南波多中ブログ

伊万里市立南波多中学校の日常を 保護者及び南波多町内外の皆様にお知らせします。

台風の影響がほとんどありませんでしたね。・・『学校経営と危機管理について』

2017-08-07 08:37:00 | 新小中一貫校開校と、閉校に向けて
 先週金曜日の時点で、「7日月曜日の部活動や映像塾等、学校の行事はすべて中止にします。」とお伝えしていました。ところが、今朝の天気の模様では、結果的には実施することができますね。・・・ということが往々にしておきます。そこで、今日は、学校における「危機管理とその考え方」について。

 『最悪の状態を想定して、そうならないように、またはそうなっても大丈夫なように、前もって手立てを取る。』というのが危機管理の考え方です。つまり、金曜日の時点での考え方としては、『台風が直撃した場合、被害を最小限に抑えるように、前もって手を打つ。』ということです。そこで、その時点で月曜日(今日)を休みにしました。その際、たとえ最悪の状況にならなくても、その決定に疑念を挟んではいけないという関係者の理解が必要です。

 毎年の運動会において、悪天候が予想されるとき判断に迷います。その時、この考え方を取り入れます。つまり、「悪天候が予想される場合、前もってどうすればいいか!?」です。 例えば、私の校長1年目の時の運動会。天気予報では、昼ごろから荒れた天気になるということでした。当日早朝5時に学校に行き、対応を検討しました。結局、6時前に中止⇒順延の決定をしました。ところがその時点では少し雲は差し掛かっていても天気は穏やかで、何も問題ありませんでした。案の定、保護者からクレームの電話がありました。朝、7時半ぐらいです。「こんなに天気がいいのになぜ中止ですか?もう弁当の準備もしているのに!」ということでした。丁寧に説明しましたが、納得してもらえませんでした。ところが、その後、急速に天気が悪化して雨が降り出し、11時ごろにはどしゃ降りになってしまったのです。

 校長として、難しい判断をしなければならないことがあります。その時、心がけていることは、「冷静に、見通しを立てて、たくさんのデータをもとに判断すること。その際、先生方や保護者の意見をきちんと聞くこと。何よりも、子どもたちを中心にすえた判断をすること。つまり、この決定や方針は子どもたち(生徒)のためになるのか。」です。そして、「一度判断して決定したらぶれないこと。もし、想定外の事態になったら素直に謝罪する覚悟を持つこと。」

 来年度、新しい校種「義務教育学校」として新小中一貫校南波多校が開校します。新学校を立ち上げるにあたって、校内外についてさまざまなことを話し合っています。その際、私の念頭にあるのは、この「危機管理」の考え方です。想定される懸念事項は前もって対応をしておきたいと思っています。

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井手ファミリー・メキシコ奮戦記№18/53 

2017-08-07 06:02:34 | México
№18/53
2年目には自宅へ呼んだ。メキシコ式で子供の誕生日のパーティーをやった。たくさんの人が来てくれた。妻は希望者(幼稚園の保護者など)を自宅に招き、会費無料で「のりまき講習会」をやった。話を聞いて他の人が行きたいというと、また講習会を開いた。


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