と母ちゃんと旅行にはいかん。」
母は、
「良かよ、行かんでっちゃー。」
もう、帰るものだから妙な開き直り。
私は、あきれて途端に無口になりました。私は、離婚して軽い人間不信になっていたのですが、この旅行で完全な人間不信になっちゃいました(笑)
ただ、何事もなく母を日本に連れて帰れるのが、充実感であったのは確かです。が、母はそんな事知った事じゃなくなりふり構わぬ行動を最後までするのです。
ヒースロー空港の中で、
「何も御見上げば買うとらん、何か買わなーいかん。」
私は、
(その、御見上げを買う使命感って何?)
と思いながら、
「そうね、なら一人で買ってこんね。」
「今、空港内は厳戒態勢やけん、一人でも大丈夫やけん。」
その時のヒースロー空港は、凄い数の警官が警備にあたっていました。
母は、
「あんたは、何かいらんとな?」
私、
「俺は、何もいらんって、ちょっと疲れたけん、ここのベンチで休んどくけん、一時間後にここで会おう。」
というと、母は広いヒースロー空港の中で買い物をしに行きました。
私は、今度旅行に行く時は、ツアーではなくて一人で旅に行こうと決心しました。
わずらわしくなくて、自由に自分の時間で旅行ができるし、他人に関わらなくて良いと思いました。
その後、険悪な関係のまま、福岡に着きました。無事に福岡に着いたのですが、空港で帰りの駐車場までの送迎バスで、また、あの長崎からのご一行と一緒にならなければいけなかったのです。乗れる人数は5人で、私達は、後ろの荷物を乗せる席に座る事になりました。本当にずうずうしい人達でした。子供や障害がある老人がいたので仕方なかったのですが。車で40分くらいで家に着き母を降ろす時、
「もう、母ちゃんとは絶対に旅行にはいかんけん、これが、最後やけん。」
と、はっきりと言い、
「おやすみ。」
母は、
「そうな、おやすみ。」
と言いました。これで、この旅は終わりました。
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