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「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」で東北信越麺巡り 3/3 ~『福島』なみえ焼そば/『岩手』盛岡キムチ納豆ラーメン~【2022.10.16】

2022-10-20 17:12:57 | 東北
【3日目】
最終日のテーマは福島と岩手です。
上野駅から特急ひたち3号仙台行きに乗車します。


上野駅ホームには特急ひたちで仙台へ行くであろう鉄っちゃんと見られる方々が数名(勝手に思い込んで申し訳ないですが)。
じゃあ同じ目的としてご一緒に乗車しますか。


とっても僕は仙台まででなく、浪江まで乗車します。


てっきり(鉄っちゃん達で)満席になるのかと思っていた仙台行きのひたち。窓側は埋まっているも通路側は空きが結構ありました。


なんかツイッターの情報によると、今回のJR東日本パスで指定席を予約する場合、予約が経由駅を入力できない為、特急ひたち(上野(品川)~仙台)を購入しようとすると東北新幹線しか検索に出てこないとの事(えきねっとからは不可)。この場合、一度JR東日本パスを発券し、指定席自動券売機かみどりの窓口での申し込みが必要との事です。ちなみに僕の(上野→浪江)は問題なく検索に出てきました。その為、仙台行きひたちで仙台に行くのを諦めたという方もいる…のかもしれません。でもこれはえきねっと側に問題がありますよね…

車内販売でワッフルとネクター桃ジュースを購入。


勝田駅到着。ここで大半が下車しました。おそらく、ひたち海浜公園のコキア目的かな。


福島県に入り、いわきを過ぎ、富岡付近を走行中。建設車両がまだあり、復興は道半ばでしょうか。


上野から3時間ちょっとで浪江駅に到着。


(* ̄▽ ̄*)/ばいばい


駅舎。


徒歩15分くらいにある「道の駅 なみえ」


目的はやっぱりこのなみえ焼そば。美味しそう。


早速、レストランへ向かい食券を購入。家系ラーメンじゃないけど、いろいろトッピングできるようで、キャベツ追加と玉ねぎスープでカスタマイズ。


こちらがなみえ焼きそば。極太麺と濃厚なソースが特徴。


もちろん麺はもっちもち~。美味しかった~

浪江町のゆるキャラ「うけどん」さん。


そして道の駅の裏には…ラッキー公園!?


なんでもラッキーは幸せ(福)を運ぶ、福島県の福を連想させる事、美味しい農作物を通じて県内外へ幸せを運ぶ事から福島県の応援ポケモンはラッキーが選ばれたとの事です。

自動販売機。


ピンプクも。


請戸川の景色。


浪江駅に戻り、13:18発原ノ町行き乗車。ボックスシート確保。


原ノ町から仙台行きに乗り換え。トコトコ進み仙台到着。



この後は盛岡を目指すために、仙台からはようやく東北新幹線に乗車します。ついに真打ち登場ですね。


15:40発やまびこ63号盛岡行きに乗車。さすがネットの情報通りやまびこ自由席は人多かった。


せっかくなので、このままストレートに盛岡には行かず、今まで下車した事ない新幹線単独駅・くりこま高原と水沢江刺に行ってみようと思います。

まずはくりこま高原。


くりこま高原駅は元々、1982年の東北新幹線(大宮~盛岡)の開業時にはなかった駅で開業後、請願駅として誕生した駅です。紅葉の名所でもある栗駒山への玄関口でもあります。


駅前には直径10mの水車があるカリヨン公園。


駅舎。


近くには「イオン栗原志波姫ショッピングセンター」


館内にはフードコートとプラレール展示。


なんか宮城県をただ通り越すのもアレなので、フードコートの米金工房さんで米粉入りふんわりもっちり大判焼きをいただきました。
(でも米粉は宮城県産…ではなく岩手県産だったみたい)


くりこま高原駅に戻り、17:02発やまびこ65号盛岡行きに乗車。


さっきのやまびこは自由席満席でしたが、このやまびこは割と空いていて窓側座れました。


続いて水沢江刺駅で下車。こちらも東北新幹線開業した数年後に誕生した駅です。


水沢江刺駅に来たじょー!


