としの写真と俳句

写真と俳句

紫木蓮

2009-04-28 13:15:00 | 日記
   飄々と生きるがよろし紫木蓮
                 (ひょうひょうといきるがよろししもくれん)


   木蓮の花を見るといつも思い出す句があります
   
   戒名は真砂女でよろし紫木蓮    鈴木真砂女
   
   その句を本歌取りして、ちょっと詠んでみました
   還暦も過ぎました
   残りの人生、飄々と生きてもいいのでは・・・・・

緑立つ

2009-04-25 11:54:08 | 日記
   大いなる夢を抱きて松の芯
                  (おおいなるゆめをいだきてまつのしん)

   花の頃、松の緑が美しく伸びて来ます
   松の新芽です
   すくっと伸びた新芽はやがて青々とした新緑に・・・
   秋が過ぎ、冬の寒さに耐え
   松は何百年も生き続けるのです

   

桜散る

2009-04-20 13:36:20 | 日記
   ひとひらの色を重ねし桜散る
             (ひとひらのいろをかさねしさくらちる)


    賑やかだった桜の頃も終わり
    ぐんぐんと葉っぱも勢いを増して来ました
    エネルギッシュな瞬間です

         犀川は葉桜となり蘇る

2009-04-16 14:31:21 | 日記
   それぞれに花を見てをり満開の
              (それぞれにはなをみてをりまんかいの)

    
       花見にたくさんの人が集まります
       皆それぞれのスタイルで花を楽しみます
       写真を撮ってる人、ソフトクリームを食べてる人
       ベンチに腰掛けて話をしている人
       歩くのいやだと駄々をこねてる子
       私はこの場所で市街地を見るのが好き
       兼六園に来たときはいつもこの場所に立ちます

夕桜

2009-04-14 11:33:07 | 日記
   真ん中をせせらぎ流る夕桜
           (まんなかをせせらぎながるゆうざくら)

    兼六園は松の木が多く植えられています
    桜の頃は松の緑と桜のピンクが調和して
    美しい調べを奏でます
    園の中を流れる用水にも桜の花が揺らいでいます