都立に入る!

中学2年生 高校選びを始めよ

[2024年3月15日 更新]
2024年4月に中学3年生になるキミへ。
志望校は早くに決めておくことを薦める。

1つに絞らなくていい。
ちょっと無理かなと思うようなA高校
もう少しで行けるかなと思うようなB高校
最低でもこのレベルには行きたいと思うC高校
のように3~4校を選んでおけばいい。

◆理由は3つ
理由1 目標数値が決まり、何をいくつ上げればいいかが明確になる
理由2 二学期、志望校変更で慌てない
理由3 高校入学後をイメージしやすくなる

順に説明する。

〇理由1 目標数値が決まり、何をいくつ上げればいいかが明確になる
数字というのは便利だ。
今の立ち位置と目標までの距離を教えてくれる。

例えばキミの中2学年末の通知表がオール4だとする。
オール4で都立一般入試の妥当校は目黒高校、井草高校あたりだろう。
ちょっと頑張って豊多摩高校、その上に北園高校。
逆に広尾高校ならちょっと余裕がある程度か。

都立一般入試は総合得点の68.6%がテストで決まる。
通知表はあくまで目安。できれば偏差値を早めに知っておきたい。
残念ながら東京の会場模試は、VもぎWもぎとも6月が初回。それまでは偏差値を知るすべがない。
塾に通っていれば、(Vもぎの運営会社である)進学研究会の模試を受けるチャンスはある。

Vもぎ偏差値なら
豊多摩、北園 60以上
目黒、井草  57以上
広尾     53以上
このくらいないと合格は厳しい。
よしんば受かったとしても入学後、授業についていくのが大変だ。
高校は入って終わりではない。


〇理由2 二学期、志望校変更で慌てない
2学期になって成績が変わることなど珍しくはない。
上がった場合はまだよい。問題は下がった時。

偏差値は、受験生集団の中でのキミの位置を示すもの。
キミがいくら努力して学力を上げても、他の受験生がそれ以上に学力を上げたのなら偏差値は下がる。
過去の努力と比較しても意味はない。周りの受験生と比較せねば。

中3冬休み前の模試で偏差値がガクンと下がり志望校変更を余儀なくされた場合。
複数の志望校を設定していたのなら、そこから選び直せばいい。
1つしか志望校を決めてなければ、イチから志望校選びをしなければならない。入試直前の12~1月に説明会をやる都立高校は少ない(生徒が集まっていない高校は開催するが)あせっていい加減な選択をしてしまうこともありうる。

志望校は複数選び、順位をつけておこう。


〇理由3 高校入学後をイメージしやすくなる
その高校に入った後を想像するのはとてもいいこと。
その夢の実現のために努力ができるから。

具体的な目標があるのとないのでは大違い。
また期限があるのとないのとでも違う。

2025年の都立高校一般入試はおそらく2/21(金)。まだ先だ。
だからまず、一学期中間テストまでに何をすべきか考え、動き始めたらいい。
数学は予習できる。

以下サイトは無料で問題をプリントアウトでき、定期テストの下準備に重宝する。お薦めだ。

都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ

現役塾講師が教える 都立高校に受かるためだけのサイト。
都立入試・受験情報を無料で教えます。

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