キング・カズ（三浦知良）

ＮＨＫの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の最終回でカズを取り上げた。
カズのことはサッカーを通じてしか知らなかったが、この番組を見て４３歳で現役を続けているすごさが伝わってきたことはもちろん、尊敬できる人柄を知ることもできて良かった。
１２年前のフランスでのワールドカップ出場決定後の最終選考で、カズが落とされた時は僕も含めて多くの人が「なぜ？」と大きなショックを受けた。
この番組でカズはそのことを振り返り「あの時から僕のサッカー人生は始まったと思っている」と語っていた。
そのように自分の中で昇華できていることも素晴らしいと感じた。
「今でもワールドカップ出場を夢見てサッカーをしている」とも言っていた。
余談だが、あの時の監督は今回と同じ岡田監督だ。
フランス大会では惨敗したのだが、当時を振り返って「カズを外したことで、他の選手の精神的支柱を奪ってしまうということに思い至らなかった」と言っている。
だから、今回の最終選考ではその轍を踏まないことを心掛けているとのこと。

カズはチームランニングではいつも先頭グループで走っている。
すごいことだ。
カズは「ランニングは飽きるので、いつも同じ音楽を聴きながら走っている」とのことで、その一曲にナント都はるみの「好きになった人」が入っているのである。
ヒップホップなどは聴かず、昔のアイドルの歌やブルース調の曲、歌謡曲が好みとのこと。
この点でもファンになってしまった
今季の活躍を大いに期待している。
さてお勧めの曲は、番組の主題歌である。
歌詞も素晴らしい「プログレス」という曲だ。
http://www.youtube.com/watch?v=F-d-0YmRagY
ちなみに、４月３日午前１時４０分～（金曜日深夜）に再放送されます。
お勧めですよ