少年トッパ

<10年11月5・6日公開作> 『マチェーテ』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『マチェーテ』(アメリカ)105分
 エロとバイオレンス満載のB級アクション……らしい。監督はロバート・ロドリゲス。あの『グラインドハウス』で流れたニセの予告編を基に長編にしたそうです。主演はダニー・トレホ。他にスティーヴン・セガール、ミシェル・ロドリゲス、ドン・ジョンソン、ロバート・デ=ニーロ、リンジー・ローハン、そして僕らのジェシカ・アルバなど、やたらと豪華。これは観なきゃダメでしょ。
※上映館/シルバー劇場ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(イギリス・カナダ)98分
 ビートルズ結成前のジョン・レノンを描いた青春映画……らしい。複雑な家庭環境で育ったようですね。
※上映館/センチュリーシネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『さらば愛しの大統領』(日本)87分
 「大阪合衆国」の大統領を暗殺犯から守ろうとする刑事コンビの奮闘を笑いの要素満載で見せるコメディー……らしい。世界のナベアツ、宮川大輔、ケンドーコバヤシなど、多くの芸人が出演するそうです。監督はナベアツと、CM業界で活躍している柴田大輔。
※上映館/109シネマズ名古屋TOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『パートナーズ』(日本)119分
 一匹の盲導犬との出会いから、愛すること、生きることの素晴らしさを学んでいく青年の姿を描く感動作……らしい。
※上映館/名演小劇場

『ぼくのエリ 200歳の少女』(スウェーデン)115分
 バンパイアの少女と、いじめられっこの少年との出会いを描くスウェーデン発のファンタジー……らしい。海外の映画祭などでかなり評判になったそうです。
※上映館/ゴールド劇場

『マリア様がみてる』(日本)90分
 女子高校生の学園生活を描いた青春ドラマ……らしい。ライトノベルの映画化だそうです。美少女がわんさか出るみたいなので、ちょい気になります。
※上映館/伏見ミリオン座

『Myway Highway』(日本)81分
 トータス松本が新曲制作のためプロデューサーと渡米した模様を記録したドキュメンタリー……らしい。そのプロデューサー、須藤晃が監督も務めたそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋

『リミット』(スペイン)95分
 地中に埋められた棺に閉じ込められた主人公が、限られた条件のもとで必死に脱出を試みる様子を描くワンシチュエーション・スリラー……らしい。ほぼ全編、棺桶の中だけで展開するそうです。閉所恐怖症の人が観たら失神しそう。
※上映館/109シネマズ名古屋

『マルドゥック・スクランブル 圧縮』(日本)?分
 冲方丁のサイバーパンク小説をアニメ化。3部作の1作目だそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋

『エクリプス トワイライト・サーガ』(アメリカ)124分
 全世界の女性を虜にしたラブ・ファンタジー『トワイライト』シリーズ第3弾、とのことです。えっと、1作目は観たんですが、虜にされなかったので(女性じゃないから?)2作目はパスしました。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ジャーロ』(アメリカ・イタリア)92分
 『サスペリア』『フェノミナ』などの恐怖映画で世界中のファンを熱狂させてきたダリオ・アルジェント監督の新作。主演は『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディ。怖そうなので、もちろん観ません。
※上映館/シネマスコーレ

『うまれる』(日本)104分
 胎内記憶や出産をテーマにした感動ドキュメンタリー……らしい。ナレーションは、つるの剛士。
※上映館/伏見ミリオン座

『装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケースアービン)』(日本)?分
 次世代ボトムズの第1弾……って、なんのこっちゃ全然わかりません。
※上映館/伏見ミリオン座

『れっしゃだいこうしん ザ☆ムービー』(日本)45分
 日本各地を走る列車が集結、ってことで、鉄道ファン垂涎っぽい映画ですね。3日から公開中。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『死刑台のエレベーター』+<ルイ・マルとクロード・シャブドル特集>
 『死刑台のエレベーター』ってのは、もちろん吉瀬美智子&阿部寛のではなく、オリジナル版。って、言わなくても分かりますよね。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

 『雷桜』を観ました。「身分違いの愛」を描いた時代劇ですが、その部分に関してはいささか物足りない印象でした。それに、全編にわたって緊迫感が乏しすぎ。というか、テンポが良くないのか。やたらと間延びしている感じがしました。
 とはいえ、蒼井優と岡田将生が次第に心を通わせ合っていく時の表情は、とても素晴らしかったです。特に蒼井優。全身で感情を表現する姿は何とも雄々しく、可愛いというよりカッコいい、という感じでした。
 ただし、この作品最大の見せ場は、終盤で柄本明が○○するシーン。とにかくもう表情がスゴすぎ。おかげで、若い二人の好演も吹っ飛んじゃいました。それにしても柄本さん、最近あまりにも出すぎじゃないでしょうか。『悪人』でも『死刑台のエレベーター』でも物語を左右する大きな役割を担っていたし。
 映画雑誌とかで、よく「日本映画に欠かせない名優」みたいな表現を見かけますが、今現在それは柄本明にこそ相応しい言葉だと思います。そういや、観てないけど『桜田門外の変』にも出てるんだよね? ホント、すごいペース。

 『シルビアのいる街で』も観ました。かつて好きだった女性を見つけようと躍起になっている青年が主人公。しかし、何も説明されないままに物語(と呼べるかどうかはともかく)が進むので、ちょい戸惑っちゃいました。それでもストラスブールという街の風景は何とも魅力的だし、出てくる女性たちも美しいし、なかなか楽しめました。あと、すごく最新式っぽい市電が街の中を走ってるのにビックリ。僕は別に鉄道マニアじゃないんですが、あれには乗ってみてぇ~、と思いました。ちなみに、ちょい調べてみたら「トラム」という名前の車両だそうです。日本でも走らせてくれんかなぁ。あ、でも、愛地球博で似たようなヤツに乗ったような気もします。
 で、『シルビアのいる街で』を観た時のことですが、僕の隣の隣に座っていた男性は、始まって5分ぐらいの時点でスースー寝息をたてていました。いちいち確認してないけど、たぶん上映時間の7割ぐらいは寝てたんじゃないかな。もったいねー。
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