Trips with my RV.

RVでの小旅行。

従中卑日

2012-10-06 18:10:58 | Innocent joke
今回の尖閣問題で野田政権は、2010年の管政権同様に中国に平伏すと予想した韓国は「従中卑日」で尖閣問題に絡めて竹島問題をも「戦犯国=日本の強欲な領土要求」とし「勝ち馬の中国と共同戦線を張ることにより、独島でも日本の要求を跳ね付けられる」と行動した。

実は、それ以前から中韓両国のEEZが重なる黄海の入り口周辺にある蘇岩礁(中国名。韓国名は離於島)が中韓両国では領土問題で揉めていて、韓国は2003年に一方的に離於島の上に「海洋科学基地」を建設し実効支配に乗り出していたのだが、近年中国漁民の激しい抵抗に遭って韓国海洋警察は取締りを事実上放棄して中国に屈している。この事から、日本も中国に酷い目に遭わされれば良いのにと近親憎悪の一環として呪ったのカモ知れない。それに「大国である中国の前で、日本に敵対する姿勢を見せれば、敵の敵は味方として中国からの風当たりが弱くなる」と云う期待も在ったカモ知れない。その頃の韓国政府の談話は、韓国は米中と等距離だと中国に諂ったモノだった。

だが、尖閣問題に絡めて中国は中韓両国のEEZ上の蘇岩礁も尖閣同様に「今後、中国が管轄する海域を海洋観視船と航空機で定期的に監視する」と宣言し、韓国と対日共同戦線を張るまでもなく韓国へ圧力を加えつつある。

こうなると「中国の領土拡張への野心が過ぎれば反中連帯を加速する」と中国への脅しともとれる発言をするようになった。ここでは米国の協力も不可欠なので米国への言い訳としての「卑日」としての「従軍慰安婦問題で日本の謝罪が足りない」と再び訴え始めたのだろう。


イソップ寓話のコウモリを思い出した。

昔、鳥の一族と獣の一族がお互いに争っていた。その様子を見ていたコウモリは、鳥の一族が有利になると鳥たちの前に姿を現し、「私は鳥の仲間です。あなたたちと同じように翼を持っています」と言った。獣の一族が有利になると獣たちの前に姿を現し、「私は獣の仲間です。ネズミのような灰色の毛皮と牙があります」と言った。その後二つの一族間の争いは終わり、鳥も獣も和解した。しかし、幾度もの寝返りをしたコウモリはどちらの種族からも嫌われ、仲間はずれにされてしまい、やがて暗い洞窟の中へ身をひそめるようになった。


韓国の「大国の間を上手く泳ぎ渡る優れた外交戦略」と云うモノが韓国の明るい未来を約束してくれれば良いのだが・・・
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 原子力発電に代わるエネルギー | トップ | 結局、消費税増税って・・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2012-10-09 22:15:58
apanese.joins.com/article/966/160966.html?servcode=A00&sectcode=A10
返信する
Unknown (Unknown)
2012-10-09 22:17:31
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121002/237541/?P=3
返信する

コメントを投稿

Innocent joke」カテゴリの最新記事