ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

福岡のハラスメント土壌

2019-07-18 | セクハラ・性暴力

先日、性暴力に反対する野外集会に参加しました。

当事者、支援者、弁護士、有識者などが、男女問わずリレーのようにスピーチをします。

色んな当事者が勇気を出して、マイクをとっていました。

私も、ブリヂストン甘木工場でのセクハラ、嫌がらせ、そしてその組織ぐるみでの否認、

果てにはパワハラによる雇い止めという最悪の行為に遭い、精神が破綻した経緯を話したい気持ちでしたが

上手にスピーチできないし、話しながら泣いたり動悸の発作が起きたりして大変なことになる恐れもあったので

自粛しました。代わりにこうやって発信しています。

その野外集会に、私の仲間のリーダーの男性が来てくれました。すごく嬉しかったです。

男性はちらほら、記者、行政の実態を詳細知っているなどの有識者、支援者、被害者家族などがいても、やはり参加しにくいと思いますが。

性被害者は男性にもLGBTにもいるけれど、圧倒的多数は女性であり、性暴力を認める野蛮な社会に抗議する集会です。

子守をしてくださいました…すみません。

 

福岡のハラスメント土壌について、男女問わず色んな人が触れられ、非常に共感しました。

福岡の根強い男尊女卑とハラスメント土壌は、疑いの余地なく強烈にあります。

DV被害者支援者の間で、福岡のDVの比率の高さはよく知られていることです。

よく、女性議員さんとかが、久留米は女性運動がすごく熱い!と褒めたたえるけど、それは久留米がそれだけそういう地盤だからです。

 

ブリヂストン甘木工場での出来事は、福岡ならではの事件だったのかと思ったりします。

私は色んな土地に住んだけど、ここまで酷い職場は本当に初めてです。想像を絶する言動に毎日晒され続けました。

よその土地から来た人が、驚愕している声もよく聴きます。この土地から出て行きたいって。

 

とても怖いです。私はこの土地が、怖い。

 

ハラスメントが当たり前で、業務の運営も滅茶苦茶で非常識すぎる(参照:「最高の品質で社会に貢献」の実態)のが当たり前で、

それに迎合しなかったら「コミュニケーションできない」とコミュ障扱いされました。

コミュニケーション不全なのは、かれらの方です… (関連:「コミュニケーション能力」

 

でも福岡で、仲間に出会えました。かれらはこんな土壌の中で、闘っている人達で信頼しています。

この福岡で闘っているかれらの不屈の精神に敬服します。


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