少年トッパ

<2023年4月14日・15日公開作> 『search/#サーチ2』『わたしの見ている世界が全て』など

週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ!

『search/#サーチ2』 <シネマトゥデイ>
全編パソコンの画面上でドラマが展開した傑作『search/サーチ』の続編。楽しみにしていました。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ名古屋茶屋

『わたしの見ている世界が全て』 <シネマトゥデイ>
自分本位で周囲と折り合えない女性が主人公の家族モノのようです。タイトルに惹かれます。
※上映館/センチュリーシネマ

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 <シネマトゥデイ>
これまたタイトルが秀逸。大学の「ぬいぐるみサークル」が舞台のヒューマンドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『サイド バイ サイド 隣にいる人』 <シネマトゥデイ>
坂口健太郎主演作。傷ついた人を不思議な力で癒やすことのできる青年を演じているそうです。齋藤飛鳥も出演。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ伏見ミリオン座

『聖地には蜘蛛が巣を張る』 <シネマトゥデイ>
イラン映画。実際に起きた連続殺人事件を題材にしたクライムサスペンスだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『幻滅』 <シネマトゥデイ>
バルザックの小説の映画化。19世紀前半のフランスが舞台だそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『ハロウィン THE END』 <シネマトゥデイ>
シリーズ最終章……なのかな? 1作目はずいぶん昔に観た記憶がありますが、それ以外は未見です。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ名古屋茶屋

『見知らぬ隣人』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。警察官志望の男性が主人公の密室サスペンスだそうです。
※上映館/イオンシネマ名古屋茶屋

『夢半ば』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『SAD CHAIN~探偵は夜に蠢く~』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』 <シネマトゥデイ>
シリーズ第26弾。今度こそ100億円を突破するか、ということが注目されていますね。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

『ケアを紡いで』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

●リバイバル&特集上映(一部のみ)

<OP PICTURES+フェス2022>
計11本のピンク映画が上映されます。
※上映館/シネマスコーレ

<『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』公開記念特別上映>
『演者』『人間の碑 90歳、いまも歩く』『おみすてになるのですか 傷痕の民』
※上映館/名古屋シネマテーク

伏見ミリオン座では『ラスト・エンペラー』を上映。この作品の音楽で坂本龍一がアカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞しました。

シネマスコーレでは韓国映画『最後まで行く』を上映。5月に公開される岡田准一&綾野剛主演作のオリジナル版です。

大須シネマ三越映画劇場シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。大須シネマでは17日から『ハチミツとクローバー』『花とアリス』『四月物語』が上映されます。

*     *     *

●観た映画

『ザ・ホエール』※オススメ
体重270キロになるまで太ってしまった男が主人公です。身軽に動くこともままならず、食事はデリバリーで過ごす毎日。余命わずかという状況で、疎遠になっていた娘と会うことを切望し、関係の修復を図ろうとする……という話。
精神的にも肉体的にも追い詰められた男が必死にもがくさまはすさまじく見応えありましたが、何よりも目を引くのは270キロの肉体! もちろん特殊メイクではあるわけですが、これだけ太ると身体の形というのはこういう風になるんだ、と驚きながら凝視していました。
どう考えてもトイレでお尻を拭けないだろからウォッシュレットは必須だろうけど、アメリカの一般家庭には普及してたっけ。設置されていたとしても一度は紙で拭く必要があるわけだから、いつもどうしてるんだろ。などなど、ついつい余計なことを考えたりしてしまいました。

『ノック 終末の訪問者』※一見の価値あり
<ネタバレあり>この映画の場合、ネタバレありというよりも、最後の最後までネタがバラされない、というのが大きな特徴。つまり、謎が謎のままで終わってしまう、という話なわけです。
ある日、人類滅亡の危機を訴える4人組が唐突に現れ、平穏な暮らしを送っている家族3人に「3人のうち誰かを犠牲にせよ」みたいなことを言うわけです。言われた側は当然、受け入れません。抵抗します。4人組は力ずくで指示に従わせようとし、家族3人は何とか逃れようとする、という展開。
観客としては、その人類滅亡の危機が真実であるかどうか、そして、その状況を生み出したのは何者なのか、という興味を持ってスクリーンを見続けるわけです。例えば異星人、もしくは神のような創造主が人類を滅ぼすことを決めてしまい、4人組はそれを阻止しようと奮闘しているのではないか、など。
しかし結局、そうした答えは描かれません。4人組が訴えた通り、本当に人類は滅亡していくのですが、「なぜ?」という問いへの回答はナシ。かなり肩透かしを食らった気分にもなりましたが、緊迫感は充分にあってハラハラさせられたので、まずまず満足できました。

