とうぜむさんの時事放談

思いつくままに書き記しています。
気楽に読んでもらえれば幸いです。

大吉のおすそ分け

2007年12月01日 | その他
師走になりました。
今夜は集落の組み内(くみうち)のお宅のおじいちゃんの3回忌の集まりがありました。
お坊さんは招かずに、組み内だけでお経を上げてきました。
お経のことはよく知らないので、この機会にネットで調べたら「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)」というものでした。
要するに、出版されている本のタイトルで『雑賀六字の城(津本 陽・文春文庫)』というのがあるのですが、その六字「南無阿弥陀仏」のお経だと思います。
ちなみに、雑賀(さいが)とは、紀州、すなわち現在の和歌山県の地名で、戦国最強の鉄砲傭兵集団と詠われる「雑賀衆」の本拠地です。忍者で「伊賀」「甲賀」が有名ですが、なんのなんの「雑賀」だってあるんです(笑)
と話しは横道にそれましたが、僕はこのお経を読み上げるのが好きです。
リズミカルで、なかなかいい感じなのです。
なので、これまたネットでみつけた音声お経を聞きながらこれを書いています(笑)

で、念仏のあと、お茶の時間になりまして。
お茶菓子に出てきたのが、手作りケーキと、なんと、京都の伏見稲荷近辺のお土産やさんで売っている「おみくじ入りお菓子」でした。
通販で買ったとのこと。
一同、珍しいお菓子にびっくりしながら、まず食べ始めた人が
「あら、ほんとにおみくじが入ってるわ」
と小さな紙を取り出しました。
僕も
「どらどら、どんなおみくじが入ってるんだろう?」
と思いながら、少しかじって、紙を取り出したら、誰かが
「大吉なんてめでた過ぎるから、あんまりよくないのよね」
などと言っている声が聞こえて
「ふむふむ、確かにそう言えないこともない」
と思いながら、ひらいたら・・・大吉。(笑)
単純に喜ぶわけにはいかない大吉になってしまいました(笑)
大吉がかわいそう。。。
でも、やっぱり大吉はうれしい。
なので、記念に撮りました。もちろん家に帰ってから(笑)
年の締めくくりの師走、皆さんにも良いことがありますように。
終わりよければ全て良し。。。という言葉もありますもんね。

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4 コメント

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大吉は嬉しいですね (かえる)
2007-12-01 21:47:07
こんばんは
伏見稲荷のおみくじ入りのお菓子は私も食べたことがあります
ドキドキ(◎o◎)して楽しいですよね
伏見稲荷の、狐の顔の立体的なお煎餅も食べるのが楽しいお菓子です(^o^)
大吉はめでた過ぎると言いますが、
私は今年の初詣でひいたおみくじが『大大吉』でした。
だから『大吉』は控えめで良いかもですよ♪
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大大吉・・・ (touzem)
2007-12-02 05:53:34
そんなおみくじがあるんですねぇ。
なんとまぁ。。。(笑)
想像すらしなかったです。予想外ではなく想像外ですね。
ならば、ひょっとして 超大吉 おに大吉 なんてのもあったりして(笑)
おみくじ業界も進化してるんですね。

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そういえば… (らら)
2007-12-02 13:44:32
むかしまだ子どもだったころ、家のばーちゃんも村内の法事に行って、よく車まんじゅうをもらってきてました。毎日朝晩はばーちゃんがお経を唱えてましたよ。今は母が唱えています。むかしの人は精進深いですね。忙しさもさることながら、まわりからの情報の多さに翻ろうされてる自分がいるのも事実です。内なる自分と会話する時間(豊かな時間)は
むかしの人の方がはるかに多かったでしょう。お経を覚え、唱える時間は自分との会話の時間でもあるのでしょうね。見習わないと…と思いました。
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その通り (touzem)
2007-12-02 22:08:36
ららさん、その通りだと思います。
佐渡は素晴らしい風習が、生活の一部として、苦痛無く根付いているのです。
他の田舎では同なんでしょうね。
僕は、こうした風習が当たり前に根付き、引き継がれていることに畏敬の念を表します。
東京暮らしを経験してきた身には、信じられないことであるとともに、是非とも引き継いでいきたい風習です。
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