駅舎は外観工事をしていました。


周辺に何かあるかと東口を出て散歩していたところ…出羽神社!?


てか…


わーー暗いよー!狭いよー!怖いよー!何が写っているか分かんないよー!(神谷明ボイス)


呪文レミーラ(フラッシュライト)


何とかスマホのライトで懸命に進むことはできたが、どうやらこの出羽神社の本殿は高台にあるようで、道は山道でなかなか到達できず、次の新幹線に間に合わなかったらまずいので途中で引き返しました。

というわけで鳥居と水沢江刺駅舎。


てか…なんでこんなところに新幹線の駅があるんだろう(いいじゃないか、あったって)

名産の江刺りんごジュースで一服。


18:24発やまびこ67号盛岡行きに乗車。



そしてラストステージの盛岡に到着!


盛岡といえば冷麺、じゃじゃ麺とあるかと思いますが、今回の目的はこちら。
盛岡駅ビル「フェザン」のめんこい横丁にある「柳家」さん。


盛岡名物"キムチ納豆ラーメン"


先入観でええええ~~!!って思うかもしれませんが、お店前には行列も出来ていて女性のお客さんも入っていました。

ちなみに小泉さんも試験前に新幹線で食べに行ったほど美味しいみたいです。


というわけで列に並び、しばらくして店内に入り着席。じゃあ小泉さんと同じレアチーズ入りを注文しました。あとライスも。


ではいただきます…
うんめえなーーー(゚∀゚)ーーーーー!!(秋田)

野菜たっぷりで何となく味噌ラーメンに近い感じでした。また、レアチーズとキムチ入りのスープと相性抜群。キムチ納豆という名前でしたが、納豆自体は入っていなく納豆の成分(匂い)が入っている感じでした。全然いけてスープまで完食しました。ご馳走様でした。

駅前の広場で一服。駅舎を見ると、はやぶさとこまちの連結しているところが見れました。


外から見るとこうなっているのか…


帰りは20:29発やまびこ74号東京行きで。
ちなみにこれ、東京へ行く最終のやまびこ号です。(上野着23:38)


ホームはE5系がたくさん停車していました。


流石にこの時間の列車で盛岡で自由席いっぱいになる事はありませんでした。


しかし、古川の時点で5割くらいだったのが、仙台から大勢のお客さんがドンと乗ってきてB席まで埋まり、車内は体温で蒸し風呂状態に。この中でJR東日本パスのお客さんがどれだけいるのか分かりませんが、こんな最終のやまびこまで自由席が満席になるとは思わなかったです。

こんな感じで今回の旅は幕を閉じました。
さてここで今回どれだけお得になったか計算してみましょう。

[正規料金](乗り換え駅でも改札出たとして区切ってあります)
●10/14
西日暮里(自宅)~上野 140円
上野~(つばさ121号)~大石田 乗車券6600円+指定席5640円
大石田~新庄 乗車券420円
新庄~横堀 乗車券860円
横堀~及位 乗車券240円
及位~十文字 乗車券590円
十文字~大曲 乗車券510円
大曲~(こまち46号)~上野 乗車券10010円+指定席7350円
上野~西日暮里(自宅) 140円

計32500円

●10/15
西日暮里(自宅)~新宿 200円
新宿~(あずさ5号)~豊科 乗車券4510円+指定席2550円
豊科~安曇追分 乗車券210円
安曇追分~松本 乗車券330円
松本~(しなの9号)~長野 乗車券1170円+自由席1200円
長野~(あさま620号)~上田 乗車券590円+自由席880円
上田~(あさま622号)~軽井沢 乗車券770円+自由席1870円
軽井沢~(はくたか569号)~上越妙高 乗車券2310円+自由席2640円
上越妙高~(しらゆき7号)~長岡 乗車券1680円+自由席1480円
長岡~(とき344号)~上野 乗車券4840円+自由席3530円
上野~西日暮里(自宅) 140円

