ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

「迂遠なる時間」のおじちゃん②

2020-04-02 | 社会・政治のこと

――「反商品的なものですら、周到に、アリ地獄のように商品化してゆく」消費資本主義――

辺見庸さんの書籍を買ってみました。家の本棚には、家族が昔買ったのが4、5冊ありました。

(関連: 「迂遠なる時間」のおじちゃん   「ハートウォーミング」の擬装 

純粋な幸福   「純粋な幸福」2019年  ――われらを毀損してくるものを、倍返しで冒瀆せよ!――

相模原やまゆり園障害者殺傷事件をモチーフにした「月」2018年や「反逆する風景」1995年も、読んでみます。

 

数十年前にうきはに来た時も、今と同じあの帽子と黒っぽい服装だったそうです。ずっと同じ恰好で、飽きないのかな。

「純粋な幸福」に書いてある詩は、難解なものが大半でしたが中には、心の真ん中を針で突っつくものがありました。

彼の文を読んでいると、生きてる中で頭によぎっても 現実社会にすぐにかき消されたりあるいは自分でかき消したり

してきたことを 活字でまじめに書いてあるので なんというか ショックみたいなものがあります。

勿論悪いショックではないです。私に限らず、轢殺されかき消され続けている一瞬の声に、辺見さんの詩は

存在認可を与えてくれ 言っていいんだと思えました。  脳内辺見:「それが詩というものさ」

 

      

 



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