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高校別 併願校ランキング(旧4学区)

◆都立と一緒にどこの高校を受けているか
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旧4学区は自校作成校がない。よって最上位校が竹早である。
竹早は、併願優遇のある駒込、淑徳、淑徳巣鴨、桜丘が多い。
距離の近い(700mくらい)中央大学高校の受験者が多いと思いきや、男子4名とそうでもない。
中大杉並、青山学院を受ける子もいたが合格者はゼロ。
國學院は20名が受け、14名が合格している。竹早を狙うのであれば、國學院を併願とするのが丁度いいレベルと言えよう。
北園も國學院を受ける子が多いが、合格率は男子70%、女子33%とだいぶ開きがある。北園は男子の方が強い(=学力が高い)印象があるが、実績でもそれが分かる。
文京も國學院を受ける子が多い。合格率は男子21%、女子30%と北園受験者に比べると激減する。豊島受験者になると1名も國學院には受かっていない。

◆大東文化第一が人気の理由
文京、豊島、向丘、高島受験者に一定数いるのが、大東文化第一高校の併願者。
場所は近いが板橋有徳受験者となると、大東文化第一に受かる子はいない。

大東文化第一高校は大学付属ながらも、他大学受験も奨励している。
高校での成績が上位4割に入っていれば、内部進学の権利を持ったまま他大学を受けられる。
(=他の大学に受からなければ大東文化大学に進むことができる)
「将来やりたいことは決まっていないけど、大学付属校ならラクできるかもしれない」なんて子にはいい。

ちなみに大東文化第一という名だが、第二以降の高校はない。
大東文化大学の付属高校はここだけだ。

似た名前で東京農業大学第一高校は、第二(群馬県)、第三(埼玉県)まである
日本大学第一、第二、第三高校も同じだ。

余談だが、日本大学の名がつく付属高校には三種類ある。
「付属」は学校法人日本大学が直接運営している学校だ。日大への入学枠は比較的多い。
「準付属」は日本大学と特別・準付属校契約を結んだ法人が運営している。最近では東京都内の日出高校が目黒日大高校になる。
学力がそれほど高くない高校が、「日大」という冠をつけて生徒増・偏差値増をもくろんでいる。
「特別付属」は日本大学が直接運営していたが、戦後独立して・準付属校契約をしている「ナンバースクール」と呼ばれる高校だ。
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◆内申点が低くても併願優遇できるのは大東学園
大東学園は9教科の内申点が20以上で併願優遇がもらえる。
女子校なら安部学院と淑徳SCと蒲田女子が9教科22以上、品川エトワール女子は9教科20以上でOK。

もっとも板橋、大山あたりを受ける子は、私立を1つも受けないケースも多い。
都立一般がダメなら2次募集や分割後期でいい、という考えだろう。

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