としの写真と俳句

写真と俳句

コスモス

2010-10-26 15:54:53 | 日記
    指先に触れてコスモス揺れにけり
                (ゆびさきに ふれてコスモス ゆれにけり)



             今年のコスモス畑は、夏の暑さに負けたのか
             コスモスの花はまばらに咲いていました
             それでも、畑の中を分け入って行くと
             歓迎のあいさつです
             私の周りに集まって恥ずかしそうにそっと揺れてくれます
             コスモスの花言葉は乙女の真心、純潔です 
             

萩の花

2010-10-18 15:07:52 | 日記
     どこまでもやさしき萩のうねり哉
              (どこまでも やさしきはぎの うねりかな)



            萩が揺れています
            一面にやさしい風を撒き散らすように
            そんな萩の花が好きです

吾亦紅

2010-10-10 12:16:14 | 日記
      しつかりと根付いて加賀の吾亦紅
                (しっかりと ねづいてかがの われもこう)




            金沢に嫁いで三十数年、
            今ではどこからみても金沢人
            秋になるとこの場所に必ず咲く吾亦紅
            毎年、吾亦紅に会いに来ます
            そして語りかけます
            ともに頑張ろうと















女郎花

2010-10-02 16:32:31 | 日記
    動かざる歴史の跡や女郎花
               (うごかざる れきしのあとや おみなえし)



              金沢城公園にも秋の草花が咲き出しました
              女郎花が金沢城に寄り添うように咲いています
              この地に立つといつも歴史の重みを感じます
              前田利家公やお松の方が歩いたであろうか…‥
              身の引き締まる思いがします