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都立一般入試 傾斜配点とは?

都立高校の一般入試では、特定の科目の得点比重を高める「傾斜配点」という仕組みがある。
大半の都立高校では国語・数学・英語・社会・理科は同じ100点満点。それぞれ1.4倍されて計700点に換算される。

◆科学技術高校は数学・理科が得意だと有利に
しかし、いくつかの都立高校は、求める生徒像に応じて入試の配点を変えることができる。
2019年度入試では以下の8高校にてこの「傾斜配点が」適用された。
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国際高校や外国語コースのある高校は英語の点数が高い。
そういう高校の受験生には英語が得意な子が多い。
よって「英語が得意なら有利」というより、「英語が苦手なら致命的」と思った方がいい。

中でも国際高校の英語は自校作成問題。
日比谷など他の自校作成校と比べても問題レベルは高い。
リスニングは国際高校のみ別問題。スピードも速く英文は一度しか読まれない(他の都立は二度読まれる)
語数も多いので速読力が必要になる。
そんな難問で80点以上を取れる子が受かりやすい。
一般入試の実質倍率は2.5倍前後。英検準2級合格くらいでは「中の下」でしかない。

◆1.5倍なら他科目でも逆転可能
配点が高い科目が取れないからといってあきらめないこと。
国際高校は別だが、都立の共通問題は他の道府県に比べれば易しい。
来年、中学3年になるキミも、これから11か月あればまだまだ得点は伸ばせる。
ゆめゆめ努力を怠るな。

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