人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

老いの涙

2018年01月04日 | 日記

「老いの涙」という言葉があるかどうかは

知らないけれど

まあほんとに老婆の私は

よくもまあこれだけ、と思うほど

涙を流します・・・

ほんのちょっとしたことでも涙。

嬉しくても涙。

ほんのちょっとした思い出にも涙。

息子たちのことを思って涙。

孫たちのこと思って涙。

両親の思い出に涙。

映画の忘れがたいシーンに涙。

こっそり打ち明けるとただ一つ

涙が溢れないのはお嫁さんのことでした・・・

涙は生理現象ですから、はい、

私の責任じゃありませんよーー

これはどうしようもありません、

死んだからといって泣いてくれる人ならね・・・

涙、涙の老後は

別に不幸せだからではなくて

ただの老化現象なのでしょうね。