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都立入試で 英語スピーキングテスト

◆2020年に高校受験する、現中学2年生が対象

東京とは 英語「話すこと」の評価に関する検討委員会 を設置。
都立高校入試で英語のスピーキングテストを導入する方向で動いている。

2018年6月、東京都庁で開かれた
第2回 英語「話すこと」の評価に関する検討委員会 の主な概要をまとめた。

・平成 30 年 10 月までの期間、都内8校の中学3年生 約 1,000人を対象に、フィージビリティ調査(予備調査)を実施する。
・PC又はタブレット端末等を用いて解答音声を録音する方式とする。一部実施校においては、面接によるテストを実施する。
・テスト実施時期は、中学校の学校行事や進路指導に十分配慮するとともに、私立高校での活用の可能性を踏まえ、実施時期を設定する。
・インフルエンザ等の欠席者へ対応、他道府県や海外からの受験者等についても十分に配慮する。


ここに大事なことが書かれているのだが、気づくだろうか。
・テスト実施時期は、中学校の学校行事や進路指導に十分配慮するとともに、私立高校での活用の可能性を踏まえ、実施時期を設定する。

赤字の箇所だ。
大学入試センター試験のように、私立(高校)入試でも使えるようにするという。

タブレット端末を使うということは、録音した音声をAIが文字に起こし、採点するという形式だろう。
驚くなかれ、すでにそのような技術は教育現場には存在するのだ。区立中学校には普及していないがね。

それでもマークシートの採点と違い、採点には時間がかかる。
となると実施は冬休み前、2学期中となるだろう。

◆区立中学校の事情を見れば10月に実施か
中学校の3年生2学期は忙しい。
9月・・・中間テストがある。修学旅行も。
10月・・・比較的ヒマ。英検はここ。
11月・・・期末テストがある。
12月・・・仮内申をふまえての三者面談、私立高校との相談がある。

英検はあるものの、いま英検は英検CBTに移行しつつある。
英検CBTとは「コンピュータを使った英語検定で、従来の英検と同じ資格効果がある」もの。
毎月実施され、2週間弱で結果が出る。英検よりはるかに受検生には利点がある。

都はなかなか情報を出さないが、詳細が分かり次第お知らせしよう。


東京新聞による、スピーキングテストのイメージ

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