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世界☆遊悠トラベラー

トルコ、タイ、マレーシア・・・次はどこに行こうかな?

モロッコ編14:カラテさんとマラケシュ観光1

2010-07-20 10:58:05 | おかぴのモロッコ
さてさて、モロッコ編も14にして、やっとマラケシュ観光に突入です。



と、その前に、まずはホテルを出たところの景色。



ホテルは新市街なんですが、どうです? キレイでしょう? 本当に建物が赤いでしょう?
薄曇りなのであんまりキレイに見えないでしょうか? 
実は、この花壇のお花はぜ~んぶバラ。赤レンガ色の街と木々の緑に華やかなバラの花がとっても似合っていて、本当に素敵でした
(バラのアップの写真は撮り損なっちゃいました


そして、通りに植えられた木には、





オレンジがたわわに実っていました。
街中のあちらこちらで大量に実をつけたオレンジの木を見ましたが、取っていく人の姿は一度も見なかったな~。
オレンジを勝手に取ったら罰せられるとか、そんな法律でもあるんでしょうか?


■メディナ探索にしゅっぱ~つ

ホテルからは、カラテさんの運転する車でメディナ(旧市街)へと向かいました。
赤い城壁が、通りの向こうに少しずつ見えてきます。

そして、ついにやってきました~



マラケシュのシンボル、クトゥビアです(近すぎて全体像が入らない・・・)。
ミナレット(塔)の高さは約77m。モロッコ編11でも書きましたが、マラケシュでは法律で、市内の建物の高さはクトゥビアのミナレットの高さを超えてはいけないそうです。
もともとはモスクとして、かなりの年月をかけて建設され、1192年に完成したそうですが、いまはモスク部分は瓦礫と化していました。
(カラテさんは、いまも使われていると言っていたような気がしますが、どこがどう使われているのかは、舞い上がりすぎてて忘れちゃいました)



クトゥビアの前(?)には庭園があり、ここも、バラがとってもキレイでした。
歩きながら撮ったので、構図がイマイチですが。






テンションが上がりすぎて、訳がわからなくなった状態で記念写真を撮りまくります。



クトゥビアをバックに。






カラテさんと。ガイドさんて本当に大変ですよね~、賑やかな女3人を相手にしないといけないなんて
ちなみに、私(写真中央)が着ている赤い服は、ドバイでトランジットをしているときに買っちゃったものです  
だって、アラブの街歩きに合いそうだったんだもん






なんだか楽しそうですね~。
これは、葉っぱで見分ける甘いオレンジの見分け方の講義を受けているところ。
言葉で説明するのは難しいのですが、葉っぱの付け根に段ができていなくて、なめらかになってるのがいいそうです。






マラケシュ名物の水売りのおじさんと。
別に一緒に写真を撮りたかったわけではなかったのですが、カラテさんが気を利かせて、こっそりチップを奮発してくれたらしく、すっごく嬉しそうに3人もやってきました。
左のおじさんのはちょっと違う気がしますが、普通は斜めがけした羊皮の袋に、人肌に温まっているであろう水が入っています。
滞在中には何度か、お金を払って飲んでいる人の姿を見かけました。
器は洗いそうもないので、おそらく、知らない誰かと仲良く回し飲みすることになるんでしょう。
ちなみに、この日は曇っていたので、たいして暑そうに見えないかもしれませんが、実際には陽射しが猛烈に強く、湿気がないので肌がヒリヒリしてヤケドになりそうなほどでした。
たまたま午後4時頃に街中で見た温度計の気温は、なんと37℃。そりゃあ、暑いはずです。
なもんで、おじさんたち、汗びっしょり
衣装もたぶんめったに洗わないんでしょうね・・・。猛烈に汗臭く、そして腕はじっとりしてました
肩に回されたおじさんの腕から逃れたいっっという気持ちと戦いながら、せっかくなので、せいいっぱいの笑顔です
うん、われながら、なかなかよく笑えてますな。

