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【2021大学受験】都立中高一貫校の実績

[2021年8月11日 更新]
都立の中高一貫校は、2022年度入試を最後に高校から入学できる学校がなくなる。
すでに大泉、富士、両国、武蔵は募集停止。来年の白鴎高校が最後となる。

その都立中高一貫校はどのくらいの大学合格実績を出してきたか。
2021年春の結果が発表されたので、それをまとめてみよう。


◆小石川の一強
今回は現役での国公立大学合格者のみを集計する。
私立大学は1名で複数の合格数を稼ぐ者がおり、比較しにくいからだ。
表は東京一工の合格者数で並べている。


水色背景が中等教育学校。
黄色背景は併設型中高一貫校。

小石川が圧倒。次いで武蔵。両国、大泉と区部人気校が続く。
下位は白鴎、南多摩、そして富士がワースト。
国公立大合格数でも富士が最下位である。

中学受検では、優秀な生徒は大泉に流れている印象を受ける。
富士中学校の受験者の本心は「都立中で最も受かりやすいから」が少なくないだろう。
大泉と富士どちらも行けるとして、富士を選ぶ子はいないと思っている。「家から近い」以外の理由でね。

都立中受検をして富士中学校に行くのと、都立高校受験をして上位都立高校に行くのとどちらがいいのだろうか。
もし都立中に行ったら、高校受験はせず内部進学するのがふつう。中学校でも高校受験のための勉強はしないので区立中学校に通うよりも高校受験をするなら大変である。

私なら後者を薦めるが皆さんはいかがかな。
都立中高一貫校の高校受験生の受け入れは失敗策。結論は出ている。

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