昼顔

　　　　ひるがほははぢらひながら咲くといふ
　　　　　　　　　　　　　　　（ひるがおは　はじらいながら　さくという）




　　　　　　　　　　　草むらの中に咲く一輪の昼顔
　　　　　　　　　　　ちょっと触れてみれば
　　　　　　　　　　　恥ずかしそうに俯いてしまった
　　　　　　　　　　　夏に咲く花の中では、可憐な花である
　　　　　　　　　　　儚い夢のような花　

花石榴

　　　　　つんつんと咲いて夕日の花石榴
　　　　　　　　　　　　　　　（つんつんと　さいてゆうひの　はなざくろ）



　　　　　　　　　　　　　石榴の花が咲きました
　　　　　　　　　　　　　秋には実がなります
　　　　　　　　　　　　　楽しみです

夏祓

　　　　頭垂れ禰宜につづきし茅の輪かな
　　　　　　　　　　　　　　　　（こうべたれ　ねぎにつづきし　ちのわかな）



　　　　　　　　　　六月三十日は夏越の祓です
　　　　　　　　　　毎年神社へ参詣して
　　　　　　　　　　茅の輪を潜り、無病息災、厄除けの祓をします
　　　　　　　　　　今年は写真を撮っていたので、長い行列のしんがりになってしまいました
　　　　　　　　　　左、右、左と三回潜ります