750Cのやる気無しぶろぐ

日常思ったことなど。ただの駄文

REX-USBDVI その2

2007-09-10 04:00:38 | レビュー
前回の記事の追加(HDBENCHのベンチマークや、再生を試みた動画など)

HDBENCH 3.40Beta6で測定。全て画面サイズXGA 32bit プライマリディスプレイ
ALLはグラフィックのみの値で、その他グラフィックス関係の結果を順に、
           ALL Rectangle  Text Ellipse BitBlt DirectDraw
PC1 865GV  2133    18143 19738    4636     70         59
PC1 USBDVI  187     1338  1365     978     34         18
PC2 GF420  3485    32777 28230    8438     34         58
PC2 USBDVI  266     2137  1793    1333     31         23
PC3 RageXL  688     4992  5967    2775     14          7
PC3 USBDVI 2388    18512 20200    8960     68         18 1GHz時
PC3 USBDVI 3014    23327 25400   11450     70         26 1.33GHz時
PC3 USBDVI 3287    25400 27600   12640     71         28 1.5GHz時
PC3 USBDVI 3546    27600 29576   13640     70         29 1.66GHz時
PC3 USBDVI 3791    29600 31352   14760     70         29 1.83GHz時
PC3 USBDVI 3983    29955 34172   15420     72         29 2GHz時

スペックは一番下に。
PCの性能が上がるにつれて、HDBENCHの値も上がってます。
これだけではわかりづらいのですが、
ベンチマークや動画再生では、1CPUと2CPU以上の差が激しいのではないかと思います。
HDBENCHで、グラフィックのみALLで4000近くも出ていれば、
それなりに優秀(しかも、見た感じCPUの性能次第で更に上がる)でしょう。


また、PC3にてMicrosoftのWMV_HDなファイルを再生してみましたが、
720pのもの(例:Adrenaline Rush)はまったく問題なく再生可能
1020pのもの(例:Coral Reef Adventure (IMAX))は動画として動いてはいるが、
ややぎこちない感じでした。どうやらWMVのデコードをする方のCPUパワーが足りないようです。
(wmplayer.exeの方のCPU負荷が限界までいっており、DisplayLinkの方はまだ余裕がある)

PC1: Pentium 4 1.2GHz
GA-8I865GVPL, 865GV, 統合グラフィックス

PC2: Pentium M 1.1GHz
TC1100, 855PM, Geforce4 420 Go グラフィックチップ

PC3: Xeon LV* 2GHz(Sossamanコア、デュアルコアのデュアルで4CPU認識)
X6DLP-EG2, E7520, RageXL グラフィックチップ
*) Core Duo 2GHzのCPUを2個積んだのとほぼ同等と思ってよい



結局ベンチマークの結果はどうでも良くて、通常使用では1CPUのPC2でも
まったく問題ないわけですが。
(他のレビューサイトと言ってることが変わらないなぁ)

REX-USBDVI

2007-09-07 00:37:30 | レビュー
REX-USBDVI( http://www.ratocsystems.com/products/subpage/usbdvi.html )
について。

まずは
ITmedia
PC Watchのレビュー。
上記二つと、DOS/Vマガジンのレビュー記事も見て購入を決意。
以下ちょっと使ってみた感じ。

・CPU負荷とか
Core系のCPUで2GHz以上あればCPUパワーが足りなくなることはないと思う。
動画再生時でも、一つのコアを80%以上占有することはまず無かった。
逆に言うとCoreDuo 2GHz相当のCPUを80%は占有できるということで
シングルコアのCPUで動画再生を満足に行うのは難しいかもしれない。
非力なPCだと、USBのホストチップによって結構変わってくる様子。

・HDBENCH
マシンパワー次第で結構良い値を出す。
マシンパワー次第でかなり悲惨な値を出す。
でも画面の更新はかなりカクカクな感じがある。
測定データは、後でまとめて表にでもする予定。

・動画再生
マシンパワー次第でUXGAフルサイズの動画でも再生可能。
マシンパワー次第でVGAサイズの動画でも再生不可能。
UXGAサイズの動画再生時で、CoreDuo 2GHz相当のコアを50%~80%程度使用。
動画に関してはHDBENCHのように描画がまばらになる印象はない。
HDBENCHのカクカク感と比べると非常に滑らか。

・ゲームとか3D系のベンチマークとか
DirectX関係の対応はいまいち
起動しないものが多い。最新のものはほぼ全滅
FinalReality(超古い)がDirectX 3D Softwareモードで起動した程度。

・画面回転機能
無い。
PivotProの体験版を入れたら不可解なリブートを連発。
PivotProをアンインストールしたら収まった。

・消費電力 (ワットチェッカーにて)
つける前52W→つけた後55W(どちらも無負荷時の測定)
USBで供給できる最大の電力を要求してる感じ。
使ってると温かくなる。

・画質
普通のDVI接続であるため、にじみも無くUXGAを表示できる。
色合いとかで、特に変な箇所はない。

・その他一般使用とか
ウェブページとかで、ページをスクロールし続けるとちょっと遅く感じる。
Officeやネットを普通にする分にはそれほど問題は無い。
動画再生とかしてるとUSB接続のHDDはちょっと速度が落ちる感じ。

・結論
まだほんのちょっとしか試してないけれど、それなりに使えそう。
面白いおもちゃだと思う。CPUパワーの無駄使い最高。