・・・つづく。

モロッコ編13:ガイドのカラテさん

2010-07-15 10:03:49 | おかぴのモロッコ
一夜明けて、マラケシュ観光初日

いわゆる観光スポットである歴史的建造物などを、1日で効率的にまわってしまいたかったので、この日だけ、日本語ガイドを手配しました。
お迎えは10時の約束だったので、朝8時に起きるつもりだったのですが、興奮していたのか6時に目が覚めてしまいました。他の2人はまだ寝てるし・・・と思ってがんばって寝ようとしたのですが、まったく眠れず。結局7時にはソロソロとベッドから起き上がりました。すると、他の2人もむっくり起き上がるではないですか。
前日あれだけ疲れていたのに、結局、みんな興奮で早く目が覚めてしまっていたわけです。
遠足前の子どもみたい


■朝8時30分に電話が・・・

早速、着替えたり、お化粧をしたり、街歩きに持って行く荷物を用意したり、ガイドブックを見ながらどこに行くかあれこれ話し合ったりしている間に時刻は8時30分。とりあえず、貴重品をセキュリティボックスに入れて朝ごはんを食べに行こうとしたのですが、セキュリティボックスのテンキーが反応しない・・・
フロントに預けるしかないかと思い、ひとまとめにしてロビーに持って行こうとしていたところに、今度は部屋の電話が。
その内容は、「フロントだけど、あなたにお客さん来てるよ」とのこと。
・・・もしかして、ガイドさん?

待ち合わせの1時間半も前だったので、いぶかしく思いながらも、ちょうどフロントに貴重品を預けようと思っていたのでロビーに行くと、やっぱり、来ていたのは日本語ガイドさんでした。



ガイドの“カラテさん”です。
最初は、「またぁ、冗談ばっかり」などと思っていましたが、本名でした。
Krati Abdelmounaim(カラテ・アブデルモナィム)さんというそうです。
本名でつかみバッチリとは、日本語ガイドになるために生まれてきたようなもんですね。
ヒゲもじゃだし、サングラスをかけているので一見怖そうに見えるかもしれませが、サングラスを外してニッコリ笑うと、結構かわいい顔をしています。

ちなみに、6月25日に放送されたBS TBSの地球絶景紀行「静寂の大地サハラへ」(モロッコ)という番組をたまたま見ていたら、カラテさんが出てきてビックリ
思わず、「うわぁ、なにやってんの~ 」と叫んでしまいました。
ガイドをしていただいたときに、日本のテレビ番組のコーディネートをしたと言ってたけど、まさかこの番組だったとは・・・。驚きました。
いてもたってもいられず、携帯に電話をしてみると、「いまはメズルーガにいて、8月いっぱいまではガイドの仕事でサハラにいる」とのこと。
いいな~、いいな~、私もサハラに行きた~い。

そういえば、TBSの「世界ふしぎ発見」の7月17日の放送は、なんとモロッコ  
(そして、24日はトルコ。やったぁ、ラッキー
ビデオ予約しなくっちゃ


■すごいテクニシャン

ところで、カラテさんが言うには、旅行会社からは9時にお迎えに行くようにと言われていたそうです。でも、私たちの書類には、バッチリ10時って書いてあるし、仲介したモロッコの旅行会社、いいかげんだな~

待たせるのはイヤだったのですが、朝ごはんも食べてないし、10時まで待ってくれるということだったので、とりあえず、できるだけ早く支度をすることにして、フロントに貴重品を預けに行きました。
するとフロントのおばちゃん、あからさまにイヤ~な顔をして、「預からない」とキッパリ。部屋にテクニシャン(技術者)を行かせるから、待ってろと言うのです。
ほんとにすぐに直るのかな~  と若干不満に思いつつも部屋で待っていると、10分ほどして、一人の50代くらいの恰幅のいいおばちゃんがやってきました。
そして、部屋に入って来るなりおもむろにセキュリティボックスのテンキーを力一杯 “グイ” っと押すと、“ピッ” という音とともに見事に数字が表示されました。

・・・つまり、おばあちゃんがテレビをたたくと見られるようになる、的な?
確かに、すごいテクニシャンです。

なにはともあれ、問題はすべて解決したので、われわれ3人は次のミッションである朝ごはんへと向かいました。


■毎朝同じメニューでした。

ある日の朝ごはん。



正面奥から時計回りに、チョコクロワッサン、モロッコのパンケーキ「バガリール」(プツプツした穴が特徴。溶かしバターとハチミツをたっぷりかけていただきます)、白身魚のすり身の揚げたようなの、マッシュポテトを香草(たぶんバジル)と一緒に焼いたもの、オリーブ、プチ焼きトマト、ソーセージ、煮豆。このほかにも、野菜炒めやサラダ、フルーツ、オムレツ、ゆで卵、ドリンク各種、パン各種などもありましたが、朝食は基本的に、毎日同じメニューでした。



