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都立高校入試検定 初級その1

[2024年4月24日更新]
都立高校入試について知っておくべき知識問題を5個そろえた。
今回は初級編。必ず知っておいてほしいことばかり。
マルかバツで答えてもらいたい。
(内容は2024年度入試のものです)

問1. 推薦入試に不合格の場合、一般入試では違う高校に出願できる
問2. 一般入試の試験時間、1教科60分である
問3. ESAT-J(スピーキングテスト)は推薦入試・一般入試ともに配点がある
問4. 調査書点(通知表の点)は中3の二学期のものだけ反映される
問5. 自校作成問題は国語、数学、英語の3教科のみ

解答と解説はこの下に書いていく。
まずは考えてみよう。



◆問1. 推薦入試に不合格の場合、一般入試では違う高校に出願できる
推薦入試や文化スポーツ等特別推薦で不合格なら、一般入試はどの都立高校にでも出願できる(島しょは一部条件あり)
推薦入試で合格し入学手続きをしてしまえば、他の都立高校に出願することはできなくなる。
推薦入試で安全校を確保し、一般入試で本命校を受ける作戦は都立高校では不可能。
よって答えは「〇」


◆問2. 一般入試の試験時間、1教科60分である
共通問題校でも自校作成校でも時間は同じ。
1教科50分。英語はリスニング時間も含めて50分である。
よって答えは「✕」


◆問3. ESAT-J(スピーキングテスト)は推薦入試・一般入試ともに配点がある
推薦入試では配点なし。
一般入試、分割前期入試では配点あり。多くの高校では1020点満点のうち20点。エンカレッジスクールヤチャレンジスクールでは配点なし。
なお2次募集、分割後期入試でも配点はない。
答えは「✕」


◆問4. 調査書点(通知表の点)は中3の二学期のものだけ反映される
都立高校の調査書点は、中3二学期に出される通知表の点を利用する。
中1と中2の通知表は一切みない。
ただし中3二学期の通知表を付ける際には中3一学期の通知表を見る。中3の最初が大事である。
答えは「〇」


問5. 自校作成問題は国語、数学、英語の3教科のみ
一般入試で自校作成問題を使っているのは
進学指導重点校 日比谷、戸山、青山、西、八王子東、立川、国立
進学重視型単位制高校 新宿、墨田川、国分寺
これらは国語、数学、英語の問題を自校で作成している。ただし英語のリスニングは共通問題と同じ。

他、八王子拓真高校も自校作成。
ここは分割前期・後期とも独自問題というレアケース。

国際高校は英語のみ自校作成問題である。リスニングも独自の問題。
よって答えは「〇」

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