YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

遠藤雅彦著 東京マラソン

2008年01月29日 | 
第二回目の東京マラソンは2月17日(日)に開催されます。

それを意識しての発刊です。初版の発行日は2月15日になっています。
食品のように賞味期限がなくて何よりでした。私が購入したのは1月18日でした。

私は東京マラソンは成功裏に終わったすばらしい大会だったと思っています。

でも、この本は・・・。全編にわたって

前例のない巨大大会なので
 バナナが不足しても仕方がなかった
 人形焼きを一人でいくつも食べる人がいるとは思わなかった
 トイレは十分にあったがランナーが雨のせいで気づかなかった
 ニューヨークだってベラザノナロー橋の上からゴールデンシャワーを放出する
というような内容が貫かれています。

夢舞マラソンは何処にも言及されていません。
そのような地道な活動の結果を置き去りにして貰っては困りますね。

お偉い方のお立場で書かれたのでそうなったのかもしれません。
でも、そんな言い訳さえなければ東京マラソンの舞台裏を知る貴重な読み物です。

大東京の繁華街を走るマラソンはやっぱりすばらしいものです。
お祭りのように、生まれて初めての応援だという奥様方がたくさん沿道に出ておられました。AEDで心停止に陥った二人のランナーが救われたそうです。

今年の東京マラソンでは、昨年問題となったいくつかの点が改善されて、今後とも(少なくとも私が当選するまでは)続いていくことを祈ってやみません。


遠藤雅彦著 東京マラソン ベースボールマガジン社 760円(+税)

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