＜07年8月4日公開作＞

　あ〜、頭が痛い。だいたい年に1回ぐらい風邪をひくんですが、夏に寝込んだのは久々です。かなり良くなってきたんだけど、まだ頭痛は治まらないや。

　気を取り直して、週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが、今回はゼロ。とりあえず自分にとって優先順位が高い順に並べました。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

『トランスフォーマー』（米）
　金属生命体が地球に侵入して大暴れ、という楽しそうな映画。監督はマイケル・ベイで、製作総指揮がスティーブン・スピルバーグ。迫力ありそう。

『星影のワルツ』97分
　青年と祖父をめぐる出来事を通じて人生の悲哀を描くドラマ……らしい。主演は喜味こいし、監督は写真家の若木信吾。伏見ミリオン座にて。

『怪談』119分・PG-12
　落語をもとにした恐怖と官能のドラマ……らしい。監督は中田秀夫で、主演は尾上菊之助。他に黒木瞳、井上真央、麻生久美子、木村多江、瀬戸朝香と、美人女優が多数出演。コワい映画も時代劇も苦手だけど、これは気になるなぁ。
　中田秀夫といえば世間一般では『リング』が有名ですが、『ラストシーン』という秀作もあります。とにかくもう、麻生佑未の美しさは眩暈がするほどでした。西島秀俊、麻生久美子も好演していました。

『リトル・チルドレン』（米）137分・R-15
　郊外の住宅地を舞台に、大人になれない大人たちの日常を描くヒューマン・ドラマ……らしい。主演はケイト・ウィンスレット。予告編の印象では、かなり見応えありそう。伏見ミリオン座にて。

『消えた天使』（米）105分・R-15
　ベテラン監察官が少女誘拐犯の心の闇に迫るサイコ・サスペンス……らしい。監督は『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ。ハリウッド進出1作目だそうです。主演はリチャード・ギア。クレア・デインズ、アヴリル・ラヴィーンも出演。

『プロヴァンスの贈りもの』（米）118分
　南フランスの田舎町を舞台にした大人の男女の恋物語……らしい。監督がリドリー・スコットで主演がラッセル・クロウという『グラディエーター』コンビの作品ですが、今回はずいぶん趣が違うみたい。ゴールド劇場にて。

『ヒロシマナガサキ』（米）86分
　被爆者14人と原爆開発に関わった科学者らの証言を集め、現代人に警鐘を鳴らすドキュメンタリー……らしい。『はだしのゲン』を描いた中沢啓治も出ているそうです。名古屋シネマテークにて。

『劇場版仮面ライダー電王　俺、誕生！』
『電影版　獣拳戦隊ゲキレンジャー　ネイネイ！ホウホウ！香港大決戦』
　人気TVシリーズの劇場版。どっちもほとんど見たことありません。仮面ライダーの方には、陣内智則、星野亜希、渡辺裕之も出演。一方、ゲキレンジャーには小野真弓、インリン・オブ・ジョイトイなど。

『劇場版NARUTO　ナルト　疾風伝』
　人気シリーズの4作目。すんません、こっちも全然知りません。

　えー、『河童のクゥと夏休み』を観ました。これは傑作。あまりにも真っ当すぎて、その真っ当さが逆に欠点になっているのかも、と思えるほどでした。とにかく、これほど志が高く、なおかつ技術的にも優れている作品は滅多にないんじゃないでしょうか。四の五の言わず、とっとと観るべし！