少年トッパ

<2023年2月23日・24日・25日公開作> 『少女は卒業しない』『ちひろさん』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
すでに昨日から公開中のものも含めています。

『少女は卒業しない』 <シネマトゥデイ>
朝井リョウの小説の映画化。高校が舞台の群像劇です。主演は河合優実。原作は数年前に読みました。すごく良かったので、どんなふうに映画化されたのか楽しみです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『ちひろさん』 <シネマトゥデイ>
今泉力哉の新作。有村架純が元フーゾク嬢を演じているそうです。ネットフリックスでも配信。
※上映館/伏見ミリオン座

『逆転のトライアングル』 <シネマトゥデイ>
カンヌ国際映画祭パルムドール作品。無人島が舞台のサバイバルもののようです。すごく辛辣そう。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/伏見ミリオン座

『エンパイア・オブ・ライト』 <シネマトゥデイ>
『007 スペクター』『1917 命をかけた伝令』などのサム・メンデス監督の新作。映画館が舞台のラブストーリーだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/伏見ミリオン座

『ワース 命の値段』 <シネマトゥデイ>
アメリカ同時多発テロの被害者と遺族に補償金を分配すべく奔走した弁護士たちの実話を描いたドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『レッドシューズ』 <シネマトゥデイ>
シングルマザーのボクサーと娘の絆を描いたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『湯道』 <シネマトゥデイ>
銭湯が舞台の群像劇のようです。生田斗真、濱田岳、橋本環奈などが出演。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『あなたの微笑み』 <シネマトゥデイ>
ある映画監督が自らの作品を売り込むために各地のミニシアターをめぐるさまを描いたロードムービー、だそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『ICE ふたりのプログラム』 <シネマトゥデイ>
ロシア映画。フィギュアスケート選手の恋と夢を描いたラブストーリーだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『いちばん逢いたいひと』 <シネマトゥデイ>
骨髄移植が題材のヒューマンドラマだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『アラビアンナイト 三千年の願い』 <シネマトゥデイ>
『マッドマックス』シリーズで名を馳せたジョージ・ミラーの新作。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『もう、歩けない男』 <シネマトゥデイ>
脊椎を損傷して歩けなくなった男性が主人公のドラマだそうです。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ名古屋茶屋

『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』 <シネマトゥデイ>
1967年に放送されて物議を醸した番組の復刻版のようです。を現代に復活させたドキュメンタリー。
※上映館/伏見ミリオン座

『シャドウプレイ 完全版』
◎『夢の裏側~ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』 <シネマトゥデイ>
ロウ・イエ監督作。天安門事件が起きた1989年からの中国の約30年間を背景にしたクライムサスペンスと、その舞台裏を追ったメイキング。
※上映館/シネマスコーレ

●リバイバル&特集上映

<オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~>
※上映館/名古屋シネマテーク

<ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭>
※上映館/名演小劇場

<柳英里紗映画祭>
※上映館/シネマスコーレ

『人間解剖島 ドクター・ブッチャー』
※上映館/シネマスコーレ

大須シネマシアターカフェに関しては、例によって各自でチェックしてくださいませ。

*     *     *

●観た映画

『別れる決心』※強くオススメ
誰かを好きになった時の高揚感、その誰かが好きになってはいけない者だと分かっているが故の無念さ、そして、それでも好きで好きでたまらない恋心と、逢瀬(と呼べるかどうかはともかく)のたびに味わう幸福感と背徳感。
そうしたものが、これほど強く胸に迫ってくる映画は、そうそうありません。素晴らしく刺激的で、すさまじく情感に満ちた作品。パク・チャヌ監督、おみそれしました。
この映画、ものすごく緻密に作られています。セリフではなく、視線の交わりとか、ちょっとした表情の変化とかで感情の移ろいが表現されています。なので、一度観ただけですべてを理解するのは難しいかも。機会があれば、もう一度じっくり観てみたいと思ってます。

『#マンホール』※まずまずオススメ
結婚式を翌日に控えた男がマンホールに転落する。自力で脱出するのは不可能そう。さあ、どうする……というワンシチュエーションもの。
この映画、本編に入る前に「SNSとかでネタバレしちゃダメ」というような告知が表示されます。しかし、表示される時間が短すぎて半分ぐらいしか読めませんでした。不親切すぎない?
それはともかく、結論から書くと、まずまずの面白さ。いろんなアイデアが盛り込まれており、そう来るか、と感心した箇所がいくつもありました。まあ「それは無理があるんちゃう?」と思えるところもありましたが、
<以下ネタバレ>なんだかんだで最後に主人公は無事に救出されると予想していたら、まさかのバッドエンド。いや、終盤で主人公の素性が明かされた時点で、無事に救出されるに値しないという認識を観客の多くは持ったでしょうが、それでもまあ、●ぬとは思わなかったんじゃない? あ、一応、肝心な部分は伏せ字にしました。
そして、それより何より僕が驚いたのは、黒木華が出てきたこと。ポスターとかに名前が書いてなかったじゃん。まあ、この手の映画の場合、怪しい人物を演じる俳優の名を伏せたまま公開するというケースはたまにあるので決して珍しいことじゃありませんが、それでも僕も驚きました。というより、これは本当に黒木華なのか? よく似た他の女優さんなの? などという気持ちが頭の中を駆け巡り、映画の結末よりもそっちの方にすっかり気を取られていました。
というわけで、ワンシチュエーションの娯楽映画としては、まずまずの出来栄え。主演の中島裕翔は途中ずっと一人芝居を続けるわけですが、なかなかの好演でした。どんな展開になるのか気になる方は、ぜひ映画館でご覧くださいませ。

あと、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』も観たんですが……うーん、どうしたんだろ、まったく気持ちが入っていきませんでした。それなりに工夫を凝らしているし、ヘンテコな造形の異星人たちが次々と登場したりして楽しませてくれようとするわけですが、ちっともノレません。これはつまり、自分がMCUに関して、すっかり冷めた気持ちになってしまったのかも。それでもまあ、次の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は観るつもり。

●読んだ本

『絶叫委員会』穂村弘
『日本の童貞』渋谷知美

●お気に入りor気になるMUSIC

ポップしなないで『戦略的生存』

竹内アンナ『at FIVE』

*     *     *

コメント一覧

トッパ
毎週見てますさん、こんにちは~。

確かに怖い映画ですよねぇ。
実はこの映画を観る数日前、夜道で転倒しちゃったんですよ。
工事中らしく地面に鉄板が置かれていたんですが、
それにまったく気付かずに思いっきり見事に転んでしまい、
腕やら膝やらを強打してしまいました。
あれが鉄板じゃなくて穴だったら……と、
映画を観ながら背筋が冷たくなったもんです。

以来、とりあえず「上を向いて歩こう」はダメ、と肝に銘じています(笑)。
毎週見てます
#マンホール、ご覧になったのですね! 私はこの映画、軽い気持ちで観に行ってしまったのですが、途中からひたすら怖かったです・・・(T_T)。でも、結末も気になるし、怖い~怖い~と思いながら観てました。いろいろ考えさせられもしました・・・。
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