基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『GODZILLA ゴジラ』(アメリカ)124分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
説明不要ですね。これは観なきゃ。しかし「世界中で大ヒット」のあとで日本公開ってのは、どうもヘンな感じ。アメリカと同時公開しても良かったんじゃない?
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『リアリティのダンス』(チリ/フランス)130分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
アレハンドロ・ホドロフスキー監督、23年ぶりの新作。自伝に基づいた物語だそうです。『ホドロフスキーのDUNE』ともども映画好きの間では相当話題になってるので、やはり観ておくべき……だよね?
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『幕末高校生』(日本)108分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
江戸幕末期にタイムスリップした高校教師の奮闘を描く時代劇……らしい。主演は玉木宏と石原さとみで、監督は『ボックス!』『デトロイト・メタル・シティ』などの李闘士男。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『2つ目の窓』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
河瀬直美監督の新作。奄美大島を舞台に命のつながりや人と自然との共存、生と死を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/伏見ミリオン座
○『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(日本)97分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
女子高の「拷問部」を舞台にしたエロティックなコメディー……らしい。4コママンガが原作だそうです。
※上映館/センチュリーシネマ
○『なまいきチョルベンと水夫さん』(スウェーデン)92分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
スウェーデンの児童文学の映画化。予告編を見て、どうもフィルムの質感が昔っぽいなぁと思ってたんですが、これ、1964年の作品とのことでした。
※上映館/伏見ミリオン座
『エイトレンジャー2』(日本)104分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
関ジャニ∞主演作の続編。今回は前田敦子も出てるそうです。監督は堤幸彦。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
『シバ 縄文犬の夢』(日本)99分 <ムービーウォーカー>
柴犬の魅力に迫ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『NMB48 げいにん! THE MOVIE リターンズ 卒業!お笑い青春ガールズ!! 新たなる旅立ち』(日本)97分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
NMB48主演作の第2弾だそうです。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『みつばちの大地』(ドイツ/オーストリア/スイス)96分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ミツバチの大量死や失踪が世界中で発生している原因を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名演小劇場
『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(日本)105分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
1963年に起きた「狭山事件」で犯人に仕立てられた石川一雄さんをめぐるドキュメンタリー……らしい。50年も無実を訴え続けているとのことで、ただただ暗澹たる気持ちになります。
※上映館/シネマスコーレ
『花の億土へ』(日本)113分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
水俣水銀中毒事件をモチーフにした『苦海浄土』の作者である石牟礼道子についてのドキュメンタリー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
中川コロナへのシャトルバス、8月からまた運行されるそうです。これは朗報ですね。何年か前、一度だけ乗ったことがあります。
http://www.korona.co.jp/WhatsNew/Detail.asp?Seq=1797
* * * * *
3連休もあったので、この1週間で5本も映画を観ちゃいました。簡潔に感想を。
●思い出のマーニー
世間に馴染めない少女が体験するひと夏の出来事を丁寧に描いた秀作。マーニーという白人少女と出会い、友情を育んでいくわけですが、その描写が百合っぽかったりして(まあ、確信犯的なものでしょうが)素晴らしいです。
終盤、台詞で謎解きを一気に済ませようとする演出はイマイチでしたが、後味が良い作品ではありました。
●ダイバージェント
文明社会が崩壊した近未来が舞台。過酷な運命に巻き込まれた少女が戦闘の場に身を投じる……という展開は『ハンガーゲーム』(1作目しか観てないけど)そっくり。しかも主人公を演じる女優が『ハンガーゲーム』のジェニファー・ローレンスに似た雰囲気。ってことは、おそらく誰もが思ったんじゃないでしょうか。
そんなこんなで既視感まみれなわけですが、これはこれで決して悪くないです。人間が5つのタイプに分類された社会、という設定も悪くないです。ただ、その設定が呑み込みづらいのは難点。冒頭で簡潔な説明はあるんですが、もうちょっと時間をかけて観客に世界観を浸透させる必要があったんじゃないでしょうか。
予定通り3部作か4部作になるみたいですが、2作目を観るかどうかは今のところ微妙。
●あいときぼうのまち
福島に住む家族が70年間にわたって「原子力」に翻弄されるさまを描いた作品。戦時中、高度経済成長期、東日本大震災前後、そして現在と様々な時代の出来事が交錯して描かれます。声高に「原発反対」を叫ぶのではなく、いろいろなエピソードを通じて東京電力や国家の横暴さ、無責任さを炙り出していく手法は見事。全国民必見の作品と言えます。
ちょっと惜しいのは……えっと、すごく細かいことなんだけど、60年代のシーンで使われる新聞の広告に、その時代には創刊されていなかった「ソトコト」とか「Dancyu」の広告が載ってるのよ。そのあたり、小道具担当の方、もうちょい注意しなきゃ。でもまあ、そんな些細なことは気にせず、ご覧くださいませ。オススメ。
●パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間
暗殺事件に巻き込まれた人々のアタフタぶりが実にリアル。いきなり大統領の処置を担当する羽目になる研修医、たまたま射殺の瞬間を撮影したために警察やマスコミに追われる男、不毛な「縄張り争い」をしようとする捜査機関、などなど。まったく予想していなかった緊急事態が起こったわけだから、そりゃ慌てふためくのも当然ですよね。
そんなわけでものすごく見応えがあったんですが、暑い中を歩いて映画館に行ったせいか、途中ちょっとウトウトしちゃいました。ああ、不覚。
●ジゴロ・イン・ニューヨーク
物語自体はいまひとつ面白くないんだけど、ウディ・アレンとジョン・タトゥーロのコンビネーションというか、掛け合いが最高。
ジョン・タトゥーロは高倉健タイプの寡黙で誠実で実直な職人、ウディ・アレンは気弱なくせにやたらと饒舌で物怖じしないお調子者を演じているんですが、それもイメージ通り。この二人が適度な距離を保ちつつ喋っているシーンは、見ているだけで何とも幸せな気分になれます。ぜひとも、このコンビでシリーズ化してほしいなぁ。
と書きながら思ったんですが、僕の場合、同性同士がものすごく仲良さようにしているのを見るのが大好きみたい。『花子とアン』も、はなと蓮子が久々に一緒に過ごすようになってから俄然面白く感じるようになったし、『思い出のマーニー』でも杏奈とマーニーが一緒にキャッキャッとはしゃいでいるシーンにはワクワクしたし、『マレフィセント』でもマレフィセントと姫が心を通わせ合うシーンには胸が熱くなったし。……もしかして、自分にはそういう対象がいないから?
読み終えた本は1冊だけ。
●甲斐バンド40周年 嵐の季節/石田伸也
甲斐バンドの40年の歴史を、関わったスタッフへのインタビューなどを基にして辿った綴った一冊。ファンにとってはすでに知っている話が大半でしたが、それでも興味深く読めました。ここ数年すっかり甲斐熱が冷めている僕ですが、やっぱりファンの端くれなんだなぁ、と実感しました。
まあ、甲斐バンドについてほとんど何も知らない人が読んだらさっぱり意味が分からないんじゃないか、と思える部分も多いですが、そもそもそういう人は読まないかな。でも、できれば活動の大まかな流れを時系列で追った年表みたいなものを付けてほしかった気もします。
巻末にはアルバムのリストが載っているんだけど、これも資料としてはいまひとつ。乱発されたベスト盤よりも、シングルのリストをこそ載せてほしかった気もします。あと、田中一郎への言及が少なすぎる気も……まあ、いいか。
時間がなくなったので、今日はこのへんで。
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