少年トッパ

<10年11月19・20日公開作> 『行きずりの街』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『行きずりの街』(日本)123分
 志水辰夫の同名小説の映画化。読んだような気がするんですが、すっかり内容を忘れてます。えっと、「教え子との結婚がスキャンダルを呼び、学校を追放された元教師が、過去を清算する闘いに挑んでいく」というストーリーみたい。監督は阪本順治。主演が仲村トオルで、ヒロインが小西真奈美。丸山昇一が脚本、ってところにも惹かれます。
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダーワーナー・マイカル・シネマズ大高

『レオニー』(日本・アメリカ)132分
 世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチの母親の波乱に満ちた生涯を描く人間ドラマ……らしい。監督は『ユキエ』『折り梅』(すんません、どちらも未見)の松井久子。主演のエミリー・モーティマーは、リメイク版『ピンクパンサー』のメガネ秘書さんですね。
※上映館/伏見ミリオン座

『リトル・ランボーズ』(イギリス・フランス)94分
 『ランボー』に影響を受けた二人の少年が、映画作りを通して友情を深めていく過程を描いたドラマ……らしい。面白そう。
※上映館/ゴールド劇場

『100歳の少年と12通の手紙』(フランス)105分
 余命宣告をされた10歳の少年の残された日々を描いた感動作……らしい。原作は世界中でベストセラーとなったらしいですが……すんません、読んでないです。
※上映館/伏見ミリオン座

『ドアーズ まぼろしの世界』(アメリカ)82分
 60~70年代に活躍したアメリカのロックバンド、ドアーズの軌跡を追うバンド公認のドキュメンタリー。ナレーションはジョニー・デップ。
※上映館/名古屋シネマテーク

『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』(フランス・ニュージーランド)126分
 19世紀のブルゴーニュ地方を舞台に、理想のワイン造りに燃える農夫の人生模様を描いたヒューマンドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場

『バトル・ロワイアル 3D』(日本)114分
 深作欣二監督の遺作『バトル・ロワイアル』の3D化。なぜ今? と思わなくもないですが、確かに3Dで観たら迫力あるかも。
※上映館/中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT』(日本)?分
 『パラノーマル・アクティビティ』の日本を舞台にしたオリジナル続編……らしいです。ちなみにアメリカ版のパート2も作られており、さらに3作目も準備中だとか。
※上映館/109シネマズ名古屋中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』(アメリカ)?分
 ついに最終章……の前編。当初は3Dで公開される予定でしたが、間に合わなかったみたい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

<中国映画の全貌2010>
 初公開作『北京の自転車』『ドキュメンタリー 胡同の理髪師』『ドキュメンタリー 胡同のモツ鍋店』を含む全18本。香川照之主演の『鬼が来た!』も上映されます。
※上映館/シネマスコーレ

 「午前十時の映画祭」、来年2月から第2シーズンが始まるそうです。愛知県で新たに上映館となるのは、ミッドランドシネマ名古屋空港。こういう企画が成功して存続するのは素晴らしいことですね。と言いながら、結局まだ一度も足を運んでないんですが。だって、ベイシティは遠いんだもん。
 で、第2シーズンの目玉なんですが、やはり『ブラック・サンデー』でしょうね。

*     *     *     *     *

 『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』を観ました。あのジョン・レノンの青春時代を描いた作品です。えーっと、「ノーウェアボーイ」ってのは直訳すると「居場所のない少年」みたいな意味だと思うんですが、この主人公(=ジョン・レノン)、めっちゃ居場所あるじゃん! サブタイトルは「ひとりぼっちのあいつ」だけど、全然ひとりぼっちじゃないじゃん! むしろ、恵まれすぎじゃないでしょうか。なんだか、観ていてものすごく羨ましくなりました。だって、生みの親と育ての親が違うとはいえ、その育ての親はジョンのことを大切に大切に育てているわけよ。しかも、実の母親を訪ねたら、そっちはそっちで超ウエルカムだもん。しかもしかも、友達は多いし、その中でお山の大将的なポジションだし。
 で、感心させられたのは、この映画がジョン・レノンの「才能があるヤツならではの傲慢さ」をしっかりと描いていること。同じように才能に満ちあふれているポール・マッカートニー(演じる少年が素晴らしい!)に対しては一目置くけど、パッとしないメンバーには、すげー冷たく接してるもんね。いや、どこまで事実通りなのかは知らないけど。
 そんなわけで、いくつもの「歴史的な邂逅」も描かれているし、遊び心もあって、多少なりともビートルズを好きな方なら観る価値は充分! 特に好きじゃなくても、青春映画として楽しめると思います。

 『マチェーテ』も観ました。典型的なB級映画ですが、キャストはやたら豪華。ジェシカ・アルバのムフフな姿(実はCGらしい)も拝めたりして、楽しめます。ただ、豪華キャストそれぞれに見世場を用意したのが裏目に出て、ちょっと内容が散漫になっちゃった気もしました。でもまあ、なーーんにも考えずに楽しめる映画なので、血がドバッと飛び散ったりするのに抵抗がある人以外にはオススメです。僕もそっち系は苦手なんですが、これくらいならオッケーでした。というか、免疫ができたのかも。
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