とうぜむさんの時事放談

思いつくままに書き記しています。
気楽に読んでもらえれば幸いです。

参院選の感想

2010年07月15日 | 政治・社会
参院選が終わって、またしても衆参ねじれに逆戻りしてしまった。
個人的には日本のごく一般家庭出身の菅さんの手腕に期待していたが、見事に裏切られた。
僕が一番残念に感じているのは、強引に国会を打ち切り選挙戦に突入することを選択した際に
「野党との討論は国会の場でなくとも選挙になればテレビなど討論の機会はいくらでもある」
と言っていたにも拘わらず、結果は
「一対一の討論ならいいが、そうでなければ吊し上げを食らう」
と逃げたこと。
言ったことに責任を持たない姿勢が菅さんにもあったとは、自分の観る目のなさに情けなくなった。
参院選での民主党の得票を衆院選の小選挙区に当てはめると303議席獲得が見込めるので大敗とは言えない、などという分析があるが、参院選大敗という現実は変わらない。
「逆境の時こそ己の本性が現れる」と言われるし、事実、逆境になって馬脚を現した政治家や有名人を何人も見てきた。
(自分はそうはなるまい、とその都度心に誓った)
そういう観点で、これからの国会運営に菅さんの政治家としての器の程度が表れるはずなので楽しみにしている。
菅さんを見込んだ僕としては、馬脚を現すような人でないことを祈るばかりだ。
でも最近のぶら下がりインタビューの映像を見ると、目に力強さが感じられなくなっていて別人の様相を呈している感がする。
余計なことを言わなければ勝てたかもしれないのに。。。まさに「覆水盆に返らず」である。


前原国交相も決断!!

2010年07月10日 | 政治・社会
長妻さんと同じ日に、前原国交大臣も税金の無駄遣いをなくすため天下り団体の解散を指示しました。
新政権に期待したのはこういうことにメスを入れることなので、これからも頑張ってもらいたいと思います。
天下り団体には、天下りではない普通の職員も大勢いて、その人たちの再就職先という点を考えると悩ましいところですが、民間会社なら仕事内容が良くなければ倒産に至るというのは珍しいことではないので仕方ないでしょう。

以下は、毎日jpの記事の転載です。

前原誠司国土交通相は6日の閣議後会見で、国交省の発注業務を独占受注する見返りに、同省OBらの天下りを受け入れてきた建設弘済会に3年以内に解散するよう求め、空港環境整備協会も事業規模を大幅縮小させると表明した。各法人が独自に雇用した計約4000人の職員には転職を促す。退職金は各法人の内部留保などで賄う。

 建設弘済会は八つある地方整備局ごとにあり、工事の発注、監督、検査の補助業務を独占的に請け負ってきた。同様の業務を請け負う九州地方計画協会を含む9法人には計4358人の職員がいて、国交省OBが548人を占める。事務所の土地や建物なども含めた財産は575億円。

 空港環境整備協会は、全国18の国管理空港で駐車場を独占的に運営し、収益で空港の騒音対策や、周辺住民の健康診断などを担っている。

 職員246人のうち、68人が国交省からの天下りで、08年度の財産は171億円。見直しで主要事業の駐車場運営から撤退し、一部の研究事業のみ残す。

 5月の事業仕分けではそれぞれの業務について、不要資産の国庫移管や事業廃止との結論が出ていた。前原国交相は「民間でできることは民間に任せるとの毅然(きぜん)とした態度を示したい」と述べ、各法人で残った財産は国庫に返納させる考えを示した。【寺田剛】


長妻厚労相のスピード決断に拍手!!

2010年07月09日 | 政治・社会
毎日放送(TBS系)平日夕方6:15からの番組VOICEの特集で、6月2回にわたって介護を食い物にしている二つの天下り団体の実態を放映した。
一つ目は、介護事業所の情報公開システムに関わる厚労省天下り団体。
各都道府県ごとに設立してある福祉推進財団で、情報公開手数料と称して調査員一人が半日で済む調査に介護事業ごと3万3千円を強制徴収する仕組みを作っている。
年間80億円が上納されているとのこと。
ちなみに、数年前までは一事業5万円超徴収していたが「あまりに高過ぎる」という批判の声に押され値下げしたらしい。それでも、おいしすぎる商売である。
詳しくはVOICEのHPで。
http://www.mbs.jp/voice/special/201006/02_29268.shtml
長妻厚労相は7月6日に、この制度の廃止を含めて検討することを表明した。

