ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

その情報を言っていい相手とダメな相手

2019-12-14 | 社会・政治のこと

障害年金、生活保護、生活困窮者の為の給付などを受給している人の多くは、

そのことを人に話したがらず、この人になら大丈夫と自分で見極めた人にしか話しません。

そういう手当を受けていることがこの日本でなんと言われるか、知っているからです。

もしその時には理解を示してみせても、後でなにかの拍子になにを言われるか知っているからです。

だから、当人に無断でその情報をばらされた時のショックは相当なものです。

ばらした人が大丈夫と思っているだけで、当人は大丈夫と思ってはいません。その見極めは、本人がしないといけません。

 

また、田舎の方では離婚をしていたり未亡人であったり未婚の母であることも、それが周囲(特に職場)に知られると

その女性に多大な不利益をもたらすことが往々にしてあります。都会の人にはわからないでしょうけど、福岡の田舎では

「男の後ろ盾」があるかないかで、女性が外で受ける社会的待遇が違ってくるのです。野蛮なことですが。

もちろん表向きには区別・差別をしていない風でも、水面下ではそれが弱い者いじめとして当人に不利益をもたらします。

そうやって漬け込む人がおかしいとかそういう評価に関わらずその現象は実際にあります。

その不利益への責任はとれません。堂々としてりゃいい、跳ね返せと自分は平気でも、その人が平気とは限らない。

こういった情報は特に慎重に取り扱うべきものです。

 

差別心や予断と偏見を隠し持っている人は、どんな場所にもいるのですから。

 

また、障がい者の診断を受けているということも、言っていい相手と言ってはいけない相手がいて

慎重に取り扱うべきものだと思います。表向きには理解している風にしていても、差別心を隠し持っている人は

遅かれ早かれいずれそれを出してきて(例えば自動的な上から目線とか説教とか)、当人が傷つくことになります。

 

見極めは、自分ですべきことです。

自分の精神を守るために、それを脅かす事態を予防することが賢明だと私も思います。

 


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