カムチャッカの東海岸、ハラトィルスキー海岸とそこに自生する花を紹介したい。
カムチャッカ州の州都ペトロパブロフスク・カムチャツキーが面するアヴァチャ湾とは違って、
ハラトィルスキー海岸は、アヴァチャ山などの火山地帯の東端に位置し、荒々しく激しさを感じさせる海岸で黒砂海岸とも言われる。
チシマフウロ。
ヒオウギアヤメ。東シベリアから極東、北米西部に分布する。太平洋を挟んで、北米でもこの花が見られるのですね。
これは・・・・どこでもおなじみのレッドクローバー、アカツメクサ。この地で見ると何となく威厳を感じて思わず写真に収めた。子供のころを思い出して、花の蜜を吸ってみると、甘かった♪
ガンコウラン。ツンドラ草原や海岸に地を這うように広がって咲く。
ハスカップ。これは、北海道の苫東で見られる果実でジャムになるが、ビタミンCが多くてカムチャッカの人々にも人気の様である。
ハマナス。海岸全体がこのハマナスの香り(バラの香り)で、とってもいい香り~♪ 夏の終わりになると、地元の人々が、ハスカップやハマナスの実を摘みにこの海岸にやってくるという。
ハマエンドウ。
6WDを運転してくださったドライバーさん。一人で海の前にたたずんでいたので、失礼して一枚撮らせて頂いた。荒々しいカムチャッカの海にたたずむ姿が、絵になっていた。この海岸を真直ぐ進むと、アラスカです。北海道は右手(南)になる。
ドライバーさんしか見えなかったが、目をこらすと向こう側に人の気配を感じたので望遠で失礼する事に。肉眼では無理でも、カメラは凄いですね?
私の代わりに物を見てくれます。
カムチャッカの短い夏の海をたのしんでいるのでしょうか?手前に恋人同士、向こう側に寛いでいるとみられるグループの人々がいます。
実際は沢山のお花が咲いていて写真に収めたが、ごく一部を紹介。
とても夏の海とは思えない、荒々しい海。この黒砂は、カムチャッカの火山噴火物の軽い成分が風化、浸食によって洗い流され、チタンや磁鉄鉱が集積してできたものである。カムチャッカの風景は、油彩画にしようと思う。
3月にアップしたドバイのアラビア海の白砂、砂漠の黄砂、そして、カムチャッカのハラクトィルスキーの黒砂は、余りに違いすぎる。
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これらの違いが、地球の姿なのでしょう。
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