もう一つは、国家資格である介護福祉士などの試験を独占的に実施している、財団法人「社会福祉振興・試験センター」。
ここは、試験料金で38億円も貯め込んでいることを毎日放送が暴いてくれました。
そもそも、試験料金が高過ぎる証しでもあります。
詳しくは
http://www.mbs.jp/voice/special/201006/16_29401.shtml
上記と同じ日に長妻厚労相は試験料金の値下げを含め、この団体の在り方も見直すことを表明した。

これらは毎日放送の放映がきっかけで政府が動くことになりました。
毎日放送に「あっぱれ」です。
VOICEの特集では、視聴者からの情報提供を求めているので内部告発があったのかもしれません。
それにしても、長妻厚労相のスピード決断も見事です。
大臣になってから切れ味が落ちたと言われていましたが、面目躍如ですね。
一部からは「参院選目当ての決定だ」などと言われていますが、それでも構いません。
自民党政権ではこんなスピード決断はできなかったでしょうから、政権交代の成せる業だと思います。
今後にも期待してまっせ、長妻さん。
ぜひとも、言ったことは実行して下さいね。


食について学びました(東洋医療)

2010年07月04日 | その他
東洋医療の専門家の話しを聞く機会に恵まれました。
「なるほどなぁ」と思えたことを紹介します。

◆「三白の害」と言われるものがあるそうな。
 1.精製塩
  食べ物に使うなら、塩ではなくて潮・汐と表記されたものが良い。
 2.白砂糖(グラニュー糖も)
  食べ物に使うなら、最低でも三温糖(さんおん糖)が良い。
 3.白米
以上が、三白の害。
あと二つ加えて五白の害もある。
 4.化学調味料
 5.牛乳
  数十年前の乳牛は干し草など自然のモノを食べていたが、
  今の乳牛は加工品を食べていたりするので、飲み過ぎは良くない。
あと一つ加えるならば
 6.たまご
  これも牛乳の理由と同じで、せいぜい一日一個程度にした方が良い。

◆太陽に近い食物は体を冷やす
 例えば、サトウキビ。
 有名な産地は沖縄。
 沖縄は暑い地域。だから、体を冷やすためにサトウキビを食べる。
 逆に、太陽から遠い食物、地下に育つ食物などは体を温める。
 冷え性の人は、こういうことに気をつけると良い。

などといった話を聞いて「なるほどぉ。。。」と思った次第です。
科学的根拠などには触れませんでしたので、真偽のほどは定かではありません(笑)
が、私は「そうかもしれないなぁ」と思いました。
参考までに。。。



ガーナ無念!!

2010年07月03日 | 時の話題
ベスト4進出をかけて、ガーナVSウルグアイ戦が行われた。
延長戦も含め120分過ぎて1対1の同点。
延長の最後も最後、ガーナが敵陣ゴール前で得たフリーキックのチャンス。
このワンプレーで試合終了のホイッスルが鳴るというその時、ガーナ選手のヘッドでゴールに飛び込む(はずの)ボールを、なんと相手DFがハンドで阻止したのだ。
その選手は当然ながら一発レッドカードで退場。
ガーナはPKのチャンスを得たが、なんとゴールクロスバーに当ててしまい失敗。。。
そして試合終了のホイッスル。
先の日本戦と同様、双方PK戦の結果、ガーナ敗退。。。

相手のゴールを手ではじき出すという反則をしたウルグアイ選手は
「あれは自分にとってW杯で最大のセービング」と語っているとのこと。
あれが得点になっていればガーナが勝ったのだから、反則でガーナに与えるPK覚悟のハンドのファールだったということだろう。
それはそれで、その選手の判断もすごいと思うが、ほんとにそれでいいんだろうかと思ってしまうのは僕だけだろうか。

このケースのように、反則がなければ明らかにゴールとなるケースはゴールとして認めるべきだと思う。
今回のように、反則で相手の明らかな得点を阻止する行為を認めることになってしまうルールはフェアでない。
そうでなくてもサッカーは点が入りにくいスポーツなのだから、一点の持つ重みは大きい。
明らかなゴールを反則で阻止した場合はゴール得点を認めるようルール変更をしてもらいたい。
と、こんなところで訴えても仕方ないと思うのだが、時事放談ということで。。。(笑)