TOY-TORCHA

60歳お父ちゃんの「つまらなくって、何の役にも立たない」と大評判の馬鹿まる出しブログ。

父ちゃんのお茶飲み話 「船の科学館」で思い出した話。

2016-11-22 09:22:31 | 日記
昨日、「船の科学館」に行った記事を書いてて思い出したんですけど、
父ちゃんは、小学生の頃、船の科学館でやってた「宇宙博」という
イベントに行ったことがあるんですよ。

 群馬から観光バスに長時間揺られて行ったもんだから、
隣の席のケンちゃんが車酔いしちゃったんだね、父ちゃんはすぐ窓を開けて、
ケンちゃんの顔に風を当ててあげたんだ。
 万が一ゲロが出ても、車内を汚さずに済むから一石二鳥でしょ、
小学生の頃から父ちゃんは冴えてたんだね。

 ケンちゃんは、窓から顔を出して、少し楽になったように見えてたんだけど、
そのうち
「淳ちゃん、ほっぺたがつめたいよぉ……」
って、言い出した。
 めんどくせえ奴だなぁ、って思いながら何の気なしに前を見たら、
二つ前の席で、カミヤマ君が窓の外にゲロ吐いてんですよ。
先達がいらっしゃったわけですね。

「やべぇ!」
 父ちゃんはあせりましたよ、ケンちゃんのほっぺたが冷たいのは
カミヤマ君のゲロが飛んできてくっついちゃったからにほかならないわけです。
父ちゃんは、ゲロのくっついた顔がこっち向くとたいへんなので、
 「吐いちゃった方が楽になるよ」って、親切ごかしにさするふりをして、
背中を押さえてましたね、かなりいっしょけんめ押さえてました、ええ。

 父ちゃんのさすり方が良かったのか悪かったのか、そのうちケンちゃんも
ゲロぶーぶー吐き出してね……。

外から見てた人は、嫌な観光バスだと思ったことでしょう。
ゲロが二か所から同時に降ってくるんだから。

 普通、窓から顔や手を出しちゃいけないのは本人が危ないからなのに、
このバスは、隣とか後ろ走ってる人が危ない目に会っちゃうんだからね。

 その節は、父ちゃんが冴えてたせいで、い
ろんな人に迷惑かけちゃったかもしれませんね。
 この場をお借りしてお詫び申し上げます。

コメント
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