こちらはハリラ。ハリラはモロッコの味噌汁的スープで、ラマダン(断食月)明けの食事では最初に食べるそうですが、ラマダン中でなくても、モロッコの人は基本的に1日に1回は食べるそうです。ラムやマトンなどのお肉や魚で出汁をとったスープと赤レンズ豆をベースに、刻んだお肉、トマト、香草(たぶんバジル)、パスタなどを入れて煮込みます。
何味、とは説明しづらいつかみ所のない味なのですが、優しく複雑な味で、結構気に入ってしまい、毎日飲んでいました。レモンを搾ると、またひと味違って、味が締まった感じになるので、オススメです。

・・・つづく。

モロッコ編12:お部屋はこんな感じ

2010-07-13 10:10:19 | おかぴのモロッコ
チェックイン手続き後はお部屋へ。

部屋番号は410号室だったので、フロントの裏手にある小さなエレベーターに乗って4階へと向かいました。
ちなみに、このホテルのエレベーター、壁に設置された階数を指定するためのボタンがメチャクチャ熱くてビックリ
ヤケドするかと思いましたよ
毎日毎日熱いので、いつか熱で機械が壊れてエレベーターが止まってしまうのではないかと冷や冷やしていましたが、幸いにも閉じこめられることはありませんでした。



エレベーターを降りたところ。
すぐ左側の手前、ドアが半分だけ写っているところが、私たちが泊まった部屋です。

お部屋はこんな感じ。







落ち着いていて、なかなかいい感じでした。
(テーブルに置いてあるオレンジとバナナは自分たちで買ってきたものです。ウエルカムフルーツはありませんでした)



ピンクのバラがとってもかわいらしいです。マラケシュはダマスクス・ローズの産地で、フランスなどで高級化粧品などに使用されるバラ水やローズオイルはマラケシュ産のものが多いそうです。5月はちょうどバラの季節で、街中はもちろん、ホテルの庭にもバラがたくさん咲いていました。



窓からの景色はこんな感じ。
プールとプールサイドのレストランが見えます。


さてさて、お次はバスルーム。



トイレには、普通の便器の隣になにやら見慣れないモノが
洗濯するところ? 赤ちゃん用のお風呂とか?
え~、まさかアレじゃないよね~?
などといろいろ考えていましたが、これはやっぱりアレでした。
アラブの人はトイレでは紙を使わず、手で洗うのです。
つまり、手で洗う用の便器(という言い方でいいのかどうかは不明)。



この手作り感ただようモザイクもかわいらしいですね。

■食事はお部屋で

この日は、部屋に到着したのが夜8時頃だったので、疲れていたこともあり、夕食はルームサービスで済ませました。



ピザ・マルゲリータとパスタ・ボロネーゼ。
いつもどおり、高い割にたいして美味しくなかった。

・・・つづく。

モロッコ編 番外編1:モロッコ風パンケーキを作りました

2010-07-11 20:56:01 | おかぴのモロッコ
こんばんは、おかぴです
なぜブタさんかというと、食い意地がはっているのです。

ということで、今日はモロッコ風パンケーキに挑戦しました

レシピはコチラを参考にさせていただきました。
あまりに簡単なので、本当にこれでできるのか? と若干不安だったんですが、見事においしくできました~
素晴らしいレシピですね

一応、作り方を簡単にご説明します。

〈材料:4枚分〉
 *元のレシピには8枚分と書いてありましたが、4枚分しかできませんでした。本当はもっと薄いのかもしれませんが、厚さは4枚分でちょうどいいように思いました。

小麦粉・・・・・・・・・カップ1
水+牛乳・・・・・・・・カップ1(水1/2、牛乳1/2)
塩・・・・・・・・・・・小さじ1/4
 *もともとのレシピは小さじ1弱とありますが、ちょっと塩がききすぎのような気がしたので、1/4でいいと思います。私は小さじ1弱と小さじ1/2と両方作ってみました。
ベーキングパウダー・・・小さじ1

