としの写真と俳句

写真と俳句

椿

2010-03-26 12:00:56 | 日記
    犇めきて椿まつりの椿かな
                (ひしめきて つばきまつりの つばきかな)


       
              金沢市の近郊、野々市町では毎年椿まつりが行われます
              この日の主役は椿です
              会場は椿で溢れています
              椿の絵、写真、短歌、俳句、生け花
              そして鉢植えの椿
              外では椿の苗木が売られています


2010-03-18 22:54:42 | 日記
     山路来て此処より梅の匂ひ立つ
                 (やまじきて ここよりうめの においたつ)



           私は毎年観梅は、兼六園と卯辰山の梅と決めている
           卯辰山の梅は兼六園ほど華やかではないけれど
           厳しい寒さを乗り越えた、清楚な気品を感じる
           見下ろす金沢の町並み、梅の香が心地よい

鶺鴒島

2010-03-09 21:21:42 | 日記
     冴返る鶺鴒といふ島のあり
                 (さえかえる せきれいという しまのあり)



          冬に逆戻りしたような寒さです
          金沢では雪が降っています
          3月の積雪は珍しいです

          鶺鴒島は兼六園の中にあります
          人生の一生を表現しています
          人生の三儀式である「誕生」「結婚」「死」をそれぞれ陰陽石、相生の松
          五重の石塔で表し、配置しています。昔、いざなみ、いざなぎの尊が
          男女の和合の方法を鶺鴒から教わったという故事より、その名が付けられました
          正面に「三社」と書かれた石額がかかった鳥居を据えております 

梅開く

2010-03-01 14:03:30 | 日記
     ほつほつと開きし梅をくぐり来て
                (ほつほつと ひらきしうめを くぐりきて)


           梅の蕾もようやくほころんできました
           散策の途中で見つけた梅の木
           娘も乳母車を押しながら寄って来ました
           そんな何気ない仕草にも春を感じますね