としの写真と俳句

写真と俳句

梅の花

2011-03-29 15:23:21 | 日記
梅一枝母へ手向けてけふも雨

(うめいっし ははへたむけて きょうもあめ)




        春のお彼岸の頃に母は亡くなりました
        母に今年は梅の花を一輪供えたいと思います
        命の儚さ、尊さを想いながら 合掌

釣釜

2011-03-20 22:19:43 | 日記
釣釜やゆるりゆるりと茶の香立つ

(つりがまや ゆるりゆるりと ちゃのかたつ)




      茶室に入ると別世界のよう
      ゆったりとした気持ちになります
      そんなひと時を持てること、幸せに思います

      茶道では、冬の間は炉に五徳を据え、それに茶釜を掛けて
      用いるが、陽春の気配が漂いはじめると五徳を除き、
      天井から吊るした自在鉤に釜を掛ける
      この釜を釣釜という
      冬から春へと移る軽やかな季節感を大切にする
      茶人の心が息づいている

雪解川

2011-03-03 22:51:46 | 日記
ポッポッポと歌ふ子遊ぶ雪解川

(ポッポッポと うたうこあそぶ ゆきげがわ)




    晴れて暖かい日は犬も子供も河原が大好き
    ♪ポッポッポはとポッポまめ♪
    ここまでしか歌えないのですが、孫はこの歌が好き
    河原の残雪を踏んで遊び、びしょぬれになって帰ってきました