☆『SAFE/セイフ』(アメリカ)94分
ジェイソン・ステイサム主演作! それ以外の情報は必要ないでしょ。とりあえず観なきゃね。ちなみに20日からは『エクスペンダブルズ2』も公開されますぜ。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
◎『魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語』(日本)?分
劇場版の2作目、というか後篇。これで完全に終わりなのかな? 早く観たいけど、熱心なファンに混ざって観るのがどうも億劫で……。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『推理作家ポー 最期の5日間』(アメリカ)110分
推理小説で有名な作家、エドガー・アラン・ポーが殺人事件の解決に挑むさまを描いたサスペンススリラー……らしい。主演はジョン・キューザックで、監督は『Vフォー・ヴェンデッタ』のジェームズ・マクティーグ。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
○『最終目的地』(アメリカ)117分
『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』などで知られるジェームズ・アイヴォリー監督による文芸ドラマ……らしいです。アンソニー・ホプキンスやシャルロット・ゲンズブールとともに、我らが真田広之も出演! どんな役なんだろ。
※上映館/名演小劇場
『キック・オーバー』(イギリス)95分
マフィアから大金を奪った男が刑務所から脱獄を図るさまを描いたクライム・アクション……らしい。主演はメル・ギブソン。
※上映館/109シネマズ名古屋
『スリープレス・ナイト』(フランス)102分
息子を人質に捕られた刑事の孤独な戦いを描くノワール・アクション……らしい。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『よだかのほし』(日本)82分
宮沢賢治の童話『よだかの星』を基にしたヒューマン・ドラマ……らしい。主演は『森崎書店の日々』の菊池亜希子。
※上映館/伏見ミリオン座
『大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス』(韓国)90分
白亜紀の朝鮮半島に生きる恐竜の姿を実写とアニメで描いたアドベンチャー……らしい。恐竜好き必見っぽいです。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『死ガ二人ヲワカツマデ…/第一章 色ノナイ青』
『死ガ二人ヲワカツマデ…//第二章 南瓜花 -nananka-』(日本)84分/102分
殺し屋になろうとする少女と虚無感を抱いて生きる男の壮絶な運命を描いたアクション・サスペンス……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ
『劇場版 私立バカレア高校』(日本)92分
人気学園ドラマの劇場版で、ジャニーズJr.とAKB48が共演しているそうです。そうでっか。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『夏の祈り』(日本)129分
被爆高齢者のための老人ホームについてのドキュメンタリーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
『宇宙戦艦ヤマト2199 第三章「果てしなき航海」』(日本)?分
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
<タルコフスキーとソクーロフ>
アンドレイ・タルコフスキー監督作8本と、アレクサンドル・ソクーロフ監督作3本を上映。『惑星ソラリス』もありまっせ。
※上映館/名古屋シネマテーク
<中国映画の全貌2012>
計10本を上映。『さらば、我が愛』『孫文の義士団』も上映されます。
※上映館/シネマスコーレ
<牛乳ナイトデラックス>
内藤瑛亮監督作品『先生を流産させる会』『お兄ちゃんに近づくな、ブスども!』『廃棄少女』『牛乳王子』を上映。
※上映館/シネマスコーレ
『中島みゆきLIVE&PV 歌姫 劇場版』(日本)114分
ライブ映像に加え、プロモーションビデオなども上映されるそうです。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
<大須映画祭>
明日と明後日開催されるそうです。うーん、いまひとつ魅力が感じられない……でもまあ、せっかく始めるなら長く続けてほしいもんです。
船戸与一の短編『夏の渦』(短編集『新宿、夏の死』に収録)を映画化した『EDEN』、来月公開されるそうです。『海燕ホテル・ブルー』に続いて、年に2本も船戸先生原作の映画を観られるとは!
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さて、続いてラジオ情報。なんと、今夜のオールナイトニッポンGOLD、バカリズムじゃん。聴かなきゃ。
●バカリズムのオールナイトニッポンGOLD 東海ラジオ 10/12(金)22:00~23:50
●0時のつぶやき ナガオカ CBCラジオ 10/13(金)24:00~25:00
小南泰葉がゲスト! 前回がものすごく面白かったので、今度も楽しみです。
●坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD 東海ラジオ 10/15(月)22:00~23:50
「驚き桃の木半世紀」が終わったのが残念。70代の頃の話、ものすごく面白かったです。最初の数回を聴き逃したのは悔しい限り。YouTubeとかで聴けないかな(違法でしょうが)。誰か知ってたら教えて!
