宅録ミュージシャン雑記「月の裏表・総集編」~trifling beetleブログ~

宅録ミュージシャンtrifling beetle
が書き倒してきた怒涛のブログのバックアップ(笑)

少年の日の思い出

2012-07-14 22:21:49 | 日記


そういえば..少年の日の思い出というヘルマンヘッセの短編を、以前探しまくっていたことを思い出した。

図書館にも本屋にもない。
本屋もアバンティとかジュンク堂に行きまくって何度も探したけど。
とうとう見つからないまんま、ずっとそのこと自体を忘れていました。

この話は高橋健二訳で、日本の国定教科書に掲載され続けているもの。
ところが、この作品はヘルマン・ヘッセ全集にも収録されておらず、ドイツでは殆ど知られていない。

もともとは『クジャクヤママユ』と言うタイトルで、ドイツで発行された単行本や全集に収録されているのは、すべてこれとのこと。

教科書に載っている「少年の日の思い出」は、1911年の「クジャクヤママユ(Das Nachtpfauenauge)」を改稿したものらしいです。

中学の教科書で初めて読んだ時、思春期の心に、何とも言いようのない痛みを感じたました。
その後も頭の中のどこかにずーっとあったんですが、十年前くらいかな、ふいに猛烈の読みたくなって探したんですが、ない!!

ヘッセ全集なんかやったらあるやろと思い長岡京市立図書館に行ったけどそれ自体がない!!ない!!!

最近「デミアン」を読み返したんですが、よしもう一度探して、今度こそ読もうという気になりパソコンで探す。
便利だな(笑)。

昔、見つからなかったのも当たり前。
ヘッセ全集にしか載っていなかったのでした。
しかもタイトルは「少年の日の思い出」にあらず。

Nachtpfauenaugeは、文字通り訳すと「夜の孔雀の目」。
孔雀の目とはあの目のような蛾の模様のこと??
「蝶のその目に全てを見られていた」という意味合いもあるのかなと。

自分自身が付けた傷は、小さくても鋭くて深い。
あの頃感じた痛みは、どこかであの頃の自分の持つ痛みとつながっているんだろうか?

まあ、もうかなり昔のことで、本を読んでも思い出さないだろうな(笑)。


さてさて、セブンイレブン、もしくはアマゾンで探して注文や。








ナガハタゼンジ(Zenji Nagahata) - チョコレートシティ大作戦!(PV) - YouTube


SMAP - たいせつ - YouTube



2012年の「ラブジェネ」

2012-07-12 22:18:54 | 日記


ラブジェネ第5話-ダイジェスト【前編】 - YouTube


何となく動画サイトで見かけた「ラブジェネレーション」を、一話から全部見てしまった(笑)。

1997年にリアルで少し見たことはあるけど、そんなにハマったわけでもなかったです。

ただ松たか子がめっちゃはっちゃけてるなと、それがなんか斬新で。
ストーリーとかは殆どわからなかった。

2012年の今、こうやって改めて観ると、なんか結構笑える。
痛いって感じじゃなくほのぼのというか。

まあもう15年くらい前の話なんで、時代も感じるんですけどね。
キムタクも若いし!でもキムタクと松たか子の掛け合いってなんか自然すぎて、違和感がない。
ある意味、さんまと大竹しのぶみたい(笑)。
イラッとすることもないし、鬱展開もそんなになかった気がするし(笑)、しまりなさとかはまったく感じなかった。

最後まで見て「あ~損したな」感はなく、当時の自分のことなんかを思い出したりして、正直よかったです。

ドラマの中で「MIB」なんかの映画広告看板が出てくるのも懐かしい(笑)。
観た観た「MIB」は、当時、リアルタイムで。
「タイタニック」を観に行ったはいいが、ものすごい行列に恐れをなして代わりに観た映画なので、特に観たかったわけでもなかったんですが..。

また、サッカー日本代表がワールドカップフランス大会に出たという会話もあったけど、そうそう、あの頃はアジア予選で、世間は異常なほど熱狂していたよな~。
11月16日の「ジョホールバルの奇跡」、イラン対日本は確かに夜なべしてみてたわ(笑)。
試合を見たいが故に高速をぶっ飛ばして帰って、切符を切られた知り合い(笑)もいたし(笑)。

1997年って特にどってこともない頃だったんですが、こうやって、ドラマの中から見るというか、改めて別の角度から見ると、すごく平穏でシアワセやったんやなと思う。

まあ、過去は過去であって、それを今にすることは出来ない。
それに過去はそれ以上でもそれ以下でもない。

ないけど、時々振り向かないと、とんでもない忘却の彼方に行きそうだな、思い出や経験、記憶というものが。



蛇足っすけど、キムタクがドラマでしゃべってる台詞「水原っ~~~っ!!」ってのが、「ピザ~~~ラッッ!!」に聴こえます、聴こえるんです(爆)!!!!

