少年トッパ

<10年7月30・31日公開作> 『ソルト』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『ソルト』(アメリカ)?分
 アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション・サスペンス。それ以外は何も知らない状態で臨みたいと思ってます。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ちょんまげぷりん』(日本)?分
 江戸時代からタイムスリップしてきた侍が母子家庭に居候して一騒動、というお話のようです。主演は錦戸亮、監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』『ジェネラル・ルージュの凱旋』などヒット作を連発している中村義洋。
※上映館/センチュリーシネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ACACIA アカシア』(日本)100分
 孤独な老人と少年に芽生えた絆を描く人間ドラマ……らしい。監督は辻仁成、主演はアントニオ猪木、というヘンテコな……じゃなくて、異色の顔合わせ。予告編の印象ではまったく面白くなさそうですが、実際はどうなんでしょ。
※上映館/ゴールド劇場

『ザ・ロード』(アメリカ)112分
 文明崩壊後の終末世界を背景に、人間の尊厳を失わず必死に生きようとする父と子の壮絶な旅を描く人間ドラマ……らしい。主演はヴィゴ・モーテンセン。見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座

『キヲクドロボウ』
 人間の記憶を保存できるようになった近未来を舞台にした本格SFアクション……らしい。制作費300万円の自主制作映画だそうです。タイトルロゴのセンスが良い感じ。
※上映館/シネマスコーレ

『ジェニファーズ・ボディ』(アメリカ)102分
 小悪魔のような女子高生に隠された衝撃の真実を描くサスペンス・ホラー……らしい。主演は『トランスフォーマー』のミーガン・フォックス。怖そうな映画なので観ないつもりだけど、ミーガン・フォックスのエロさは気になります。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ』(日本)?分
 1970代に人気を博したテレビアニメ『昆虫物語みなしごハッチ』の劇場版。なんで今さら? いいけど。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』(アルゼンチン)92分
 アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いた巨匠たちが集結し、一夜限りのコンサートに臨む姿を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名演小劇場

『劇場版NARUTO ナルト 疾風伝 ザ・ロストタワー』(日本)?分
 人気シリーズ第7弾、だそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

<R18 LOVE CINEMA SHOW CASE>
 鎮西尚一監督の『スリップ』『ザ・ストーカー』、いまおかしんじ監督の『イサク』を上映。
※上映館/名古屋シネマテーク

<映画で見るベトナム映画の真実>『ハーツ・アンド・マインズ』『ウィンター・ソルジャー』
 ベトナム戦争に関するドキュメンタリー映画の中でも傑出した2作品……らしいです。予告編だけでも強烈でした。
※上映館/名古屋シネマテーク

*     *     *     *     *

 『トイ・ストーリー3』を観ました。さすがピクサー! 見事なストーリーテリングで、観る者を飽きさせません。「いずれオモチャは捨てられる運命にある」という現実を辛辣に描きつつも、「理想的な着地点」に到達しております。ホント、見事すぎる結末。感嘆しました。ピクサー作品に時々見られる「悪役への救いのない仕打ち」には抵抗を感じることがあったんですが、今回のはほど良い罰だったと思います。

 『借りぐらしのアリエッティ』は、みんなが持ってるジブリのイメージを損なうことなく、きっちり手堅く作られた小品、という感じ。とにかくもう、「行動的な美少女」があのタッチで描かれてるんだから、それだけで満足できちゃいます。
 でもね、どうも気に食わないのは、登場する人物の中で一番不細工なキャラが一番悪いキャラである、ってこと。「小市民的な覗き見趣味が平和を乱す」とアピールしたかったのかもしれないけど……どうなんだろ。

 『私の優しくない先輩』は、余命いくばくもない女子高生が主人公のラブコメ。連綿と続くモノローグが少々鬱陶しかったりしますが、主演の川島海荷が好演しているので、微笑ましく観ていられます。主人公が自意識過剰すぎたり、実は底意地が悪い部分があったりするのも、親近感が持てて楽しいです。ただ、ラストはダメ。というか、あれはどう解釈すればいいの? ○んでしまった、ってことでいいんだよね? そのあたりでモヤモヤした気分になっちまったので、せっかくの楽しいエンドロールもあまり楽しめませんでした。あ、でも、冒頭のミュージカルシーンは大好き。

 というわけで、この夏のイチオシは『トイ・ストーリー3』! ちなみに僕は3Dで観ましたが、これは別に2Dで構わないと思います。映像も凝ってるけど、それよりも語り口の巧さとキャラクターの楽しさが際立ってる映画なので。
 あ、でも、前座の短編『デイ&ナイト』は3Dで観た方がいいかも。これまた見事なアニメーションでした。やっぱりピクサーはスゴいです。
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