で、来週のゲストは志村けんだそうです。どんなことを話すんだろ。山下達郎が出た回は、かなり奥深くて勉強になりました。達郎さん、博識すぎ。
●J-POPを聴き解く――13人のうたとことば 講師:田家秀樹 NHK第2 10/17(水)20:30~21:00
●すっぴん ゲスト/園子温 NHK第1 10/18(木)8:05~11:50
※ゲストが出るのは10:05~11:15(のはず)。ちなみに19日(金)のゲストは平田オリザですが、こちらは聴けそうにないなぁ。
●サンドウィッチマンのオールナイトニッポンGOLD 東海ラジオ 10/19(金)22:00~23:50
『ロックンローラー近田春夫の 歌謡曲って何だ?』、来週はお休みみたいですね。
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この1週間で読み終えた本。
●オスカー・ワオの短く凄まじい人生/ジュノ ディアス
●デッドマン/河合莞爾
●球界の野良犬/愛甲猛
『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』は去年、海外文学好きの間で絶賛された作品。「オタク」であるドミニカ系アメリカ人青年の苦難の日々が描かれています。評判通り、すごく濃厚で濃密でパワフルな小説でした。ただ、自分がドミニカの歴史に無知なので、どこまでが本当のことなのか分からなくて戸惑った、というのが正直なところでもあります。すんません、浅学非才なんです。
それはそうと、愛甲猛の人生もオスカー・ワオに負けないぐらい凄まじいと思います。
この1週間で観た映画。
●ペンギン夫婦の作りかた(試写)
●ツナグ
●アシュラ
●新しい靴を買わなくちゃ
●BUNGO ささやかな欲望 見つめられる淑女たち編
●BUNGO ささやかな欲望 告白する紳士たち編
スクリーンで顔を見るだけに「この人、誰だっけ?」と思える男優や女優がいるわけですが、最近だとその典型例が大野いと! 『愛と誠』でも最後まで分からなかったし、『ツナグ』でもエンドクレジットを見て「ああ、大野いとだったんだ」と思った次第です。というか、『愛と誠』では痩せていたけど、今回はふっくらしてたもんね。髪型も変えてるし、同じ人物にゃ見えんて。役作りのために体型とかも変えてるとしたら、大したもんです。
で、その『ツナグ』なんですが、遠藤憲一を筆頭に良い役者をたくさん使ってるし、それぞれのエピソードはそれなりに見応えがあるんですが、どうも全体的には散漫な印象しか残りません。もうちょっと工夫すれば良い作品になったんじゃないかなぁ。と言いながら、どこをどう工夫すればいいのか思い浮かばないので偉そうなことは言えませんが。
『アシュラ』は、貧しい時代に生きる「人喰い少年」の物語。もちろん貧しいのは主人公だけではなく、権力者以外はみんな貧しい、という世の中です。その中で人肉を喰らいながら生きていくアシュラの姿は、どこか爽快でもありました。ただ、これをもしも子どもの頃に観たら、トラウマになっていたかも。なので万人向きではありませんが、僕としてはオススメです。
『新しい靴を買わなくちゃ』は、映画好きの間ではすごく評判が悪い(よね?)北川悦吏子の脚本・監督作。まあ、確かにテレビドラマ『素直になれなくて』みたいに「なんじゃコレ」と言いたくなる作品はありますが、初監督作である映画『ハルフウェイ』の前半は素晴らしかったし、僕は割と好感を持っています。
で、この『新しい靴を買わなくちゃ』も、なかなか洒落た会話劇。人によっては「何も起こらねえじゃんか」と思うかもしれないけど、これは会話のリズムとか間合いこそを楽しむ映画なのではないでしょうか。観ていて心地よかったので、僕としては満足です。まあ、好き嫌いは分かれるかもしれませんが。
それはそうと、中山美穂が登場した瞬間から気になったのは、ちょっとお腹が出てる……というか、ポッコリしてるというか……ええっと、あれは単に服が膨らんでいただけ? それともホントにお腹が出てるの? いや、全体的にはスレンダーでスラッとしてるんだけど、どうもお腹のあたりが気になって仕方なかったんです、ずっと。すんません。
この映画、プロデュースと撮影は岩井俊二。終盤の重要なシーンでは、いかにも岩井俊二、という映像が楽しめます。この人、「光」の使い方がホントに上手いですよね。あれ、どこまでが自然光なんだろ。いわゆる「マジックアワー」に撮影したのかな?
『BUNGO』2本は、日本を代表する小説家の短編6本を映像化したオムニバス(各3本)ずつ。ただ、それよりも「女優を楽しむ映画」として観るのが正しいような気がします。で、一番魅力的だったのが、性悪女を演じる石原さとみ。笑っちゃうぐらいのイヤな女です。たぶん本人も楽しみながら演じてたんじゃないかな。ただ、ラストは蛇足のような気がしました。
谷村美月、橋本愛、成海璃子も好演していましたが、波瑠と水崎綾女の二人もすこぶる魅力的でした。世の中には、まだまだ素敵な女優さんがたくさんいるわけですね。
女優と言えば、前回書きそびれていましたが、長澤まさみの新しいドラマ『高校入試』が始まりましたね。不穏な雰囲気に満ち満ちており、あんまり精神衛生上よろしくない展開になるような気がしますが、とりあえず最後まで観るつもりです。