なんでかな??いやいや..。






True True - Cagnet - YouTube

秘密の花園 - 松田聖子 - YouTube

松たか子 幸せな結末 - YouTube



昨日のスマスマで松たか子さんがゲストのとき、木村くんとのやりとりがどうも本当... - Yahoo!知恵袋

10.19

2012-07-10 22:13:32 | 日記
1988年のいわゆる「10・19」で、近鉄は優勝を劇的に逃しましたが、この悔しさを晴らすべく、王者西武ライオンズに挑んだ1989年。
10月まで近鉄、西武、オリックスの3 つ巴の大混戦が続く中で最後の西武3連戦を迎えました。

初戦は渡辺久信を攻略し先勝、これによって自力優勝の可能性が復活。
翌日が雨で試合が流れ、ダブルヘッダーとなって10月12日に組まれることになりました。
第1試合はブライアントのソロアーチが飛び出す。
しかし5回に1点をまた追加され1-5。
再び4点差。
球場の近鉄ファンに重苦しい空気が流れる。

6回、思わぬところからこの試合最大の見せ場がやってくる。
先頭の真喜志康永の四球を足がかりに大石大二郎・新井宏昌が連続ヒットで無死満塁のビックチャンスを作る。

そしてここで迎えるバッターはブライアント。
球場がにわかにざわめきはじめる。

ブライアントの同点満塁ホームラン。

完全に流れは近鉄へ。

西武は 8回からエース渡辺久信を送り込む。
迎える先頭打者はブライアント。
この男はまたしても打った瞬間にそれとわかる特大ホームランを放つ。
決勝ホームラン。

ブライアント一人でチーム全得点を叩き出しました。

こうやって第1試合を制した近鉄は第2試合、2-2の同点で迎えた3回に、また、してもブライアントがセンターバックスクリーンへ勝ち越し弾。
この後西武投手陣はつるべ打ちにあい14-4のワンサイドゲームで三連勝。

翌日オリックスがロッテに破れ、近鉄にこの年初めてのマジックナンバー「1」が点灯。
翌14日、本拠地藤井寺球場で近鉄は歓喜の瞬間を。

日本シリーズでは、三連勝四連敗(笑)。
三連勝後のインタビュー台でのあの某投手の「巨人はロッテよりも弱い」発言が有名ですよね。

あの時は近鉄初めての日本一は間違いないなと思っていましたが。

その後日本一に唯一なっていないチームとして球団の歴史に幕を下ろしたのも皮肉。





I STAND ALONE - Takako Matsu - YouTube

ほんまに気持ちが悪い..

2012-07-07 22:08:24 | 日記









時々、自然界の造形美に恐れおののきます。

昔、庭に楓を植えていたのですが、これに黄色やらオレンジ、蛍光グリーンなんかの派手派手な体の毛虫がワンサカと湧き、その毒に苦しめられました(笑)。

イラガと言うんですかね?

とにかくあっという間にミミズバレ。

あんなに派手な色をしたものが数十匹も湧いていると、薄気味が悪いです。
アレにイロイロと付きまとわれているみたいwww!

ところで「動物の奇跡的な体」..と言うものの画像を集めたサイトがあります。
「検索してはいけない言葉」で検索すると出るのですが(笑)。

あまり見て気持ちのいいものではありません。
はっきりいって相当気持ち悪いです。

..と、言いつつ見てしまう人は多いみたい。





Seven Days, Seven Nights-宮沢和史(THE BOOM) - YouTube



1981年の秋の気配

2012-07-05 22:04:27 | 日記



麦は夏の終わりに渋く色づく。
で、その隣では稲がこれから穂をまさに垂さんとする。

あのコントラストは本当に素晴らしいし、逝く夏を否が応でも痛感せざるを得ないです。
圧倒的な寂寥感。
もしくは、鮮やか過ぎる憂鬱間。

見ていると春から夏へと小走りに駆けて来た過程を、苦く、甘く、深く後悔しながら、とてつもなく自分に腹を立てながら振り返ってしまいます。

なんか僕にとっては、あのコントラストのある景色は内罰化の権化である(笑)。
本当にどうしようもなくシュンとしますわ~。

1981年の秋にはじめてあのコントラストを観ました。
そのときの僕はホンマに穏やかで、でもなんとなくざわざわしていました。

安堵とは程遠い安らぎ。
そんな中、夏の終わりから徐々に麦畑が色づく。
濃緑の田園とのコントラストが妙に胸に沁みてくる。
赤とんぼが異常に多い。

そんな環境で迎えた秋。
トンビがたくさん空を徘徊していたのも憶えています。
夏は本当にあっという間に過ぎていきましたしね。

京都商業(現京都学園)の甲子園準優勝はなんかすごいことをやってしまった感じ。
で、あまり実感がないまんま秋が来て。

オフコースの「秋の気配」って歌が今でも好きなんやけど、なんか寂しい感じで秋がおとづれる感に、いつまで立っても心が落ち着かなかったです。

親父と刈り取った後の田んぼを見ながら色々とこれからの事なんかに関して話しあったなぁ。
結局どうしていいか、どうするのがいいのかはまとまらなかったけど。

まあ、あの時はそれで一杯いっぱいだったんだろうかな。






オフコース 秋の気配 - YouTube