<作り方>
1)小麦粉に、ほかの材料をすべて入れてよ~く混ぜます。




 *けっこうゆるいです。トロっとした感じ。

2)1を冷蔵庫に入れて30分寝かせます。
3)温めたフライパンに軽く油またはバターをしいて弱火で焼き、表面がプツプツしてきたら裏返して少し焼き色がつくまで焼いて出来上がり。
 *フライパンから30cmくらい上から一定の速度でたらしていくと、きれいに丸くなります。
 *フライパンが熱すぎて油がプツプツしていると、縁がガタガタになります。
4)バターと蜂蜜をかけて食べます。




今回、小麦粉はフツーの薄力粉を使用しました。
もし塩がききすぎた場合は、バターを無塩にするといいと思います。
カロリーが気になる場合は、塩の代わりに砂糖を小さじ1くらい入れて、ハチミツなしでバターのみにするのもいいかな~と思いました。でも、ハチミツって、太りにくいっていいますけどね・・・。
ハチミツは、一番クセがないというクローバーのハチミツを選びました。

モロッコ風パンケーキは、モッチモチですご~くおいしかったです

モロッコ編11:ル・メリディアン・エンフィスに泊まりました

2010-07-09 10:09:05 | おかぴのモロッコ
今回のモロッコ旅行の目的は、マラケシュとエッサウィラに行くことだったのですが、エッサウィラにはマラケシュからバスで日帰りが十分可能なので、宿泊はすべてマラケシュにしました。

ということで、マラケシュ駅からはホテルに直行
旅行会社に駅~ホテル間の送迎を手配してもらっていたので楽ちんです。

本当は、せっかくなのでモロッコらしさにあふれたリヤド(またはダール)に泊まりたかったのですが、ほとんどのリヤドは2人部屋しかなく、エキストラベッドにも対応していないため、3人旅の今回はホテルに宿泊することになったのでした。

ちなみに、“リヤド”とは「中庭のある家」という意味で、モロッコ人の邸宅をフランス人などがホテルに改装しているところが多く、部屋数は数部屋~20部屋程度、内装のテイストもリヤドによってさまざまで、とっても素敵なところがたくさんあります。
名前のとおり、モロッコ様式のパティオ(中庭)がこれまた素敵なんですよね~。
詳しくは、本ブログ内の「るりさんのモロッコ編」をどうぞ。
次に行くときは、絶対にリヤドに泊まるぞー

■ホテルはこんな感じ

で、結局私たちが宿泊先に選んだのは、「ル・メリディアン・エンフィス」
敷地面積が5.5ヘクタールと非常に広大で、庭園がとても美しいそうです(街に出てばかりでごく一部しか見られなかった )。
ですが、何より決め手となったのは、大型ホテルチェーンのメリディアンでありながら、内装がモロッコ風であること。
また宿泊費も1泊1万円程度と、それほど高くなかったことです。
立地は、マラケシュ駅またはフナ広場まで車で7、8分。


(地図はGoogleマップより。手書き文字が汚くてすみません)

車に乗ったらあっという間にホテルに着いてしまい、駅~ホテルの送迎はいらなかったな~と思いました。
事前の情報では、駅前に止まっているタクシーはぼられることが多く、交渉が大変とのことだったので、長旅で疲れ果てていては交渉する気力もないだろうと思って送迎を手配したのですが、ぼられたとしても、たかだか100円程度。別にどうということはなかったのです。

ということで、ホテルの入り口がこちら。



思っていたよりずっとモロッコだぁ



ロビーがとっても素敵です。





天井の傘のような装飾を下から見上げると、まるで万華鏡のよう



入り口を入ってすぐ右のところには、モロッコ風のティーセットが置かれています。チェックインカードを書く際には、ロビーのソファに座ってもいいし、ここに座ってもいいそうですが、いずれにしても、ジュラバを着たスタッフが、ウエルカム・ミントティを振る舞ってくれます。疲れた身体に甘くて熱々のミントティが優しく染み渡ります

また、マラケシュでは法律で、市内の建物の高さがクトゥビアの高さを超えないよう地上5階までに制限されているそうで、ル・メリディアン・エンフィスも私の嫌いな高層ホテルじゃなくてヨカッタです。

・・・つづく。