計30900円

●10/16
西日暮里(自宅)~上野 140円
上野~(ひたち3号)~浪江 乗車券4840円+指定席2550円
浪江~原ノ町 乗車券330円
原ノ町~仙台 乗車券1340円
仙台~(やまびこ63号)~くりこま高原 乗車券1170円+自由席1870円
くりこま高原~(やまびこ65号)~水沢江刺 乗車券990円+自由席1870円
水沢江刺~(やまびこ67号)~盛岡 乗車券1170円+自由席1870円
盛岡~(はくたか569号)~上野 乗車券8580円+自由席5700円
上野~西日暮里(自宅) 140円

計32560円

3日間の合計を全て足すと95960円
正規料金だとこれだけかかりました。
これがJR東日本パスが22150円だから…
95960円-22150円=73810円お得な旅となりました!
しかも日帰りなので宿泊費は0円です。

道中、ツイッターとかで利用者のつぶやきを見てみると、北海道や北陸方面旅行の補助として使用したり、別料金となるが、大糸線(南小谷~糸魚川)、トキてつ(糸魚川~直江津)を通るプランを考えたりと「あ、こういう使い方もあるんだ」といろいろ参考になったりしました。今回初めてのJR東日本の新幹線・特急乗り放題の切符でしたが、実際使用してしてみて気づいたこと、感じた事を2点ほど挙げたいと思います。

1、効率の良いダイヤでの乗り継ぎ乗り継ぎ~はあまりオススメしない
なぜかというと皆同じ事を考えていて大混雑するからです(ツイッターでも現地にいる旅行者から悲痛の声が…)。
たとえば今回のきっぷでは三陸鉄道もフリーエリアに入っていますが、それによって大船渡BRT~三陸鉄道~八戸線~みたいに効率のいい乗り継ぎダイヤを組んで乗ろうとすると、同じ事考えているお客さんが大勢いて座れなかったり、最悪積み残しという事になります。首都圏みたいに10両の列車が10分間隔で来るとかではないので1本乗り遅れたら大変です。乗れたとしても誰も途中で降りる人がいなく、始発から終点までずーっと立っていないといけない。せっかくの鉄道の旅でも通勤電車にような辛い状況を何時間も味わう事になります。また、東京~(とき)~新潟~(いなほ)~秋田~(つがる)~青森…も全部自由席…では危険かもしれません。まあこっちはあらかじめ指定席取っておけばいいですが、指定席の使用回数とか注意しないといけませんね。

2、新幹線やまびこ自由席で東京方面へ帰る場合、古川以北から乗る
これは曜日や時間帯の列車にもよるので一概には言えませんが、たとえば今回僕は盛岡から帰京する際、盛岡始発の東京行き最終のやまびこ自由席で帰ってきました。盛岡時点ではガラガラで古川までは割と空席があったのに仙台からゴソっと乗ってきて満席となりました。もし仙台から自由席で確実に座って東京へ帰りたいとなったら、一度、古川(よりも上の駅)まで行って、古川から新幹線自由席に乗車する作戦もありです。いわゆる「折り返し乗車」というやつです。本来は不正乗車となるため、やってはいけませんが今回のような新幹線乗り放題きっぷなら問題ないので。…てか皆さん仙台に何しに来ているんでしょうね。牛タン食べに?

まあ、あくまで個人的な思考なので一概には言えませんが、今後また同じような切符が発売されて旅行する場合は参考になるかと思います。

今回JR東日本パスの旅をしていろいろ勉強になり楽しかったです。JR東日本パスの使用は10/27までです。もしこれからこの切符で旅行される方、是非楽しんで来てください。

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