基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『思い出のマーニー』（日本）103分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
説明不要ですね。ジブリの新作。原作はイギリスの児童文学で、監督は『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『ホドロフスキーのDUNE』（アメリカ）90分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
アレハンドロ・ホドロフスキー監督が企画して中止となったSF大作についてのドキュメンタリー……らしい。かなり評判になっているみたいなので、気になります。
※上映館／名古屋シネマテーク
◎『複製された男』（カナダ/スペイン）90分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
自分と瓜二つな男の存在を知った男の不安を描いたミステリー……らしい。原作はノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名小説。監督は『灼熱の魂』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴで、主演はジェイク・ギレンホール。
※上映館／センチュリーシネマ
◎『太秦ライムライト』（日本）104分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
京都太秦撮影所で、長年斬られ役として活躍した大部屋俳優と新人女優との交流を描いた人間ドラマ……らしい。主演は福本清三。
※上映館／名演小劇場
◎『エスケイプ・フロム・トゥモロー』（アメリカ）90分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
アメリカのディズニーランドでゲリラ撮影されたブラック・ファンタジー、だそうです。面白そう。
※上映館／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『プレーンズ2 ファイアー＆レスキュー』（アメリカ）84分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
『カーズ』のスピンオフである『プレーンズ』の続編。1作目はそこそこ面白かったんですが……。
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
『中国・日本 わたしの国』（日本）108分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
東京都でタクシー運転手として働く中国残留邦人2世の女性の波乱の生涯を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館／シネマスコーレ
『石川文洋を旅する』（日本）109分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ベトナム戦争を世界に伝えた戦場カメラマン、石川文洋の軌跡を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館／名古屋シネマテーク
『仮面ライダー鎧武(ガイム) サッカー大決戦！黄金の果実争奪杯！』（日本）65分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』（日本）29分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』『ピカチュウ、これなんのカギ？』（日本）78分＋？分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／ピカデリー／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
大須のシアターカフェでは、二階堂ふみ主演の『ほとりの朔子』が明日からアンコール上映されます。
http://www.theatercafe.jp/schedule/icalrepeat.detail/2014/07/19/936/-/
また、8/13～18には同じく二階堂ふみ出演作『スキマスイッチ/8ミリメートル』を含む岩田ユキ監督の短編が上映されるそうです。これは観たいなぁ。
http://www.theatercafe.jp/schedule/icalrepeat.detail/2014/08/16/972/-/
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この1週間で観た映画は3本。サクサクッと感想を。
●超高速！参勤交代
さほど興味は湧いてなかったんですが、城戸賞を受賞した脚本の映画化ということで観てきました。うん、確かに面白いお話。参勤交代の仕組みや、それがいかに藩の財政を逼迫させるものであったかなども解説されていて、日本史の勉強にもなりました。主演の佐々木蔵之介も好演。基本的には勧善懲悪モノだから、なかなかスカッとします。
ただし、この映画、ところどころ妙に雑なのが気になります。あまりにもわざとらしい独り言（いわゆる説明台詞）があったり、ものすごくセリフが聞き取りづらい箇所があったり、演技が間合いがヘンだったり（深田恭子の登場シーン）。隅々まで丁寧に作れば、もっと良い作品になったと思います。とはいえ、気軽に観る娯楽映画としての水準は充分クリアしているんじゃないでしょうか。
●円卓 こっこ、ひと夏のイマジン
芦田愛菜主演作。ちょっと価値観がズレてるヘンテコな小学生を演じているわけですが、「すげー理解できる！」というところも多々ありました。たとえば、眼帯に憧れるところ。ほら、子どもの頃って眼帯とか松葉杖とかに、妙に惹かれるものじゃん。で、それを自分も身に付けたり使ったりしたがるものなんだよね。「在日」に興味津々になる様子も、よーく理解できました。
基本的には、ほのぼのとした人情劇なんですが、時折ドキッとするような辛辣さが顔を覗かせたりして、なかなか奥の深い作品です。芦田愛菜は、もはや貫録さえ漂わせる名演技。大したもんです。
●いきもののきろく
永瀬正敏主演の短編。原発事故が起きたあとの荒廃した街（だよね？）で暮らす男と女がイカダを作るさまを淡々と描いています。丁寧に作られた良い作品だとは思いますが、すんません、ちょっと眠くなりました。暑い中を歩いて映画館に行ったせいだと思います。そう、暑さのせい！
読み終えた本は3冊。こちらも簡潔に感想を。
●ワケありな映画／沢辺有司
完成したものの何らかの事情で公開されなかった映画、公開されたもののソフト化されない映画、完成までに紆余曲折を経たり大勢の人の人生を狂わせたりした映画。そうした「ワケありな映画」46本を紹介した本。半分近くは事情も含めて知っていたわけですが、改めて読むと映画づくりの大変さ、売り出すことの厄介さなどを改めて感じます。苦労して作ったのに音楽の権利問題とかだけでお蔵入り、なんて切なすぎるでしょ。
●有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方／てれびのスキマ
有吉弘行をはじめ、ダウンタウン、ナインティナイン、爆笑問題、オードリー、マツコ・デラックスなど売れっ子芸人（マツコは芸人？）たちの発言から、その生き方の凄絶さや潔さを検証したコラム集。なるほど、さすがに突き抜けた売れっ子たちはみんなある種の修羅場を経験してきたんだな、と納得しました。
●九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響／加藤直樹
関東大震災の直後、多くの在日朝鮮人が暴徒化した日本人に殺された、という歴史的事実を多くの資料や証人の発言から検証した労作。今から90年も前の出来事なんですが、最近の世の中の風潮を見ると、今の時代にだって同じようなことが起こる可能性は大いにあります。くれぐれもデマに振り回されないように気を付けるべし。常に冷静であるべし！
というわけで3冊ともタメになったわけですが、残念なのはいずれも誤字脱字や誤植が目に付いたこと。特に『ワケありな映画』の場合、「吹聴」が「風潮」、「冗長」が「助長」になっていたりなど、あまりに安直なミスが目立っていたのが残念でした。最近の映画関連の本って、やたらと誤字や誤植が多くない？
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ちょっとだけ音楽情報。中ノ森文子が歌う室外機ソング、とってもいい感じです。CD化されないかな？
http://www.daikinaircon.com/roomaircon/shitsugaiki/
