☆『007 スカイフォール』(イギリス/アメリカ)143分
説明不要ですね。007シリーズの23作目であり、ダニエル・クレイグに交替してからは3作目。今回の監督は『アメリカン・ビューティー』や『レボリューショナリー・ロード』のサム・メンデスなので、今までの007とはずいぶん雰囲気が違うかも。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
☆『恋のロンドン狂騒曲』(アメリカ/スペイン)98分
ウディ・アレン監督作。ロンドンを舞台したラブコメディーらしいです。アントニオ・バンデラス、アンソニー・ホプキンス、ナオミ・ワッツなどが出演。最近のウディ・アレンは絶好調なので、今回も期待していいと思います。ちなみに『ミッドナイト・イン・パリ』の方が後に作られたんだって。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『パーティは銭湯からはじまる』(日本)76分
何度も同じ時間にタイムスリップしてしまう青年が主人公のラブコメディー……らしい。『タナトス』で名を上げ、テレビドラマ『高校入試』でも好演している徳山秀典が主演。
※上映館/シネマスコーレ
○『ミロクローゼ』(日本)90分
『オー!マイキー』シリーズで有名な石橋義正監督の新作。山田孝之が一人3役を演じる奇想天外なラブ・ファンタジー、という触れ込みです。
これ、実は試写会で観ました。はっきり言って石橋義正監督の作風はまったく好きじゃなかったんですが、とりあえず技量に関しては抜群である、と感じました。この人、ごくごく普通の娯楽映画とかを作らせたら、ものすごく完成度が高いものを楽々と仕上げてしまうんじゃないのでしょうか。で、そういう力量があるにもかかわらず、あえて脱力感が強いもの、支離滅裂な印象を与えるもの、要するにサブカルっぽい路線に走ってしまうのが、この監督の作家性であるような気もします。
ちなみに、この映画には鈴木清順監督も出ており、飄々とした存在感を見せてくれています。あと、マイコ、石橋杏奈、原田美枝子、奥田瑛二と、なかなか共演陣は豪華です。
※上映館/センチュリーシネマ
○『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』(日本)96分
1991年5月に行われた尾崎豊ライブの映像。もう20年以上前になるんだ。僕も一度だけ尾崎豊のコンサートに行ったことがあります。2枚目のアルバムが出た直後だったかな。
※上映館/センチュリーシネマ/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』(アメリカ)119分
わがままで身勝手な家族たちが起こす騒動を描いた家族ドラマ……らしい。監督のサム・レヴィンソンは、『レインマン』で有名なバリー・レヴィンソン監督の息子だそうです。主演はエレン・バーキン。
※上映館/伏見ミリオン座
○『ダーケストアワー 消滅』(アメリカ)90分
モスクワを舞台に、異星人と5人の若者たちの対決を描くSF……らしい。
※上映館/中川コロナシネマワールド
○『ハード・ソルジャー 炎の奪還』(アメリカ)120分
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作。元傭兵人身売買組織に立ち向かう、というストーリーのようです。
※上映館/ピカデリー
『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(イギリス/カナダ/スウェーデン)95分
若い弁護士が古い館で次々と怪奇現象に遭遇するさまを描いたホラー……らしい。主演は『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフ。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅』(アメリカ)97分
ニューヨーク出身のHIPHOPグループ、ア・トライブ・コールド・クエストの再結成ツアーを追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
『フタバから遠く離れて』(日本)96分
東日本大震災で被害に遭い、福島第一原発のある故郷から町ごと移住した福島県双葉町の人たちの避難生活を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
『インブレッド』(イギリス)98分
壮絶な殺戮ゲームを楽しむ異常者たちの狂気を描いたスプラッター・ホラー……らしい。ひたすら残酷そう。
※上映館/シネマスコーレ
<やなせたかしシアター>『ハルのふえ』『アンパンマンが生まれた日♪』『ロボくんとことり』(日本)
やなせたかしによる絵本を原作としたアニメ3本立てだそうです。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W』(日本)?分
人気アニメ『イナズマイレブンGO』と『ダンボール戦記W』がコラボ……だそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
<日活映画 100年の青春>
『太陽の季節』『紅の拳銃』『上を向いて歩こう』『にっぽん昆虫記』『嵐を呼ぶ男』『 キューポラのある街』『狂った果実』『八月の濡れた砂』などなど、日活映画の代表作28本を上映。
※上映館/名演小劇場
<ジェラール・フィリップ生誕90年 デジタルリマスター版特別映画祭>
ジェラール・フィリップ主演作5本を上映。大昔に何本か観た記憶があるんですが、すっかく忘却の彼方に……情けなや。
※上映館/名演小劇場
* * * * *
この1週間に観た映画の感想をササッと。
●黄金を抱いて翔べ
銀行強盗の企画段階から人材採用、プロジェクト遂行までをじっくりと見せていく映画。ある意味、ハウツーものと言えるかも。違う?
で、見応えはあったんですが、どの登場人物にもいまひとつ感情移入できないのが難点と言えば難点……かな。それにしても、この映画、ケータイが普及した今を舞台にしたら、かなり展開が違ってきそうですね。もっとラクになるのか、それとも逆に面倒なことが増えるのかは分かりませんが。
●EDEN
船戸与一先生の短編が原作。それを読んでいるはずなんですが、映画が終わっても原作の内容を思い出せませんでした。こんな話、あったっけ? すんません、近いうちに原作本を探し出して(部屋のどこかにあるはず)確認してみます。
それはともかく、映画としての出来はいまひとつ。ハタ迷惑だけど愛すべき面々を描いたハートウォーミングなドラマなわけですが、そのハタ迷惑さが単なるハタ迷惑にしか見えないのが難点……かな。山本太郎が好演していただけに、ちょっと残念でした。
●ふがいない僕は空を見た
登場するのは、いずれも鬱屈した感情を抱えながら生きている者たち。経済的に恵まれている者も貧困に喘いでいる者も、それぞれにドン詰まりの状況で、そこから抜け出す術を見出せずもがいているわけです。それは自分自身の状況とも近いわけで、だからこそ余計にシンドくなってしまいました。つまり、それだけ見応えがある、ということでもありますが。
ただ、嫁の不妊を非難する母親の描き方は、ちょっと一方的じゃないかな。もちろん、あの母親の言動はヒドいわけですが、感情を爆発させる過程はもうちょっと丁寧に描くべきじゃないかと思いました。あと、その息子に関しても。他の登場人物に関しては基本的に良い面と悪い面の両方が描かれているのに、この二人に関しては悪い面ばかり強調されているもんね。
じゃ、今から博多へ行ってきまーす。
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