世界☆遊悠トラベラー

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バリ島編11 ぐるっとバリ島ツアー4:レゴンダンスが観たい!

2010-01-14 12:23:12 | インドネシア・バリ島
久々のバリ島編です

バリ島旅行でもっとも楽しみにしていたのが伝統舞踊鑑賞。
バリの舞踊にはさまざまなものがありますが、その中でどうしても観たかったのが“レゴンダンス”です。レゴンダンスとひとくちに言っても実はいろいろあるそうですが、一般的にはレゴンクラトン(宮廷舞踊)を指すそうで、女性の華やかな衣装が目を引きます。
しかもウブドでは、このレゴンダンスを、いまでも王様の子孫たちが住んでいるウブド王宮(プリサレン宮殿)で観られるというから、ますます嬉しくなります。神秘的なガムランの調べ、エキゾチックな踊り子さんたち、そして場所は本物の王宮・・・。
“これぞバリ!”って思いませんか

この日は、朝からず~っと買い物三昧で、やや疲れていたのですが、ガイドのプタラさんの案内で、夕方6時頃にウブドの王宮前に到着しました。
レゴンダンスが始まるのは夜7時30分。
王宮前には、怪しげなチケット売りのおじさんやおばさんがウロウロし、観光客に声をかけています。
座席は自由席なので、良い席でダンスを観るためには7時には劇場に入った方が良いとのこと。それまでは、自由時間となりました。

しかし

なんとここで、また雨が降ってきたではないですか。
しかも、この日は1日車での移動ということだったので、3人とも傘を持っていませんでした
どうしようかと相談していると、一度は車で待機するために立ち去ったプタラさんが走って戻ってきて、傘は持っているか? と聞きます。
持ってないと言うと、プタラさんが、用意していた傘を、自分は雨に濡れながら車まで取りにいって貸してくれました ←まさにこんな傘
自分の分はないのに・・・。本当に親切です

さて、7時に王宮の前に戻ってくると、今日は雨のためダンスは王宮ではなく、隣の屋根付きの集会場で行うことになったと、プタラさんが教えてくれました。がっかりしましたが、気を取り直して劇場入り口でチケットを購入。ダンスのストーリーが日本語で書かれた紙を渡され、中へと入りました。
30分前だというのに、座席の中央部分は早くも会場の半ばまで埋まり、もう少し早く来た方が良かったかなとも思いましたが、なんとか席を確保(ちなみに、途中で満席になると、舞台上の端の方にまで急遽座席が用意され、そこにもお客さんを座らせていました。なんとも商売熱心です )。劇場入り口で購入したお水を飲みつつ、わくわくしながら待っていると、7時半に、舞台上に正装をした男の人たちが出てきました。


いよいよ開演です


男の人たちがガムランを演奏します。まるで、神様が降りてきそうな雰囲気。


踊り子さん、キレイです
ここで、旅行直前に買ったSONYの「Cyber-shot DSC-TX1」の手持ち夜景モードが威力を発揮。
暗い劇場内で舞台から5メートル(もっとか?)は離れていたのに、舞台上の明かりだけで動いている人物をこんなにキレイに撮れるなんて、カメラの性能にも感激です。




踊りはこの人が一番上手でした。


入り口でとどまってつかみ所のない動きを繰り返し、なかなか舞台中央に出てこないおじさん。ちょっと笑ってしまいました。


フィナーレ。

レゴンダンスは、男性の激しい踊り、女性の優美な踊り、ちょっとユーモラスな場面など、変化に富んでいて、最後まで飽きずに楽しめました。ちなみに、ウブドではさまざまな場所で、さまざまな劇団が、さまざまな種類のダンスを上演しているそうですが、プタラさん情報では、火曜日と金曜日のレゴンダンスの劇団がとても上手で、地元の人に大変人気があるそうです(ちなみにこの日は日曜日でした)。

・・・つづく。