「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
☆『ゲゲゲの女房』(日本)119分
説明不要ですね。朝ドラ版では向井理が水木しげるを演じていたわけですが、こっちでは宮藤官九郎。そして、ご夫人役は吹石一恵。監督は『私は猫ストーカー』の鈴木卓爾で、音楽はムーンライダースの鈴木慶一。で、主題歌を小島麻由美がムーンライダースと歌ってます。
※上映館/伏見ミリオン座
☆『ヘヴンズ ストーリー』(日本)278分
瀬々敬久監督による群像劇(予備知識ナシで臨みたいので、内容の説明は省略)。なんと、4時間38分の大作! トイレを我慢しながら観る羽目になるのか? ちと心配です。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『ノルウェイの森』(日本)133分
ご存じ村上春樹のベストセラーの映画化。監督はベトナム出身のトラン・アン・ユンで、主演は松山ケンイチ。他に菊地凛子、新人の水原希子、高良健吾、玉山鉄二など。まあ、とりあえず観るつもりです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『ナイト・トーキョー・デイ』(スペイン)98分
東京を舞台に繰り広げられるオトナのラブ・ストーリー……って、よく分かりませんが、菊地凛子主演作なので気になります。監督は『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ。
※上映館/名演小劇場
◎『ロビン・フッド』(アメリカ・イギリス)140分
リドリー・スコットが監督でラッセル・クロウ主演、という『グラディエーター』コンビの歴史スペクタクル大作。とりあえず、ド迫力なのは間違いないと思います。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎<名古屋きしめん映画まつり>
城定秀夫監督・田代さやか主演の『キシメンちゃん』と、伊藤秀隆監督・市井紗耶香主演『名古屋MEN'S物語』の2本立て(計40分ぐらい)。きしめんのPRのために作られた映画だそうです。料金は200円で、なんときしめんの乾麺がもらえるんだって。
※上映館/シネマスコーレ
◎『ZERO:9/11の虚構』
「9・11」に於けるアメリカ政府の公式見解の捏造ぶりを暴く、みたいなドキュメンタリーだそうです。確かに、素人目にも矛盾に満ちてますもんね。どんな内容なのか気になります。
※上映館/シネマスコーレ
『クリスマス・ストーリー』(フランス)150分
クリスマスに久しぶりの再会を果たした家族の物語……らしい。主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。もうすぐ公開されるフランソワ・オゾン監督作『しあわせの雨傘』でも主演みたいだし、ホントに最近大活躍してますね。
※上映館/名演小劇場
『442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍』(日本・アメリカ)97分
第2次大戦時に日系人で構成された米軍442連隊の真実と、生存者たちの現在を描いたドキュメンタリー……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
ここからはリバイバルや特集上映。
『エル・トポ』製作40周年デジタルリマスター版
1971年に作られたメキシコ映画で、カルト的人気を博す作品……なのですが、恥ずかしながら未見です。というか、何かの特集上映で観たような気もするんですが、まったく内容を覚えてないので未見みたいなもんですね。観ておいた方がいい?
※上映館/伏見ミリオン座
<現代傑作アニメ祭>
川本喜八郎監督の『死者の書』、今敏監督の『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』、片渕須直監督の『マイマイ新子と千年の魔法』を上映。川本喜八郎監督と今敏監督は今年亡くなってしまいました。改めて、合掌。
※上映館/シネマスコーレ
<SPOTTED758 FEST./VOL.6>
マイナーでレアな日本映画を続々と公開するイベント。今回は井口昇の新作(ザ50回転ズのプロモ)、『サイタマノラッパー』の1作目など。ゲストも多数来場するそうです。
※上映館/シネマスコーレ
* * * * *
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観ました。これ、キムタクが好きかどうかで大きく感想が違ってくるでしょうね。僕はまあ、別にキムタクを嫌いじゃないんですが、この映画での彼には「?」の連続でした。なんて言うか、いわゆる世間が考えるキムタク像みたいなものがあると思うんですが、ほぼ100%、その通りのキムタクなのよ。軽口の叩き方とか、ちょっかいの出し方とか、ことごとく「ザ・キムタク」という感じ(と断言できるほど普段のキムタクをよく知ってるわけじゃないけど)。
なのでまあ、往年の古代進を好きな方々には「こんなの古代じゃない」と言われること確実だと思います。そこまで思い入れのない僕でさえ、「あれ? ちょい軽すぎないか?」と思ったもんね。
しかし、それはそれでいいとしても、主人公である古代進と他の乗務員たちとが信頼感を育む過程が描かれない……というか、描こうとしていないのは致命的な欠点じゃないでしょうか。オリジナル版がどうだったのか記憶が曖昧なので比較はしないけど、この映画での古代進は、ヤマトに乗り込んで来るやいなや、過去の部下たちから絶大に歓迎されるわけです。てっきり「ヤマトに乗り込むが、他の乗務員たちに受け入れられない」→「何らかの功績を上げ、それによって認められる」という、つい最近の『スター・トレック』的な展開を予想していた僕としては、思いっきり肩すかしを喰らった気分になっちまいました。だってさ、こういう集団モノの場合、そういった部分が一番大事でしょ。どうやってチームが形成されていくか、どんな風に仲間意識が芽生えていくのか、どのように絆を深めていくのか。これこそがドラマの見世場じゃん。そこを完全にスルーして「実は歴戦の勇者だった」って語られてもねぇ。
それと、「敵」の描き方が中途半端じゃないでしょうか。アニメを実写化するに当たって「どうやってリアリティーを出すか」に腐心したのでしょうが、結局のところ上手い着地点を見つけられなかったように思います。たぶん、オリジナル版のように「人間の格好をした異星人」を出すと、ウソ臭くなると考えたのでしょうね。しかし、あんな風に簡単に人間に……あ、ここからはネタバレです。えっと、簡単に人間に憑依することができる能力を持っているなら、キミたちとっくに地球を侵略できてるじゃん、と思えて仕方ありませんでした。
ちなみに、この映画で僕が一番印象に残ってるのは、キムタクが口元を拭いながらコックピットに戻ってくるシーン。最後の最後で、なぜ彼がその時に口元を拭っていたのかが明らかになるわけです。お前ら、やることやってんじゃん!
『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』も観ました。エロでワイルドなB級活劇。美女同士の取っ組み合いや罵り合いを見たい方には超オススメです。あ、僕は別に、かような趣味は……ゴホゴホッ。
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