少年トッパ

<10年7月23・24日公開作> 『インセプション』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

『インセプション』(アメリカ)150分
 前作『ダークナイト』が絶賛されたクリストファー・ノーラン監督の新作。主演はレオナルド・ディカプリオで、渡辺謙も出演。以上の情報以外は何も知らない状態で臨みたいと思っております。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『クレイジー・ハート』(アメリカ)111分
 落ちぶれたシンガーの生き様を描く人間ドラマ……らしい。主演はジェフ・ブリッジス。この作品でアカデミー賞主演男優賞に選ばれました。
※上映館/伏見ミリオン座

『おのぼり物語』(日本)114分
 貧乏なマンガ家志望の若者が東京で夢を追いかけていく姿を描く青春コメディー……らしい。4コマ漫画が原作だそうです。なかなか面白そう。
※上映館/伏見ミリオン座

『小さな命が呼ぶとき』(アメリカ)105分
 難病に冒された子供のために治療薬を開発する会社を設立しようとする父親と、その情熱に突き動かされた天才科学者との実話を映画化した感動作……らしい。主演はブレンダン・フレイザーとハリソン・フォード。
※上映館/ゴールド劇場

『ストーンズ・イン・エグザイル 「メイン・ストリートのならず者」の真実』(アメリカ・イギリス)61分
 70年代前半のローリング・ストーンズの代表作『メイン・ストリートのならず者』の製作風景に迫ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』(フランス)85分・R18+
 セルジュ・ゲンズブールの監督作。主演はジェーン・バーキン。1976年の初公開時、あまりにスキャンダラスな内容だっため発禁扱いになったそうです。日本でも公開されたけど、性的な場面は修正されてたんだって。どれくらいエロいのか気になるなぁ。
※上映館/名演小劇場

『おみすてになるのですか ~傷痕の民~』(日本)108分
 戦後65年が過ぎた今もなお、戦後補償から取り残された「戦災傷害者」である民間の人々の長い苦しみの道程を描くドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク

『樺太1945年夏 氷雪の門』(日本)119分
 1974年に製作されたものの、ソ連の圧力でお蔵入りになった作品。終戦後も樺太に攻めて来たソ連軍の脅威にさらされながらも、最後まで通信連絡を行った女性たちの悲しい最期が描かれているそうです。
※上映館/シネマスコーレ

*     *     *     *     *

 『シュアリー・サムデイ』も観ました。小栗旬やってもうたーっ、と言いたくなる幼稚な出来映え。ただ、良くも悪くも「初期衝動」みたいなものが全面的に感じられるので、微笑ましい気分にもなります。利口ぶって難解っぽい映画を作るよりは断然マシじゃないでしょうか。あと、大半の男ってのはウンコの話とか大好きなので、この映画を観た野郎どもは小栗旬に親近感を持つ……かも。

 『さんかく』も観ました。ポスターや予告編の印象だと「三角関係を重くならない程度に描いたお気楽コメディ」に思えますが、なんのなんの。話が進むにつれてシャレにならない状況になっていき、終盤では観ていていたたまれない気分になっちまいます。
 しかも、主人公のダメ男っぷりがハンパじゃないです。いや、ダメなだけの男だったらこっちも共感できるんですが、コイツの場合、ダメでイヤな男なのよ。この手の映画を好んで観そうな文科系男子にとっては、特に不快なタイプの男。でも、自分の中にコイツと似た部分がないかっていうと、そんなことはないわけで……という感じで、なんだかモヤモヤした気持ちにさせられた映画でした。

 まだ書きたいことがあるんだけど、ちょい時間がなくなっちまいました。つーか、なんかシンドいです。夏バテか?

コメント一覧

トッパ
『インセプション』、もうご覧になりましたか。僕は8月に入ってからになりそうです。

『シュアリー・サムデイ』は、もうちょっと適切なアドバイザーが身近にいれば……という気がします(笑)。でも、自分の描きたい世界を全力で描いてみたということは伝わってくるので、好感は持てました。
海くんママ
「インセプション」より「シュアリー・サムディ」の方がよかったです。(笑)
前者はわたしにはイマイチ、理解が出来ない。
後者はまったく期待していなかったことが大きいと思うけどね。
トッパ
大ちゃん、ご無沙汰!

>彼女とバーチャル恋愛が出来るんじゃないかという
>不謹慎さというか邪な心で行きたいのですが

それは別にヨコシマな考えでもないと思うよ。
実際、「こんな子がいたら惚れて当然」と思えるし。
だからこそタチが悪……あ、あんまり言わない方がいいよね(笑)。

>どうやらこの映画は予想に反して良さそうですね!

監督の吉田恵輔は、日本映画好きの間では実力を評価されている人なのよ。
なので、そっち方面からは、かなり期待されていたと思うよ。
実際、見応えある作品に仕上がっていたし。
ただ、ほんわかしたラブコメかと思って観る人には……
まあ、あんまり言わない方がいいよね(笑)。

>本格的に女優としての仕事に専念していくみたいです・・・

そうみたいだねぇ。まあ、いいんじゃないかな。
ちなみに、同じ吉田恵輔監督の『机のなかみ』に主演した鈴木美生という
女の子は、それを最後に引退しちゃったのよ。

>第2の永作博美になるのかなと思っておりますが

うん、なれる可能性はあるんじゃないかな。

>自分みたいなデレデレした
>アイドル心理に対してアンチを掲げて頑張って欲しいですね。

いやいや、可愛いアイドルにデレデレするのは当たり前じゃん(笑)。

ところで、大ちゃんには、ぜひとも観てほしい映画があるのよ。

『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』
http://sr-movie.com/

できればパート1から観てほしいけど、こっちだけでも楽しめるはず。
どん詰まりの状況から発せられる「魂の叫び」が素晴らしいのよ。
時間があればぜひ!
大ちゃん
どうもお久しぶりです!珍しく映画に触れます!

ストーンズも気になるのですが2つほど気になりまして・・・

>『樺太1945年夏 氷雪の門』

コレはかなり気になっておりましてさっき
予告編を観て切迫感があって身に詰まされます・・・

>『さんかく』

AKBのえれぴょん小野恵令奈が出ているので
彼女とバーチャル恋愛が出来るんじゃないかという
不謹慎さというか邪な心で行きたいのですが
どうやらこの映画は予想に反して良さそうですね!

実はえれぴょんこの映画での撮影で女優としての
力量のなさを感じたのかAKBを辞めて本格的に
女優としての仕事に専念していくみたいです・・・
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-10587873930.html

第2の永作博美になるのかなと思っておりますが
この脱退を機会に自分みたいなデレデレした
アイドル心理に対してアンチを掲げて頑張って欲しいですね。
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