少年トッパ

<12年1月13・14日公開作> 『ヒミズ』『月光ノ仮面』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 ☆・◎・○・無印の順で「観たい度数」を記しました。優先順位が高い順に並べたつもりですが、その時の気分次第なので基本的にはテキトーです。あと、特集上映やリバイバル作品は最後に並べます。なお、いわゆるライブビューイング作品に関しては情報を追っかけきれないので、すんませんが割愛させていただきます。
 実は今年から☆は原則として週1本にしようと思っていましたが、今週は『ヒミズ』と『月光ノ仮面』があるので、2本になりました。

『ヒミズ』(日本)129分
 『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と話題作を連発している園子温監督の新作。人気マンガの映画化で、主演は染谷将太と二階堂ふみ。それ以外の情報は仕入れずに臨みたいと思っています。
※上映館/センチュリーシネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『月光ノ仮面』(日本)102分
 板尾創路、2本目の監督作。古典落語を題材したダークファンタジー物語で、またも自身が主演だそうです。他には浅野忠信、石原さとみなどが出演。キム兄の『オムライス』で芸人監督映画には愛想が尽きかけたわけですが、やっぱり板尾のは観ておかなきゃね。石原さとみも出てることだし。
※上映館/伏見ミリオン座TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ロボジー』(日本)111分
 頑固なじいさんとロボットをテーマにしたコメディー……らしい。監督は『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』などの矢口史靖で、主演はミッキー・カーチスこと五十嵐信次郎。吉高由里子も出ているし、なかなか楽しめそう。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ちづる』(日本)79分
 重度の知的障害と自閉症を持つ20歳の妹を1年にわたって撮影したドキュメンタリー……らしい。大学生の卒業制作作品だそうです。こういう題材のは、できるだけ観ておきたいと思っております。
※上映館/シネマスコーレ

『UNDERWATER LOVE おんなの河童』(日本/ドイツ)86分
 河童と遭遇した女性の奇妙な日々を描いた異色ミュージカル・ファンタジー……らしい。監督はいまおかしんじで、撮影はなんとクリストファー・ドイル。かなり珍品っぽいので、気になります。
※上映館/名古屋シネマテーク

『マイウェイ 12,000キロの真実』(韓国)145分
 時代に翻弄された2人の兵士の運命を壮絶な戦争ドラマ……らしい。主演はオダギリジョーとチャン・ドンゴン。かなり見応えありそう。
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『灼熱の魂』(カナダ/フランス)131分
 中東からカナダに移り住んだ女性の壮絶な人生を描いた人間ドラマ……らしい。こちらもかなり見応えありそう。
※上映館/名演小劇場

『デビルズ・ダブル ある影武者の物語』(ベルギー)109分
 サダム・フセインの長男、ウダイ・フセインの影武者を務めた男の物語……らしい。これまた見応えありそう。
 ちなみに、顔が似てるってだけで無理やり影武者に仕立てられたらしいです。くわばらくわばら。独裁者の身内に似てなくて良かった!
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『運命の子』(中国)128分
 中国で2600年も語り継がれてきた歴史的事件の映画化……らしい。監督は『さらば、わが愛 覇王別姫』などのチェン・カイコー。重量感ありそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『地球にやさしい生活』(アメリカ)92分
 ニューヨークに住む家族がゴミを出さず電気も使わないエコロジー生活に挑戦するさまを追ったドキュメンタリー……らしい。どんな暮らしぶりなのか、ちょっと気になります。
※上映館/名古屋シネマテーク

『トーキョードリフター』(日本)72分
 『ライブテープ』に続き、前野健太&松江哲明監督のドキュメンタリー。今回は東日本大震災後の暗く沈んだ東京で歌う姿を追っているそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『僕たちのバイシクル・ロード 7大陸900日』(イギリス)94分
 海路と自転車のみで7大陸走破を目指す2人のイギリス人青年の冒険を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

『スウィッチ』(フランス)100分
 殺人事件に巻き込まれた女性の恐怖を描いたサスペンス・スリラー……らしい。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場

『Queen Rock Montreal cine sound ver.』(アメリカ)95分
 Queenの1981年のモントリオールでのライブを収録した音楽ドキュメンタリー……らしい。
※上映館/109シネマズ名古屋

<中国インディペンデント映画祭2011>
 ドキュメンタリーやアニメーションを含む計10本を上映。中国では劇場公開されていない作品も多数あるそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『ひまわり』(イタリア)107分
 1970年の作品。第2次世界大戦によって引き裂かれた男女の悲しい愛の物語……って、説明は不要ですね。未見の方は、この機会に観ておくべし。
※上映館/伏見ミリオン座

*     *     *     *     *

 予定通り、今年1本目の映画は『私だけのハッピー・エンディング』になりました。ある日、唐突に末期ガンであることを知らされた若い女性の物語です。少し前に公開された『50/50』と同じく、闘病モノとはいえ暗いトーンではありません。途中ちょっとファンタジーっぽい場面もあったりして、なかなか楽しめます。ただ、どうも主人公のイケイケ(って死語?)なキャラは、どうも好きになれませんでした。あと、失礼ながらケイト・ハドソンの顔も。ホント、失礼ですね。すんません。

 『哀しい獣 THE YELLOW SEA』も観ました。借金に追われる男が殺人を強要される、という物語です。前評判通り、すごい迫力。引き込まれました。
 ただ、昔から手ブレ映像が苦手な僕は、途中で気持ち悪くなっちゃいました。『ボーン・アイデンティティー』とかを観た時も同じだったんですが、終盤はひたすら自分の三半規管の弱さを恨めしく思いながら画面を眺めておりました。もうちょい鍛えなきゃ。どうやって?
 これからご覧になる方は、ちょっと後ろの席を選んだほうがいいかも。とりあえず、観ておく価値が大いにある作品だと思います。
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