大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-やってました（葵編）

大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-攻略終了しています
今回は葵さんについて書いていきますね
（ネタバレしてるんで注意です）

多岐川葵について・・・
美汐学園の生徒会副会長で京太郎達と同学年
本編では攻略対象外ですが-Dreaming Sheep-にて晴れて攻略対象キャラとなりました

本編開始時点で葵さんが真帆さんに心酔しているため・・・と言うより百合っぽい感情を持っているため、真帆さんから好意を向けられている京太郎に対して対抗心が強く
初登場時点で会長とは逆に京太郎への好感度はマイナスだったりします

そのため京太郎達と対立することが多く、つぐみルートに至っては完全な悪役として立ち回ることになるので
あまり、好感を得られなさそうな人といえますね・・・

悪役としての立場が足をひっぱったか、人気投票では女性キャラ最下位という憂き目にあってしまいました
つぐみルートにしか登場しないつぐみ妹「さより」にまで負けるのは流石に可愛そうだと思うの

性格はメガテンで言うところの極LAWみたいな感じで
規律を遵守し、僅かな不正でも許すことはありません
極CHAOSの紗弓実さんとの相性は最悪だろうなぁと思ったり

また、自分の意見に絶対的な自信を持っており、異なる意見を唱えるものに対しては
「圧倒的正論（葵さんにとって）」を叩きつけて黙らせたり
自分の意見に従うよう相手に強要するなどアグレッシヴなところも

その信念は「性格悪い」と直球で言われても「よく言われます」と即座に返せるほど確固たるものだったり
いろいろと強すぎます

その強烈な個性からか、人受けは悪く葵さんが真帆さん以外と穏やかに談笑するシーンはほとんど無かったりします
無人の荒野で一人歩を進める葵さん・・・格好いいですが疲れませんかね？

そんな歩くナイフみたいな葵さんですが、もちろん良いところも持ち合わせています
方向性がアレなだけで学園のことを本気で考える姿は好感をもてますし
自分の考えをしっかり持っている様も好印象。お金にならない学園の作業を22時まで、行えるのは本当に学園のことを思っていないとできないと思いますね

また美汐学園の副会長を務めるだけあって、事務能力は高く図書部のエンジン玉藻さんと互いに能力を認め合うほど
会長からも作業に関しては信頼も厚いみたいですし、やればできる子なんでしょう

個人的には本作上位キャラクターの一人ですね
・・・結構きつめなこと書いておいてなんだと思われそうですが、仕事に関しては葵さんと意見が合うことが多いんですよね・・・
規律に厳しいところや、正誤関係なく自分の考えを信じて突っ走るところは私そっくりです

ただ、お互い我が強いので相性事態は悪そうなのが残念なところ
葵さんと合うのはやっぱり京太郎みたいな穏やかで冷静で器の大きいタイプでしょうねぇ・・・

シナリオについて・・・
生徒会の協力を断ったミナフェスが大成功に終わったことに、真帆信者である葵さんが納得できず
成功の秘訣を図書部から聞き出そうと部室に押しかけてくるところから始まります

生徒会と図書部達の相談を経て、ミナフェス参加団体から事後の聞き取り調査を行い結果を葵さんに渡すということになるわけですが
その結果、生徒会版「ミナフェス」を開催すると葵さんが息巻く事に
あぁ・・・ミナフェスの成功が悔しかったんだなぁ・・・と感じられ

が、そのイベント案は実力主義を前面に押し出した、美汐祭と同じ雰囲気を醸し出すもので
ミナフェスの力の無いマイナーな部活にもスポットライトを当てようとする志と相反するものでした

そのイベント案に失敗の匂いを感じ取った京太郎と真帆さんがイベント案を見直すよう進言するも
我が道突き進む スパイラルドライバーな葵さんがその意見をのむ筈もなく
イベントの意見交換会を開催してしまいます

・・・が、京太郎達の危惧どおりミナフェスという名に似た実力主義という需要がどこにあるか分からないイベントに興味を示す団体は少なく
意見交換会には10足らずの団体しか参加しないという惨憺たる結果に、イベントは大失敗してしまいます

流石に堪えた葵さんは三日間学園を休むことに・・・
見えていた結果とはいえちょっと可愛そうですね・・・

と、京太郎も感じとったようで、後日
「筧さんの下で勉強させてください!」
と懇願してきた葵さんの願いを聞き入れることに

因みに葵さんが図書部に押しかけてくるきっかけを作ったのは
真帆さんが「筧君と一緒に仕事をすることで、葵には生徒会には無いものを学んでもらえると思う」
という発言をした事を葵さんに思い出させた凪さんだったりします
羊飼い仕事してますね・・・

というわけで、京太郎と一緒に仕事を始める葵さんですが
最初は元来の性格を遺憾なく発揮し京太郎と対立することもあるものの
京太郎の皆で協力して事に当たり実際に成功させる様や
痴漢（みたいな動きをしたラケット）から身を守ってくれた様
大切なＵＳＢを落としたときに夜半まで探してくれ見つけ出してくれた様等

京太郎の自分とは違う姿勢に惹かれはじめ、態度が徐々に軟化していくことになります

京太郎も、葵さんが根っからのひねくれ者ではなく、表現が不器用なだけと気づき始め
「ほっとけない相手」として気にかけるようになります

そして、仲良くプリクラをとり始める等、当初の関係からすれば考えられない行動を見せ始め
そして遂に葵さんが「私の傍にずっといてくれませんか？」と告白する展開に
真っ赤になりながら、必死に愛を語る葵さん
普段がアレだっただけにギャップ萌えぱねぇっす

京太郎もそんな葵さんに応え二人は恋人関係に
京太郎から協調性や共同作業の大切さを学んだ葵さんもこれまでの態度を改め
真帆さんの後継者として生徒会長として奮闘することになります

その姿はナイフだった頃のようなとげとげしさはなく
大役に不安がる役員に
「あなたなら大丈夫。自分を信じてチャレンジしてみて」
と優しいまなざしで語りかけるなど
名生徒会長としての器を持っていると感じさせるものでした

真帆さんが「あなたが生徒会長になってくれてよかった」と発言したあたり
それは間違ってはいないのでしょう

そしてエピローグ
同じベッドで朝を迎えた二人が互いに今が幸せであると語り
葵さんが京太郎に「大好きです」と告げて物語は終了します
互いに支えあっていくと誓う様は、孤独に生きて来た二人だけにぐっと来るものがありましたね・・・

えー、個人的には良シナリオでした

前作のサブキャラ達と同様の扱いの為、-Dreaming Sheep-にてエンディング後に唯一エピローグがあるなど待遇が良い上
本編の不遇ぷりを払拭できるくらいの幸せな結末と、葵好きとしては十分満足できましたね

シナリオ尺が短いので展開が若干急に感じたのが心残りですが、本編のサブキャラたちも同じような流れだったので
これは高望みというものでしょう
ファンディスクで一番期待していたのが葵シナリオ追加だったので、葵シナリオが存在しただけで大感謝です

エロシーンについて・・・
えー、葵さんのエロシーンですが、生徒会室で行われたりします
これで真帆さんもつぐみさんも、生徒会長は皆、生徒会室でいたしたことになりますね・・・

生徒会室にはトリキーネザクロの香でも焚かれているんじゃないかと思わせる発情率
これじゃ精吐会じゃないか！（激寒）

ちなみにエロシーン自体は本作において稀少プレイであるクンニが拝めたので
個人的には大満足でした

葵さんについてはこんなところですね
最後はまとめですね
それでは今回はこの辺で