約1年前、病院で特定健康診断を受けた際、ウエストを測ってくれた看護婦さんが僕に言った。
「56.5ですね」
「ええっ、そんなに細いはずないでしょ」
「でも、56.5ですよ。ほら」
そう言って看護婦さんはメジャーの目盛りを指差す。僕もそれをじっと見る。看護婦さん、メジャーに顔を近付けて、さらによく見る。
「あ、すみません、66.5でした。あはは」
そりゃそうでしょ。グラビアアイドルじゃあるまいし、56.5なんて!
そして1年後。つい先日のことだ。同じ病院で健康診断を受けた時、僕のウエストを測った看護婦さん(去年と同じ人だったかどうかは不明)が言った。
「56ですね」
「ええっ、そんなに細いはずないでしょ」
また同じ間違いかよ。まあ、別にいいけどさ。そう思っている僕のウエストを、再び看護婦さんが測る。で、その目盛りを僕に見せる。
「やっぱり56ですよ、ほら」
僕もそれを凝視する(老眼なので、ちょっと身体を反らして)。うむむむ、確かに56センチだ。ってことは、僕のウエスト、この1年で10センチも細くなったのか?
ちなみに体重は46.2kgで、昨年より1.4kg減。ただし、ポケットに財布も携帯電話も鍵も入れたままだったので(そういう測り方もいかがなものか、と思うけど)、実際は45kgぐらいじゃないかな。BMIは16.4だった(基準値は18.5~25.0)。
●コレステロール値が驚異的?
去年、僕のコレステロールの数値を見て、お医者さんが驚いていた。
いわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロールは101と人並みなのだが(119以下なら問題ナシらしい)、「善玉コレステロール」と呼ばれるHDLコレステロールが100だったのだ。こちらの基準値は40~77。それを上回ってるわけだけど、「善玉」と称されるものであるからまったく問題ナシ、とのこと。
そもそも善玉コレステロールには「血管にこびりつた悪玉コレステロールを退治する」というような効用(ホントはもう少し複雑なのでだが、面倒なので省略)があるので、これが高いというのは、すこぶる良いことであるそうだ。
しかも、これだけ善玉の数値が高く、なおかつ悪玉の数値とほぼ同じってのは、そのお医者さんによると極めて珍しいケースらしい。もしかして僕は希少種?
ちなみに、あれこれ検索してみたら「善玉コレステロールが高すぎるのも問題アリと最近は言われてる」というような文言も目にしたけど、まあ、気にしない、気にしない。
で、今年は悪玉が95で善玉も95と、まったくのイーブン。そんでもって中性脂肪は去年の75から52へとダウン。基準値が30~149なので、もうちょっと下がっても大丈夫……だよね?
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以上、誰も興味ないかもしれませんが、今年の特定健康診断の結果でした。あ、メタボ判定は、もちろん「非該当」です。糖尿病の心配もなさそう。親父が長らく糖尿病を患っていたので自分もかかるかと思っていたけど、どうやら大丈夫みたいです。
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