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2020 校長会調査と実際の倍率はこんなに違う

[2020年1月18日 更新]
先週に発表された2020年度の志望校調査集計、いわゆる「校長会調査」の結果を見て驚いた方、安心した方もいよう。

あれはあくまで予備調査。志望校が決まっていない子はカウントされていない。
よって、基本的に応募倍率は校長会調査よりも上がる

例えば旧1学区の6校、8年分の「校長会調査の倍率」と「最終応募倍率」を並べた。
なお、校長会調査で高倍率だった高校については、先週の記事を読まれたい。

◆旧1学区は軒並み倍率アップ 
200118ak.png
"最終"とは最終応募倍率を示す。

ご覧のとおり、わずかな例外を除き「最終応募倍率の方が高い」ことがわかろう。
また上位都立校は「私立の大学付属校に受かったから、都立は受けない」と受験を辞退する生徒も多いので、実倍率とは離れるが目安にはなるだろう。
※辞退率について、後日まとめて報告したい。

今回の校長会調査。倍率が1.75倍以上と高かったのは
<男子>12校
三田 1.83倍
大崎 1.77倍
戸山 2.10倍
青山 2.19倍
石神井 2.03倍
豊島 1.75倍
上野 1.85倍
城東 1.99倍
江戸川 1.93倍
立川 1.80倍
東大和 1.90倍
狛江 1.95倍

<女子>18校
三田 2.37倍
田園調布 1.94倍
戸山 1.93倍
青山 2.27倍
目黒 1.76倍
広尾 2.45倍
松原 1.85倍
石神井 2.02倍
竹早 2.03倍
豊島 1.81倍
向丘 1.98倍
城東 1.95倍
江戸川 1.81倍
深川 1.86倍
昭和 2.09倍
小平 1.92倍
狛江 1.85倍
神代 1.83倍


まさか豊島が男女ともここまで倍率が上がるとは。
このブログでほめ過ぎたから。ってことはあるまいが。
分かる人には分かるのだろう。


◆やることは1つ
倍率が2倍近くになると、合格ラインはやや上がるだろう。
VもぎやWもぎでA判定以上でなければ、相当厳しい戦いになることを覚悟しておいてほしい。
それでも、合格のために正しい努力をしたものが勝つのは道理

こんなブログを読むのはここまでにして、受験生は勉強に取り掛かろう。


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