YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

9月の読書 読んだ本の数13、 読んだページ数 3963

2022年10月05日 | Weblog

シリーズ物が多いですねぇ。



これは経費で落ちません! 9 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 9 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
前作では山田太陽くんの29歳の誕生日があったのだが、本作でやっと森若さんの誕生日が訪れる。この間2ヶ月なので、本作は2ヶ月間の出来事である。私の所属していた会社は国税に目をつけられ(?)、立ち入りは何度か経験した。私の切った交際費伝票にも質問があったようだ。経理担当は本当に大変だ。同族会社っていい加減なところがあるのは、ある意味仕方がないことなのだろう。
読了日:09月29日 著者:青木 祐子,uki


これは経費で落ちません! 8 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 8 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
軽快な表現で普通の(?)会社の風景を表したこのシリーズも第8巻。相変わらず楽しい。後半に山田太郎が29歳の誕生日を迎える。ということは森若さんはあと2ヶ月で30歳だ。研究所から工場、そして本社機構の企画、広報、営業と経理。トナカイから来た槙野さん。PCは自作のようですね。日帰り出張のチンケな着服なんか問題にしなくてもいいようなものだと思う。それより国会議員の月100万円の「文書通信交通滞在費」は、絶対に実費に改めるべきではないだろうか。恥を知れと言いたい。森若さんもなんか言ってください。
読了日:09月28日 著者:青木 祐子,uki


これは経費で落ちません! 7 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 7 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
働く女性(特に出世頭である女性)にとって結婚とは何なのだろうか。私はすべて妻におんぶにだっこの現役時代であったが、昨今ではだいぶ夫の家事分担が進んでいるようだ。それでも出産までは分担できないし、と思ったりしている。二件の結婚話のうち1件は主夫だそうだ。それで一作品物にできるかもしれない。大阪と東京に分かれての遠距離恋愛。波乱の8作目が楽しみだ。
読了日:09月26日 著者:青木 祐子,uki


これは経費で落ちません! 6 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 6 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
天天コーポレーションの研究所は茨城県つくば市にあるようだ。M&Aがwinwinで決着するかはなかなか難しい問題だ。きっとその前段階でリストラクチャという名の人員整理が行われることだろう。会社にとって良いことが、必ずしも従業員にとって良いことではないのだ。もっとも、不正を働く社員やそれを知りつつ野放しにする経営陣は許されるものではない。
読了日:09月25日 著者:青木 祐子


プリンシパルプリンシパル感想
本の題名しかみていなかったのでバレエ小説だと思っていた。読んでびっくり、太平洋戦争末期からの日本の真実だったかもしれない歴史を描いた内容だった。終戦直後の日本では警察も機能せず、その隙間を反社会的勢力が埋めたという行などはそうかもしれないと思わせるものがあった。反社と政治家の結びつきもあったのだろうなと思わせる。今話題の「旧統一教会」どころの話ではない。それを女教師を主人公にして描いたのが昭和23年生まれの長浦京というこの作家。今後の活躍をも期待したい。
読了日:09月23日 著者:長浦 京


代表取締役アイドル代表取締役アイドル感想
すごく面白そうな題名。内容的には「アイドル」にも会社という組織がどのようなものかをわかってもらえるといいなぁ、という程度の内容だった。それにしてもこの会社レトロフーチェリア㈱の上層部が酷すぎる。もう少し日本の経済や研究の実態をなぞれば、もっと楽しくできたはずだ。もったいない。
読了日:09月22日 著者:小林 泰三


雲雀の太刀 公家武者 信平(十一) (講談社文庫)雲雀の太刀 公家武者 信平(十一) (講談社文庫)感想
「結界」はある種の設定された空間領域を言うようだ。本書では「特殊なエネルギーを保持した神秘空間としての界」として扱われている。 ここまでなんとか目を通してきたが、もうこのシリーズはここまでにしようと思う。
読了日:09月20日 著者:佐々木 裕一


宮中の誘い 公家武者 信平(十) (講談社文庫)宮中の誘い 公家武者 信平(十) (講談社文庫)感想
下御門実充(銭才)が信平の姉、鷹司孝子に横恋慕していたのが一連の事件の発端だったとは!
読了日:09月19日 著者:佐々木 裕一


くもの頭領 公家武者 信平(九) (講談社文庫)くもの頭領 公家武者 信平(九) (講談社文庫)感想
毒は作用上、神経毒、血液毒、細胞毒の3種類に分類できる。これらの毒が人体に作用するのは、血液や体液を通して細胞に至り組織を破壊することによりものだ。したがって飲んでも効かないが、目に入れると発揮するという毒は存在し得ない。
読了日:09月19日 著者:佐々木 裕一


若君の覚悟 公家武者 信平(八) (講談社文庫)若君の覚悟 公家武者 信平(八) (講談社文庫)感想
黒幕、下御門の巨大な陰謀。とはいうものの、登場人物が多すぎるので楽しいの枠を超え、惰性や勢いでページをめくる印象だった。
読了日:09月13日 著者:佐々木 裕一


帝の刀匠 公家武者 信平(七) (講談社文庫)帝の刀匠 公家武者 信平(七) (講談社文庫)感想
とある刀鍛冶の手による刀剣にまつわる長編。第7巻に収まりきれず第8巻に続くようだ。何しろ石灯籠を切るというのだからすごい。炭治郎の全集中を思い出した。
読了日:09月04日 著者:佐々木 裕一


赤い刀身 公家武者 信平(六) (講談社文庫)赤い刀身 公家武者 信平(六) (講談社文庫)感想
嫡男福千代が元服し、第4代征夷大将軍家綱に「信政」を賜り、剣の修業のため京へと上る。そんな風に家族の歴史が作れれていくと並行して、江戸では様々な事件が勃発する。第一話の幼なじみは信平の幼なじみにして西園寺家に生を受けた薫のこと。三男にして大名家を継ぐこととなった秋之介の精細として迎えられることとなる。第二話は八幡藩の内部対立に伴う冤罪。第三話は人斬りの経験をしようという旗本と、その手助けをして益を得ようとする犯罪組織の話であった。
読了日:09月02日 著者:佐々木 裕一


狙われた旗本 公家武者 信平(五) (講談社文庫)狙われた旗本 公家武者 信平(五) (講談社文庫)感想
あらら?第4巻で信平はやっと松姫と口吸いをしたはずなのに、本巻では嫡子福千代がいるではないか。どこかで読み落としたのだろうか?いずれにしろ、細部を気にせず楽しめるのが大衆時代小説の良いところだ。
読了日:09月02日 著者:佐々木 裕一

読書メーター

そばの花が美しい季節を迎えました。
益子町で食べた十割そばの美味しかったこと。

益子 炉庵

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