Trips with my RV.

RVでの小旅行。

「西のかわせみ・東条湖」のお片づけ

2009-04-23 23:01:48 | アウトドア?
朝10時位から作業開始と漠然と決めていたが、朝の弱い(決まった時間に起きなければと思うと眠れなくなる・・・小学生タイプの)私はサッサと前夜の内から現地入りを果たしているので寝坊で遅刻の心配は全く無い。なので目覚まし時計もセットせず爆睡していれば誰かが起こしてくれるだろう・・・と1時半頃に就寝した。

「コンコンコン」ノックの音で目が覚めた。眼鏡も掛けずに飛び降りてドアを開けるとG赤坂の社長様だった。ユンボの鍵を持って来られたそうだ。

あ~ぁ、そう云えば昨夜移動中に聞いた話では丁度良い機械を積んだトラックで来ているのでユンボを借りる必要は無い・・・と云う話を辛うじて思い出し、何でもユンボは要らなくなったそうです、と伝えた。時計を見ると、6時4分である。G赤坂の社長様には悪いが、寝直しである。それでは・・・と断ってドアを閉めてしまった。寝穢い・・・と云えば、それまでだが早々に現地入りしたのは朝寝を愉しむ為だった筈なので初志貫徹である。

「コンコンコン」ノックの音で目が覚めた。寝坊したかと眼鏡を掛けてドアを開けるとG赤坂の社長様だった。一瞬、未だ居たのか?と思ったが、きっかり8時になっていた。あれから約2時間寝た様だ。コーヒーが入りましたよ。・・・との事。

上手くすれば、もう2時間ばかし眠れる筈だが、8時なら起きても良い時間カモ知れない。は、参ります!とご返事をしドアロックをして社長様の後に従いG赤坂へ。

今日は平日にも関わらず、ツアーバス向け仕出し2件と昼食団体2件を受注しているそうだ。コーヒーが入ったとの御言葉だったが、てんやわんやの大騒ぎの厨房に向かってホット2つ持って来て・・・と社長様は云われた。いや~、私なんぞの為に忙しい厨房の方に御手間を取らせて・・・、寝かせて貰えれば手間も掛からなかった筈なのに・・・と密かに思った。

世間話の中心は主に、念佛宗三寶山無量壽寺の件である。ここ加東市に出来上がった大寺院の事であり、何でも東大寺大仏殿を凌ぐ大きさの本堂なのだそうだ。又、対の大梵鐘は重量50tだそうで、その世界最大の鋳造式和鐘も見事だったそうな。

確か、前回の朝のコーヒー時点での話題もそうだったし、前々回もそうだった。多分、この周辺の皆さんの話題の中心なのだろう。聞けば聞くほど、私の知る仏教とは違うようである。何でも北は北海道から、南は九州まで、日本全国に
三十三の別院があるそうで、G赤坂の社長様は1回だけ総本山を御覧に成った事があるそうで、それはもう、素晴らしいを超越した至高の極致だったそうだ。その際に会われた方は、何でも11億円ほど寄贈された方だそうで、日本全国5万人の裕福な信者の皆さんの浄財で落慶し維持されているのだそうだ。

武×さんの従業員の方も見えられたのでG赤坂を辞去し積み込みの打ち合わせに・・・。

持参されるワイヤーが3m2本との事で、足場用鋼管パイプを組み立てて、それで吊り上げる事にする。武Xさんの従業員の方も、流石に家庭用倉庫を吊り上げる経験はお持ちでは無いのだろうが、手際良く鋼管を組みあげサッサと吊り上げ開始。



私が鋼管を組み上げていれば吊り下げたら外れてしまいそうだが、皆さんプロなのでサッサと1基目を搭載。



そして、2基目も搭載。


最初の準備にこそ時間が掛かったモノの、この間に1時間も要していない。途中で弁当の配達に行かれたG赤坂の社長が戻られる前に一気に完了してしまう。(戻られた社長も手際の良さに驚いておられた)

返す刀で、私設電柱の撤去も行い・・・(3分以下だった)


遠路帰られる皆さんを見送って・・・


礼拝?



皆さんは、道の駅とうじょうへ豚カツを食べに向かわれたが、私はG赤坂社長が戻られるのを現地で待つ事に・・・。戻られた社長は午後まで掛かると思って居られた様で、素早い手際に驚いて居られた。

撤去の御確認も頂き、昼食のお誘いは辞退し、以前のオフ会でお借りしたまま倉庫に眠っていた扇風機をお返しして帰路に就く事にする。G赤坂の社長様からも、こうして互いに知り合えたのも縁だから、これからも偶には顔を見せに来て欲しいとお言葉を頂き、思わずウルっときてしまう。こっちの土地はG赤坂なので遠慮無くキャンピングカーでも来て下さいと重ねて有り難いお言葉を頂戴し、握手で別れた。

この時点で、未だ午前中であり(私自身も午後まで掛かると踏んでいたので、吉川温泉で一っ風呂浴びてと思っていたが)スーツに着替えて帰り途中に出勤する事にした。道の駅には未だ皆さんの車が在ったので、今から豚カツに参戦しようかとも思ったが満腹に食べて帰りしな眠くなるのを嫌って一気に岡山を目指す。時折、強風に煽られて進路を乱される事も在ったモノの13時半には無事に出社する事が出来た。

こうして、「西のかわせみ・東条湖」は閉鎖される事になった。数々の愉しい思い出と僅かだが苦い思い出、それら様々な思い出と共に有終の美を飾ったと思う。次回の再開の目処は私には全く判らない。「西のかわせみ・東条湖」で知り合った皆さん、さようなら。「西のかわせみ・東条湖」よ、さようなら。
(「さよなら」は別れの言葉じゃなくて再び逢うまでの遠い約束、カナ?)

今までは「西のかわせみ・東条湖」の在る幸運を強く意識した事が無かったが、これからは、多分・・・我々は恵まれていたのだと何度も思い返す事になるのだろう。我々は、長年求め続けていた常設オフ会会場としての「西のかわせみ・東条湖」を失った。だが、これは終わりでは無く、新たな出発点なのかも知れない。

これからは、日本全国に広がる自由なフィールドでお逢いしましょう。
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