『世界の終わりから』※オススメ
紀里谷和明監督の新作。インタビュー記事を読んだら、本作が最後の監督作になるかも、という覚悟で作られたようです。
世界が終わることを希求しているようにも思える展開は、まさしく紀里谷ワールドの総決算のように感じました。賛否は割れそうですが、ものすごく気迫がこもった力作であることは間違いありませんし、なかなか先が読めない展開にも唸りました。
ところで、そもそも紀里谷監督は映画好きにはやたら評判が良くないですよね。それには、本人の見た目が良すぎる、という点が影響しているようにも感じます。実際、すこぶる男前ですからね。数年前にキャンペーンでお会いしたい際には、ものすごく辣腕のビジネスマン、という印象を受けたものです。
それはともかく、この作品の最大の功労者は主演の伊東蒼。『さがす』や『空白』でも絶妙な存在感を見せていましたが、今回もか弱さと強靭さのバランスが素晴らしく、憂いを讃えて表情に惚れ惚れしました。この先ますます良い女優さんになっていく気がします。

●読んだ本

『朝星夜星』朝井まかて
『父ではありませんが 第三者として考える』武田砂鉄

●お気に入りor気になるMUSIC

斉藤和義『PINEAPPLE』

UNISON SQUARE GARDEN『Ninth Peel』

SPOOL『(image for)drawing on canvas』

おかもとえみ『wwavess』

スピッツ『美しい嘘』

KANA-BOON『ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほ』のMusic VideoがYoutubeにアップされました。超オススメ。

●テレビの新番組の感想あれこれ

新しく始まったドラマやアニメ、あれこれ見ています。ドラマでは、まずは『風間公親―教場0―』。これまでの『教場』もなかなか見応えがあったので楽しみにしていました。
で、今回もキムタクはカッコいいし他の役者陣も好演していたんですが、序盤の事件での被害者の行動の真意には「えええっ」と思っちゃいました。ご覧になった方なら分かるでしょうが、車の走行ルートが……あ、ここからネタバレです。地図で走行ルートをなぞると犯人の名前が分かる、という展開ね。いやいや、そんな回りくどいことする? しかも、かなりガタイが良くて腕力も強そうな男だったじゃん。いくらなんでも不自然じゃない? そう思ったのはもちろん僕だけじゃないようで、同じような指摘をしているネット記事がいくつかあったようです(すんません、タイトルを見ただけで本文は読んでません)。
あと、キムタクはカッコいいんだけど、ああいう言動をパワハラのように感じてしまう自分もいたりします。少なくとも自分が部下なら、ああいう上司はイヤ。まあ、そうは言いながらも、とりあえず2回目も見ようと思ってます。
他に見たドラマは、ひたすら可愛い香音がタチの悪い粘着ファンを演じる『ガチ恋粘着獣』、波留がまるっきり家事ができないキャリアウーマン(って死語?)を演じる『わたしのお嫁くん』、芳根京子が知的財産権をめぐって奮闘する『それってパクリじゃないですか?』。お察しの通り、すべて女優さん目当てで見ました。どれも、たぶん2回目も見るはず。
アニメでは、まず『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』。原作を読んでいるので先の展開は分かっているんですが、これまでのシリーズも全部見ているのでとりあえず見続けようと思ってます。『【推しの子】』も見ました。これまた原作を9巻まで読んでいるので展開は分かっているんですが、それでも引き込まれました。この2本、どちらも映画館で上映されただけあって、作画がかなり緻密だと感じました。いや、さほどアニメに詳しいわけじゃないから偉そうなことは言えませんが。
もう1本、原作をまったく読んだことがない『事情を知らない転校生がグイグイくる。』も見てみました。小学校を舞台に「いじめ」を題材にした作品なのに、すこぶる愉快で痛快。大いに笑わせ、幸せな気分にさせてくれる作品でした。

*     *     *

スガキヤの夏メニュー、始まりました。大好きな「ざるラーメン」、今年もあるじゃん! うれしい……と思ったら、なんと、スープが1種類のみ。いやいや、しょうゆベースとゴマだれの2種類があるところが最大の魅力だったのに!
でもまあ、和風とんこつスープも美味しそうなので、近いうちに食べてみます。

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