Tea Party of Japan

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昭和の日記念行事

2013-05-20 19:12:54 | イベント
4月29日「昭和の日」は、昭和天皇のお誕生日。
平成18年までは「みどりの日」とされていましたが、多くの国民の要望を受け平成17年の国会で「国民の祝日に関する法律」を改正。平成19年より「昭和の日」と名称が改まりました。

昭和に生まれた者として、昭和天皇の御事績を知り後世にも伝えるため記念行事に参加しました。



会場は大阪市中央区の坐摩神社(いかすりじんじゃ)に隣接している、大阪神社庁会館5階にて開催されました。




<開始前の会場内の様子>


会場では知った顔の方々が多くいらっしゃって、御挨拶させて頂くと共に少し歓談させて頂きました。

行事が始まり、「君が代」と「天長節」を斉唱。
主催者の方の御挨拶のあとに、映画「若き日の昭和天皇」を鑑賞。
御生誕から即位までのエピソードが、映画で紹介されていました。

映画のあと、百地章日本大学教授による基調講演「陛下の大愛と守られた日本」が行われました。

百地教授は産経新聞社「正論」の執筆メンバーで、産経新聞社が4月26日に発表した「国民の憲法」起草委員会の委員を務められており、百地教授の憲法に関するご発言には納得できるところが多く、今回直接お話を伺うことができました。

基調講演では、昭和天皇の御製を通じて摂政宮御就任から御即位、大東亜戦争から終戦の御聖断とマッカーサー元帥との御会見、君民一体の国柄として皇居奉仕団や全国行幸、占領期からサンフランシスコ講和条約発効と、激動の時代の中で昭和天皇は常に日本国と国民の安寧と世界の平和を願われていたことを、改めて認識させていただいた講演でした。

基調講演の後は百地教授も参加したパネルディスカッション。
「受け継ぎゆく国の形」
「国体・・・国のあり方」「平等・・・役割と思いやり」「女性宮家・・・皇室のこれまでとこれから」と三つのテーマを中心に、約1時間のパネルディスカッションはあっという間にに感じました。

聴講させていただき主権回復記念式典を反対したり、盛り上がってきた憲法議論に水を差すような勢力が保守勢力を分断しようとしていますが、過去をさかのぼって批判するのは簡単。

当時の過酷な状況の中で究極の選択を迫られた方々を、現代の尺度で批判をしても何も前には進まないし、逆に日本の足を引っ張るだけの行為だと思います。


平成も四半世紀を過ぎて、だんだん昭和が遠くなってきましたが、我が国の歴史的転換期であった昭和の時代を後世に正しく伝えて、神話の時代から現代に連綿と続く君民一体の国柄を保ち守って行きたいですね。

行事終了後、百地教授と記念撮影。

撮影後、ユーモアある御言葉をいただきました。


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