としの写真と俳句

写真と俳句

残暑

2012-09-05 14:27:46 | 日記
雨雲の雨の雫や秋暑し

(あまぐもの あめのしずくや あきあつし)





      九月に入ってよく雨が降ります
      空がみるみるうちに曇ってきたと思うと
      突然、激しい雨が降り出します
      間一髪セーフの時もあれば、雨に降られて雨宿りをした時も
      雨の後は蒸し暑いですね

河骨

2012-08-01 22:25:37 | 日記
河骨の咲くや水辺の薄明かり

(こうほねの さくやみずべの うすあかり)





         河骨を初めて知りました
         武骨な名前の割には可愛い花が咲くのですね

苔茂る

2012-07-02 22:14:04 | 日記
老いといふ文字は嫌ひよ苔青し

(おいという もじはきらいよ こけあおし)





         いつまでも若い気持ちでいたら、身体の節々が悲鳴を上げ始めた
         いよいよ老境の域に入ってきたのだろう
         

鉄線花

2012-06-16 23:35:47 | 日記
喧騒を避けて小径へ鉄線花

(けんそうを さけてこみちへ てつせんか)





         時折静かな空間に身を置きたくなります
         脇道にそれると、垣根から鉄線花が顔を出していました

青葉風

2012-06-04 11:25:19 | 日記
風の音青葉を揺らし届きけり

(かぜのおと あおばをゆらし とどきけり)




        青葉が美しい季節になりました
        金沢では百万石祭りが行われました
        沿道ではたくさんの人が行列を待っていました
        私はというと、行列が近づいてきた直前、頼まれていた百万石祭り
        のビデオ録り忘れていたことを思い出し
        慌てて家に直行、結局ビデオは半分しか録れず祭りは見られず
        散々な一日でした