750Cのやる気無しぶろぐ

日常思ったことなど。ただの駄文

CeleronMで周波数可変

2005-03-23 23:49:02 | タブレットPC
前回、
> あとはこれを自動でやるソフトを誰か作って(笑

と書いたが、既にあるようだ。

RMClockというソフトで、[Management]タグの
[Use On-Demand Clock Modulation(ODCM)]を有効にしたら
勝手に周波数が変わるようになった。
Actual Clock(実周波数?)は変化せずに、Throttled Clock(絞り周波数?)が変化してる。
実周波数が変化してなかったら消費電力変わらない気もする。
実際アイドル時の発熱量はまったく変化しないようだ。
画像を見るとPentiumMと誤認されてますがその辺がうまくいった原因でしょうかね。


もちろんすべてのマシンで動くかどうかは分かりませんし、
そもそもSpeedStep対応のMobile Pentium 4-Mですら動作しなかった
ので
かなり機種依存のものだと思います。
(Mobile Pentium 4-MはSpeedStep対応だからActualClockの方は変化するのですが)


Monitoringのタブを開いているときとか、
最小化して元に戻すと勝手にソフトが強制終了されるのはよく聞く不具合らしいけど、
最小化したら元に戻さないか、ずっと画面に残しておけば今のところ問題ないみたい。


本物のSpeedStepだと、実周波数が変わるはずなので、これ(ODCM)とはちょっと違うみたい。


CeleronMの周波数特性を調べてみた

2005-03-23 03:25:21 | タブレットPC
CPUはCeleronM 800MHz。

下の表は左から順に
・CPUの周波数(括弧の中は実際に表示された周波数)
・throttleはForced throttleで設定した値
・MP3(320k)はビットレート320kbpsのファイルを再生したときの負荷
・SuperPI(104万桁)はSuperPIの104万桁を計算完了するまでにかかる時間

CPUの周波数  throttle MP3(320k) SuperPI(104万桁)
100MHz(103)	 12	100%	19m26s
200MHz(199)	 25	 50%	 8m08s
300MHz(294)	 37	 39%	 5m08s
400MHz(398)	 50	 25%	 3m45s
500MHz(494)	 62	 20%	 2m57s
600MHz(597)	 75	 17%	 2m26s
700MHz(693)	 87	 14%	 2m04s
800MHz(797)	100	 12%	 1m44s



というわけでSuperPIの測定結果をグラフにしてみました。
見ての通り、200MHz以下で途端に結果が悪くなってますが、こんなものでしょうか。

CPU以外の要因(FSBとかメモリとか)も変化してるのではないかと思いますが、確認する方法がありません。
wcpuidというソフトではどの周波数でも800MHzと表示されてるし...

消費電力がどのように変化するかわからないけど、
SuperPIを動作させたときの発熱はCPUのクロックが低いと明らかに発熱も低かったので、
きっと消費電力も減るはず。先日メモリの追加で上昇した消費電力をまかなえるかも?

あとはこれを自動でやるソフトを誰か作って(笑
SpeedSwitchXPのソースは見たけどC++言語ってなんのことやらさっぱり。